昨日の続きです。
ライム・パーク Lyme park。
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ジェーン・オースティンの名作「自負と偏見 Pride and prejudis 」 が1995年にBBCによってテレビドラマ化された時、ミスター・ダーシー Mr. Darcy が飛び込んで泳ぐシーンを撮影するのに使われた池があります。
ダーシーズ・ポンド Darcy's Pondと呼ばれ、かくれた観光名所になっています。
(別にかくれてはいないか・・・?園内で配布しているウォーキングコース案内にも「見どころ」として明記されているし、地図にも載っていますし)
「撮影に使われた」と言う記述はどこにもありませんがみんな知っています。
短距離でラクという触れ込みの、ダーシーズ・ポンドが含まれるルートを地図にそって歩いてみました。
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勾配を上りきるとすぐ、カフェや駐車場などパークの施設や邸宅、ライム・ホール Lyme Hall が見えなくなり、見渡すかぎりの野原です。
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寂寥感たっぷりでパークの敷地内だということを忘れるほどです。
ふりかえると、ライム・ホールの向こうの丘のてっぺんにあるケージ Cage と呼ばれる、ハンティング・ロッジ(狩りの際の休憩所)が見えます。
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突然横手にダーシー・ポンドが出現。
これですよ!
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どうってことないですね・・・・・。
暑い日にコリン・ファース Colin Fieth が演じるミスター・ダーシーが池に飛び込んで、服を着たままひと泳ぎした後、濡れたシャツを胸にはりつけて池から上がってくるところを、物語のヒロインのエリザベスに目撃されます。
原作にはないこのシーンがイギリステレビ史上に残る大センセーションを巻き起こしました。
原作に忠実であるべきBBCの文芸作品のテレビドラマ化に「セックス・アッピール(濡れたシャツ)」シーンを挿入する是非がもちろん論議されました。
そんなことより濡れたシャツ!
エリザベスに男性としてのミスター・ダーシーを意識させ、女性視聴者をよろこばせるためなら、裸にしたほうが効果的ではないかと当時のだれもが思ったはずです。
暑い日に自宅の池で泳ぐのに(エリザベスが訪ねてきて庭を勝手に散策しているのを彼は知りませんでした)シャツを脱がないのは、不自然ではないでしょうか?
しかし!ウケたのです、ミスター・ダーシーの濡れたシャツ。
男性の上半身裸なんて見慣れた現代の女性の目には、こっちのほうがずっと官能的でした。
演じたコリン・ファースは女性視聴者のあまりの騒ぎように当惑して、セックス・シンボルとして注目され続けると今後の役柄が限定される、と判断して、以後20年間、かっこよさを売り物にした出演依頼を一切却下し続けたそうです。
ライム・パークとミスター・ダーシー関係の記述のあるウェッブサイトは(いまだに!)多数あります。
面白くないジョークのキャプション付きの、おなじみ「濡れたシャツ写真」です。
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池の出てくる写真も、やっとみつけました。
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ウォーキングコースの続きは、あした。
ミスター・ダーシーの住む、ペンバリー館として撮影につかわれた、ライム・ホール です。
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↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
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ライム・パーク Lyme park。
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ジェーン・オースティンの名作「自負と偏見 Pride and prejudis 」 が1995年にBBCによってテレビドラマ化された時、ミスター・ダーシー Mr. Darcy が飛び込んで泳ぐシーンを撮影するのに使われた池があります。
ダーシーズ・ポンド Darcy's Pondと呼ばれ、かくれた観光名所になっています。
(別にかくれてはいないか・・・?園内で配布しているウォーキングコース案内にも「見どころ」として明記されているし、地図にも載っていますし)
「撮影に使われた」と言う記述はどこにもありませんがみんな知っています。
短距離でラクという触れ込みの、ダーシーズ・ポンドが含まれるルートを地図にそって歩いてみました。
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勾配を上りきるとすぐ、カフェや駐車場などパークの施設や邸宅、ライム・ホール Lyme Hall が見えなくなり、見渡すかぎりの野原です。
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寂寥感たっぷりでパークの敷地内だということを忘れるほどです。
ふりかえると、ライム・ホールの向こうの丘のてっぺんにあるケージ Cage と呼ばれる、ハンティング・ロッジ(狩りの際の休憩所)が見えます。
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突然横手にダーシー・ポンドが出現。
これですよ!
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どうってことないですね・・・・・。
暑い日にコリン・ファース Colin Fieth が演じるミスター・ダーシーが池に飛び込んで、服を着たままひと泳ぎした後、濡れたシャツを胸にはりつけて池から上がってくるところを、物語のヒロインのエリザベスに目撃されます。
原作にはないこのシーンがイギリステレビ史上に残る大センセーションを巻き起こしました。
原作に忠実であるべきBBCの文芸作品のテレビドラマ化に「セックス・アッピール(濡れたシャツ)」シーンを挿入する是非がもちろん論議されました。
そんなことより濡れたシャツ!
エリザベスに男性としてのミスター・ダーシーを意識させ、女性視聴者をよろこばせるためなら、裸にしたほうが効果的ではないかと当時のだれもが思ったはずです。
暑い日に自宅の池で泳ぐのに(エリザベスが訪ねてきて庭を勝手に散策しているのを彼は知りませんでした)シャツを脱がないのは、不自然ではないでしょうか?
しかし!ウケたのです、ミスター・ダーシーの濡れたシャツ。
男性の上半身裸なんて見慣れた現代の女性の目には、こっちのほうがずっと官能的でした。
演じたコリン・ファースは女性視聴者のあまりの騒ぎように当惑して、セックス・シンボルとして注目され続けると今後の役柄が限定される、と判断して、以後20年間、かっこよさを売り物にした出演依頼を一切却下し続けたそうです。
ライム・パークとミスター・ダーシー関係の記述のあるウェッブサイトは(いまだに!)多数あります。
面白くないジョークのキャプション付きの、おなじみ「濡れたシャツ写真」です。
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池の出てくる写真も、やっとみつけました。
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ウォーキングコースの続きは、あした。
ミスター・ダーシーの住む、ペンバリー館として撮影につかわれた、ライム・ホール です。
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↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。