イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

途切れがちの投稿の埋め草に豪快なネコのあくび顔

2021年06月28日 06時59分27秒 | うちのネコ、よそのネコ
ネコのティブの連続あくび写真が撮れました。







迫力満点、咆哮するライオンのようでしょう?
....ちょっと違うか...?

例の「デン(隠れ家)」は健在です。


中にもぐりこんでこんもりと寝るのはすっかりやめていますが、この場所が好きなようです。
片付け時ですね...。
壊れてもいないスピーカーをどうしましょう?

臨時の物置き棚になっています。

後ろ脚を一本ずつ後ろに引く「伸び」の写真も撮れました。





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ワクチン接種が効果をあげて日常が戻ったかのように見えるイギリスではじまった、今度の競争相手はデルタ・ヴァリアント

2021年06月21日 19時48分22秒 | 気になる出来事、社会情勢
いつの間にか、パンデミック前の日常が戻ったようなイギリスの夏です。
写真はうちの庭の花です。



ストックポートは買い物客でいっぱい。
先週の週末はパブやカフェの屋外席が大賑わいでした。



とはいっても....
デルタ・ヴァリアント(インド変異株)の感染拡大が急速に進むイギリスでは6月21日に予定されていたロックダウン終了が無期延期(7月19日を目標にしています)になっています。

昨日、木曜日の1日の新規感染者は、16,703人、死者は21人。
先週の木曜日から昨日までの一週間の新規感染者数は44.8%増加です!

このままでは、2万人をすぐに軽く超えそうです。

ちなみに、昨日1日の検査件数は1150、834回です。
オンラインで申し込むとその日のうちに無料の検査キットが届きます。
毎日100万回以上検査してこれだけの感染者数を特定しています。



感染者数のわりには死者が少ないのにご注目。
全成人(18歳以上)の60.6%が2回のワクチン接種を昨日までに終えています。
1回目だけ受けた人は83.9%。


高齢者はすべて接種を終えている今、重症化して病院に搬送されるのは接種を受けていない40歳以下の若い人がほぼすべてだそうです。

ワクチン接種計画が確実に功を奏しているのです。

年末にケアホームの入居者と職員から始まって、高齢者、医療従事者と危険度が高い人たちから接種を進め、今では18歳以上でまだ受けていない人すべての予約が始まっています。
19歳と24歳のうちの息子たちにも「オンラインで予約をするように」というNHS(国家保健サービス)からの手紙が来ました。

7月中に何としてもすべての成人に少なくとも一回は接種を終えるつもりらしいのです。

デルタ・ヴァリアントのあまりにも急速な感染拡大で、1回目と2回目の接種の間隔が8週間(2か月)に短縮されました。
50代の私が2回目を受けた今月の初め頃までは12週間(3カ月)あきだったのです。

成人の大多数が1回目を接種し終わっている今、感染拡大スピードがハンパではないデルタにはできるだけ速やかにすべての人に2回目を接種して抗体を完全にすることで対応することにしたのです。

アルファ・ヴァリアント(英国変異株)が蔓延しだした年末年始にはできるだけ多くの人にできるだけ早く最初の1回だけでも接種しちゃおう、という方針で製薬会社が勧める3週間おきを12週間まで延長したのでした。
「抗体のすそ野を広げる」この計画は成功です!
最初の1回の接種を終えていれば、たとえ感染しても70%ぐらいの確率で症状が抑えられるということでから。



デルタの感染爆発地だったグレーター・マンチェスター北部の町、ボルトンととなりのランカシャーの町、ブラックバーンは感染者数が激減、現在落ち着いています。
18歳からのすべての人にエリアによっては予約なしで接種バスを巡回して接種をスピード完了しちゃったそうですから!





(☝スーパーマーケット、アスダの外壁からのびる可憐なタンポポの花です)

それでもここグレーター・マンチェスターは、イングランドのほかの12地域とともにデルタヴァリアント特別警戒区域です。

スコットランドのファースト・ミニスター、二コラ・スタージョンがスコットランド国民に「イングランドのグレーター・マンチェスターには特別大事な用事がない限り行かないように」と公的に発言、グレーター・マンチェスター知事、アンディ・バーナムを激怒させました。

バーナムの「今ではボルトンよりアバディーン(スコットランドの都市)より感染者が多いのを知らないのか」という発言に「もっと言ってやれ」と思いましたが....

いえ、別にスコットランドから誰もわざわざ来てもらわなくていいです。
みんなもうちょっとだから家の近所でじっとしていようよ、と思うのです。

夏に紫外線を浴びる南国の海岸ホリデーに行けないのなら生きていても意味がないと考える人がとても多いイギリスでは夏の観光産業は非常に重要なのです。
イギリスから行っていい国、イギリスからの観光客を受け入れている国のリストがコロコロかわり、今年の夏に暑い国に行くつもりで直前の予約をした人たちを混乱させています。
現在デルタ・ヴァリアントのヨーロッパ最大の培養地であるイギリスからの観光客が大挙して押し寄せたら、ワクチン接種がすすんでいない国々の人たちを危険にさらすことにならないか心配です。



接種を済ませている入国者も感染し、感染拡大源になることもあるのですから。
接種を受けている自分たちは症状が出ないだけで。

夏にイギリス人に来てもらわないと国家経済が破綻する(...は明らかに大げさですが)南欧その他の暑い国々もあるそうですから問題は複雑です。

この夏のオリンピックはそういうわけで無謀です。








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かわいい花が咲くのが楽しみ、まがまがしいトゲトゲの罠を持つハエトリソウにとりつく恐れしらずの緑のムシたち

2021年06月21日 06時56分11秒 | 英国の木々と草花
ハエトリソウの Vee のその後です。


先週の記事のリンクです☟☟
殺すのはハエだけではない!かわいい花が咲くのが待たれるハエトリソウの犠牲者はハチ!

つぼみのついた真ん中の茎が1週間とちょっとで倍の長さに成長しました。

例の下半身をくわえ込まれて死んでしまったミツバチの死骸はもうありません。


(ああ、前回に続いてまたお尻の写真をお目にかけてしまいました。となりの植木鉢でうんこしているのはバルセローナから来た大便小僧のダイちゃんです)

取り去るのが難しく、目を背けながらそのままにしていたのですが、3日前の朝トゲトゲに縁どられたタコスのようなハエトリ罠の葉がぱっくりと開いているのを見つけました。

トゲトゲにしっかりと刺さっていた乾燥したハチの死骸はボロボロに崩して取り去るしかありませんでした。
原型をとどめないハチの亡骸はとなりの鉢のダイちゃんの足もとに埋葬しました。

Vee は現在バスルームの窓際に落ち着いています。

つぼみが6つに分かれて膨らみはじめました。


キッチンの窓辺においておいたらいつの間にか小さな緑色のコバエの幼虫(アブラムシ)にびっしりととりつかれたのです。
水で洗い落して、バスルームにうつしてからはアブラムシの害は落ち着いています。
それでも毎日3~4匹ぐらい見つけては長い首に手で水をかけてムシをそっとこすり落としています。

成虫らしいケシ粒ぐらいの大きさの黒いコバエがタコスのような罠にとまったり出たりを繰り返しています。

食虫植物にたかるハエ、なんという度胸でしょう!
そしてたかられて何もせずにいるVee、お前はそれでも食虫植物か?!と言いたくなる体たらくです。

ちっぽけなコバエに葉を閉じたり開いたりの多大なエネルギーを無駄遣いをするのは極力避けているようです。

ドラマチックなスポットライトを用いて怖く見える写真を撮ってみました。


しっかり閉じた葉にとらえられた黒い大きなハエが薄く透けて見えるでしょう?
庭に出るドアを毎日ネコのために開け放している1階のキッチンにはよくハチやハエが入り込んできます。

めったに窓を開けない2階のバスルームで捕獲したこの大きなハエや何回洗い流しても新しく姿を現すコバエの親子は一体どこから来るのでしょう。

コバエの害に会い、完全な開花はもしかしたら期待できないかもしれません。






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イギリスでは決して珍しくはない国家の恥辱、珍現象...というわけではない職業にまつわる偏見考察

2021年06月20日 05時58分43秒 | 英国ってハズカシイ!
昨日、ストックポートのタウンセンターにあるスーパーマーケットに一週間分の買い出しし出かけました。

もう!
人がいっぱいの週末に怖ろしいデルタ変異株でいっぱいの街なかにわざわざ出かけるなんて、ワクチン接種を終えていい気になっていないか、私?
その通りです。

そして今日の話題は全く関係のない有名な建設作業員のお尻 builder's bottom


スーパーマーケット、アスダ Asda の裏出入口の外で目撃しました。
この人のお仕事は不明です。

ズボンがずり下がってお尻の谷間がしっかりと見えている現象をなぜかビルダーズ・ボトムというのです。
職業差別ではありませんか。

建設作業員(ビルダー)はビールをよく飲むという偏見があります。
今はもしかしたら安全法令などで禁止かもしれませんが休み時間にのどの渇きを潤すためにビールを飲んでいたという定評もあるようです。

日本でも見かける「ビール腹」と全く同じ現象です。
ビールの飲みすぎでお腹が出ちゃってズボンがとまるはずのウェストが消滅したのです。
日本では公序良俗に反するお尻出しをあまり見かけないと思いますが。
イギリスでは、本当にぜんぜん珍しくありません。

ああ、「半ケX」という下品な言葉を思い出しました。
全然見かけないわけではないようですね。
私は日本にいた時見たことがありません。



2枚も見たくないって?
せっかくこっそり撮った写真があるのでどうぞご堪能下さい。
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大した用事でもないのに出かけて行った天気のいい日のマンチェスター、実はまだロックダウンの最中で解除の予定も先延ばし...

2021年06月18日 06時36分21秒 | 気になる出来事、社会情勢
水曜日にマンチェスターに行きました。



ええ、デルタ・ヴァリエント(コロナウィルスのインド変異株)がウヨウヨしている(かもしれない)、人がいっぱいのいかなくてもいい大都市にです。
私のワクチンの抗体がそろそろ完成した頃だと勝手に決めつけました。

と言っても感染したら大ごとの夫は4日前に2回目を打ったばかりなのですが....

息子がオンラインショッピングで買った、サイズの合わないブラックジーンズを返品しに行く用事があったのです。
いえ、私は別に行かなくてもよかったのですが、13ポンドもするハカタ・ラーメンが食べたかったし....




おなじみ、安藤忠雄デザインの評判の悪かった「壁 The wall」が一部を除き取り払われたピカディリー・ガーデンズ Piccadilly Gardens です。

名物の噴水盤には一部だけじょぼじょぼ噴水があがっていて、しょぼたれたオペレーションでした。




天気のいい暑い日でした。
それにしても人の多さにはひるみました。

マンチェスターにいる間、ソーシャルディスタンシングには本当に心を配りました。

本当にロックダウンはまだ終わっていないのか、といぶかるようなのどかさです。




6月21日に予定されていたロックダウンの完全な解除は7月19日までに延期です。
昨日の新規感染者は11,007人、あ~あ。

ものすごい感染力のデルタ・ヴァリアント。
これでは本当に終わりません。

ワクチンの効果は表れています。
昨日1日のコーヴィッド死者はたったの19人ですから。
え、多いでしょうか?(日本の新規感染者は1、707人、死者は82人ですね)

かつて、魚の卸売りマーケットだった、マンチェスター・クラフト・センターの壁画新作です。


近所にあったネコ・カフェは閉店していました。

クラフト・センターすぐそばのティブ・ストリート Tib Street のストリートサインの写真を撮りました。


うちのネコと名前が同じなものですから。






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専用の隠れ家を得た、ぜんぜん隠れていないネコの安楽な日常のひとコマ

2021年06月16日 06時15分55秒 | うちのネコ、よそのネコ
夫がネコのティブのために「デン den(隠れ家)」を作ってくれました。


ここ数週間ほど、CDプレイヤーのスピーカー2つのあいだの狭いスペースがお気に入りの寝場所になっていました。


夫がもう使わないスピーカーを処分する決心をしてリビングルームの外に出してから1カ月がたちます。
どこも壊れていない完ぺきな状態のスピーカーをごみとして捨てるのは抵抗があるし、もらってくれる人を探す気力もなく、何となく廊下に居場所を見つけてしまった粗大ゴミです。

壁にかけることもなくしまってあった額もいっしょに廊下に出されて、これはラディエーターと並べて目立たないように壁の隅に立てかけてあります。
額の裏板をスピーカーの上にわたして「デンの屋根」。

3階から下りてきて曲がる時膝がぶつかってジャマです。

屋根ができてからは、犬小屋におちついたイヌのように、前半身を少し出してそれでも雨に濡れないように庇の内側に体をおさめるようになりました。


息子は自室から出てきてデンでくつろぐティブを見かけるたびにインターネット・ゲーム仲間に送る写真を撮っています。


これではいつまでたっても粗大ゴミが捨てられません。






昨日の午前中、となりの家の庭に専門の伐採業者が入って大木の切り株を地面と同じ高さに切り崩していく騒々しい作業をしていました


いくつもの輪切りにしていく作業は3階のうちの窓から見て楽しめたのですが、ネコにとっては騒音がかなりなストレスだったようです。
日中、ほとんど裏庭の塀伝いに近隣の裏庭を行き来して過ごすティブは作業中、自分のデンに固くこもっていました。





どうしたってはみ出しますが。
ティーンエイジャーの女の子たちが美人加工した自分の写真をソーシャルメディアに投稿する時に使うキラキラ加工を自分のネコの寝姿に施してみました。

なんだか神格化した死んだネコに見えなくもないような....



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イギリスの誇り、ジャガー・カー発祥の地であると同時に名高い(?)開かずの踏切がある近所の町

2021年06月15日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
最寄り駅、ウズムア Woodsmoor 駅 のプラットフォームでみつけた金属看板ポスターです。


地元アーティストの作品らしく、おそろしくローカルな地元エリアばかりのレトロ調観光ポスター(のパロディ)シリーズをウェッブサイトで販売しているようです。
プラットフォームにある屋根の下の掲示板にウェッブ・アドレスが書かれた宣伝チラシが貼ってありました。

ジョークは「うまい!座布団1枚」評価です。

All Things Come to Those Who Wait は「気長に待てばなんでも手に入る」あるいは「辛抱すれば希望がかなう」とでもいう意味でしょうか、よく聞く言い回しです。

そのパロディ、「Good things ! COME TO THOSE WHO WAIT (AND WAIT) IN...Woodsmoor ウズムアで辛抱強く待って待って待ち続ける人にはいいことがある!

よくぞ言ってくれた!

これがポスターに描かれている、「あかずの踏切り」です。


以前にも書きましたが、イギリスには踏切りがほとんどありません。
少なくとも町の中や住宅街の中には。
ほとんどの線路が頭上を走る高架です。
道路のはるか下を走っていて線路の上をいくつもの道路が渡っている地域もあります。
昔から、駅は高台のてっぺんなど高い場所に建設することが多かったようです。

その実、田舎には人がひとりやっと通り抜けられるほどの狭い幅の、 遮断機も警告音もない危険な「踏切り」(線路沿いの垣根の途切れた場所)がけっこうたくさんあるらしいのが驚きです。




このウズモア駅すぐそばの「あかずの踏み切り」にフラストレーションをたぎらせているのは私だけではなかったようです。

夜、定期的にマンチェスターから直通のバスに乗って帰宅していたころ、この先の国道 A6 でバスをおりてこちらに向かって歩いてきたものでしたが、3回にいちどはなぜか私の前で踏切がおりる!あるいは すでにおりている状態に遭遇するのです。

1回下りたら、10分ぐらい上がらないことがあります。
たいてい、2本ぐらい(場合によっては3本!)電車を通すあいだ遮断機はおりたままです。

「10分は少し大げさではないか」と思う方もあるでしょう。
時計を見て確認しました!最長10分です。

マンチェスター・ピカディリーと古代ローマ人が開発した天然温泉が湧く湯治場の街、バクストン Buxton を結ぶこの路線はかなり長い距離の街の中を地面と同じ高さを走っています。
マンチェスターへ向かう途中のストックポート駅に近づくあたりから、線路は道路よりぐっと低い位置にもぐり始めます。(線路の上を道路が橋のようにわたっています)

バクストンがあるピークディストリクトに入ったあたり(起伏にとんだ牧草地が続きます)はどうなのか確認していないのですが、マンチェスターとストックポート周辺に存在する踏切はこれひとつです。
他では道路や、イギリスではあまり見かけないフットブリッジ footbridge (歩道橋)が線路をまたいでいるようです。
(グーグル・マップで確認しました)

この写真の....


行き止まり標識の左側が坂になっているのがわかりますね。
線路をまたぐけっこう高い橋なのです。

右側の行き止まりにウズモア駅(無人駅)があります。

中央あたりの木の後ろに位置する、身に染みる教訓をたれるフクロウの木彫りアートについて以前書いた記事のリンクです☟☟☟。
(天気のいい日に撮りなおした鮮やかな写真と差し替え、駅舎の写真も加えました)

駅へと急ぐ人々を見下ろすフクロウに学ぶ人生訓!この頃やたらに見かける切った木の木彫り動物、フクロウは一番人気

いちど、じーっと立って踏切りが開くのを待っていることに辛抱が利かなくなり、少し戻って線路沿いに並ぶ古い家々のあいだを通って(徒歩5~6分)この線路をまたぐ橋まで歩いてきたことがあります。
ちょうど橋のてっぺんに差し掛かったあたりで、すぐ下にある駅から電車が発車しました。
そのあとすぐに踏切はあいたと思われます。

まあ、開くまで待っていても橋まで余分に歩いても、自宅にたどり着くまでの時間はほぼ同じだったのでしょうが、歩いたほうがただ立って待つより精神衛生上よっぽど良い!
夫はなぜ立って待っていられないのかといぶかりました。

せっかちなんでしょうね。
日本人の性分かもしれません(とあてにならない国民性論が登場)

バクストン方面行きの電車が通りました。


まだあきません。
もう1本か2本通すようです。
上から2番目の写真を見ていただければわかるように、クルマが1台しか通ることができない一方通行の踏切です。



踏切り番がいた時の名残りなのか古いベルが下がった昔の遮断機(?ではなさそうですね、なんだろう)が頭上高く残されています。


この踏切りは警告の音が全くなく静かです。

ちなみに、レトロポスターの下のほうに描かれた、とびかかる金属のジャガー像の下の控えめなキャプション....
「THE BIRTHPLACE OF JAGUA CARS AND HOME PLACE OF FLOWERY FIELD  ジャグワ・カーズの生誕の地でありフラワリー・フィールドの地元[であるウズモア]」
から驚くべき重要情報にたどり着きました。

ウズモアは英国を代表する高価な高級車メーカー、ジャグワ(ジャガー)・カーズ Jagua Cars の2人の創設者のうち1人の出身地なのだそうです!

駅のすぐそばにあるフラワリー・フィールドという通りで生まれた William Walmsley (1892~1961)が第一次大戦から復員した後に両親と住む自宅のガレージで始めた手作りのサイドカー(戦時中に普及したオートバイに取り付けるクルマ)ビジネスがジャグワの起源だそうです。

共同出資者、William Lyons を得てランカシャーの海辺の街、ブラックプールに移転してから美しい高級車の製造販売をはじめたそうです。

知りませんでした。



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私たち夫婦のワクチン接種がついに完了、予想された副反応が今回はどうやらなさそうな?(写真はネコ)

2021年06月13日 06時15分16秒 | 気になる出来事、社会情勢
土曜日、60代で特定の疾患がある夫が2回目のワクチン接種をやっと終えました。



もう、30代の人たちが受け始めているはずです。

先週、私が受けたのと同じマンチェスター・ラグビークラブで、予約は正午でした。

絶好のクリケット日和。
併設のクリケット場で毎週末開催されているらしいクリケットの試合観戦にたくさんの人がクルマで来ていました。

接種に来た人たちに割り当てられた奥の駐車場でクルマを乗り降りしていた人たちは、40代と見受ける人たちが多かったようです。
今週もよく空いていました。



1回目の接種後は私たち2人とも心配するには及ばない程度の、それでも一日寝込むほどの副反応が出たものですが...
先週の接種後、私はなんだかだるく疲れただけで心配していた発熱はありませんでしたし、どこも痛みませんでした。
(3日たった朝、起きた時に注射してもらった方の腕が重かったのは朝のうちに治りました)

昨日の午後、夫にもちょっと心配していた副反応は出ませんでした。
今日あたり、もしかしたら何か不調が出るかもしれません。



接種を受けてから抗体ができるまで最低10日かかるそうです。
10日ぐらいすると突然効き目が表れるわけではなく、接種した瞬間からすこーしずつジワジワと免疫力が上がっていくのだと思います。



一週間前に打った私も、昨日打った夫もまだ安全というわけではありません。



写真はうちの母子ネコです。
別々に撮った丸くなって寝るリヴィーと、息子ティブ、同時にあごからお腹をつけて同じ姿勢で寝る母子の姿をとらえました。
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殺すのはハエだけではない!かわいい花が咲くのが待たれるハエトリソウの犠牲者はハチ!

2021年06月12日 07時21分01秒 | 英国の木々と草花
6カ月ぐらい前にスーパーマーケットで見つけて衝動買いした、ハエトリソウです。


以前にも2回購入して、2回とも栽培に失敗、枯らしてしまった経験があります。

私は植木の世話は得意な方なのですが。
今度はどうやらだいじょうぶそう....か?すくすく育っている手ごたえがあります。

真ん中に突き立った茎がみるみる伸びていきます。



先端の丸いものは花のつぼみのようです。
いつ開くか、どんなかわいらしい花が咲くか毎日みるのが楽しみです。

Vee という名前を付けました。
ハエトリソウは英語で Venus frytrap と言います。

.....ああ、お目にとまってしまいましたね。
いやな思いをされた方、ごめんなさい。
トゲトゲに縁どられたた貝殻のような葉のワナに、ミツバチの死骸が挟まったままになっています。

むりに取り除いたほうがいいのか、そのままにしておいていいのかよくわかりません。
このミツバチが下半身をはさまれて、必死にもがいているのを数日前に目撃してしまいました。

花盛りのうちの庭で花から花へ飛び回るかわいらしいミツバチがかわいそうに家の中に迷い込んで、窓際においたVeeの蠱惑的なムシを引き寄せる甘い香りに誘惑されたようです。

助けようか自然の摂理、このままにしておくべきなのか迷いました。
葉を切ってこじ開けて出してやればよかったのかもしれません。

しばらくすると動きがとまって死んでいました。

購入してすぐにインターネットで読んだハエトリソウの育て方によると、ハエトリソウにムシを与える必要は全くないそうです。
土とじゅうぶんな水だけで栄養は足りているということです。

葉が閉じるところを見たくて異物を開いた葉にのせてみる人が多いらしいのですが、葉を閉じてまた開くのはかなりのエネルギーを使うので避けるようにと書かれていました。
以前に、私も小さかった息子たちと一緒に葉の中をちょんちょんとさわってスッと閉じるのを見て楽しんだことがあります。
すぐに枯れてしまったのはそのためかもしれませんね。

2か月ほど前に、このVeeは大きなハエを捕まえました。
葉が閉じる瞬間は見逃しましたが、ギョーザかタコスのような閉じた葉の中で黒っぽいハエがじたばた動いているのが透けて見えました。

マンチェスター・テロ以来、暴力と過激思想に屈しない連帯のシンボルとして親しまれているマンチェスターの紋章であるミツバチ(ハタラキバチ)を死なせてしまったのは心が痛みますが、ウンコにとまった足で私のキッチンを歩き回るきったならしいハエは Vee の栄養になっちゃっても全然気になりません。

ハエはそのうち動かなくなりました。
食虫植物は捕まえたムシを溶かして消化して体に取り込むのかと思ってゾクゾク、ワクワクしたのですが違ったようです。
数日後、死んで乾いた大きなハエを中に残したまま葉は再び大きく開きました。

消化しなかったらしいこの犠牲者の死骸をどうしたらいいのか、インターネットの育て方指南書にも書かれていません。
そのうち風にでも吹かれたのか、窓際に落ちているのを発見、ゴミ箱に捨てました。

買った時に鉢に刺さってついてきた「動く絵」のラベルです。






3ステージのハエ捕獲シーンが怖くなく、ユーモラスなイラストで描かれています。

裏側はEU が発行した「プラント・パスポート」(植物の輸出入許可証)になっています。


(おそらく)ブレクシット完了前にはるばるオランダからやってきた Vee。

「このぬかるみに生息する植物は明るい場所を好む。水をたっぷり張った皿の上に鉢をおくように」と英語とドイツ語とフランス語で世話の方法が簡単に書かれています。

写真を撮った時にスマートフォンのカメラがQRコードをとらえてしまいました。
開けてみたらオランダ語(のみ)で書かれた詳しい栽培方法のページでした。

読めませーん。

がっしりとつかまれた無残なミツバチの死骸をどうしましょう?
むしり取るのはイヤです。
殺戮からもう3日たっていますが葉が開く兆しはありません。

基本的な疑問です「食べないの?」

ベジタリアンの夫と気の弱い息子はハチの挟まった Vee から目をそらし続けていてどうしたらいいか相談に乗ってくれません。





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カフェで飲んだコーヒーと、セルフサービスのカフェで飲食の後テーブルを片付けるか否か、日英の文化背景論、他

2021年06月10日 05時57分50秒 | 気になる出来事、社会情勢
昨日、ストックポートのタウンセンターにあるカフェに行きました。


夫がオプティシャン(メガネ屋)にメガネを取りに行っている間の時間つぶしです。
ロックダウン解除の段階を経て、店内飲食ができるようになったカフェでエスプレッソ・マシーンで淹れたアメリカーノを飲むのはちょっぴりワクワクしました。

本当は恐ろしい感染拡大ぶりのデルタ・ヴァリアント(インド型変異株)が蔓延しているストックポートなんかに出てくるべきではないのですが。
週末に2回目の接種を受けた私も抗体ができるまでに最低10日かかるそうですし、感染したら重症化しやすいという疾患のある夫がまだ2回目を受けていないのです。
(夫は今週末に予約が入っています。体調が悪かったため何度も予約をキャンセルしたため遅れているのです)

ショッピングセンターは心配になるぐらいたくさんの人出でした。

そうやってビクビク出てきたのに行かなくてもいい、カフェなんかに行く私....

カウンターはアクリル板のスクリーンで遮断されています。

テーブルの数もいくらか減らされていました。
夫の行きつけのオプティシャンがある、けっこうにぎわっていた大手チェーン薬局よりは人が少なく安全そうでした。


各テーブルにおなじみの QR コードが貼り付けてあります。


私は去年の夏に始まったこの感染者追跡システム、Track and Trace のアップ(アプリケーション)をスマートフォンに入れていません。

同席の1人が登録してくれたらそれですみますし、連れの誰も入れていなくても1人が電話番号を残せば問題なし。
それでいいのか!?

客に感染者が出れば追跡調査で同じ時間にカフェにいたことがわかった他の客にも連絡が来るようです。
当然 感染検査を受けるように言われるでしょうし、結果によっては自主隔離....とめんどくさいことになりそうです。

アップを入れなくても入店を断られたことはありませんし、追跡されるのがイヤな人はいいかげんな電話番号を残すでしょう。
パンデミック初期に韓国で導入して成功したシステムのマネらしいのですが韓国のように徹底してやらなければ意味がありません!

とにかくQRコードをどうしようもない私は、無視しました。
電話番号を残せとも何とも言われません。
第一、勝手に座れるテーブルに貼ってあるのなら完全に客の自主性任せ...。

ロンドンで入ったうどん屋さんではこのコードを通さなくてはメニューが見られないぐらいでしたのに...
紙のメニューを撤廃した飲食店が多いようです。
コピーした使い捨てメニューを使っている店も多いと聞いています。

テーブルいくつかに、飲み終わった後のカップやお皿が載ったままです。



なんだかばばっちい感じ。

QRコードがプリントされたスティッカーには「私たちがきちんと殺菌消毒できるように片付いていないテーブルはご利用にならないでください。(意訳)」と書かれています。


勝手にどけて座ったりしてはいけないようです。
店のスタッフによる殺菌消毒済みの席しか使えないってことですね。

じゃあ、すぐに片付けて殺菌でも消毒でもすればいいのに。

客が一定数以上入ってこないようにすぐに片付けないのかもしれません。

以前にも書きましたが、イギリスではファーストフード・レストランやセルフサービスのカフェなどでは飲食が終わったら片付けずに席を立つのが普通です。
まあ、「普通」というのは断言しすぎかもしれません。
ファーストフード・レストランではゴミ箱やトレイを戻す台も用意されていて自主的に片付ける人がいることも期待されているようですから。

でも、そのまま残しておいてもかまわないはずです。
片付け専門のスタッフがいることが多いですから。
知的障害者などが一生懸命その仕事をやっていることも多く、仕事の機会を奪ってはいけないという気持ちもあります。

片付け専門のスタッフはパンデミック以前から客が立ち去ればテーブルを片付けて消毒液を吹きかけて拭いてまわるのが仕事です。
テーブルが汚れているからです。
イギリスでは、日本のセルフサービスのレストランのように買った食べ物を持ってくるために使ったトレイの上で食べる人はほとんどいません。
夫に言わせれば、運ぶのに使ったトレーの上で食べるのはあまりいいマナーではないらしいのです。
(トレイはあいたテーブルや床の上においておけば片付け専門のスタッフが持って行ってくれます)

コーヴィッド(コロナウィルスによる感染症)のパンデミック以来、どこでも他人が触れたものに敏感になっています。
プロの流儀で殺菌消毒してもらうために散らかしたテーブルは散らかしたまま、片付けが必要なことをアッピールしておいておく方が時勢にかなっています。

....というより、疫病のパンデミックであってもなくても、(原則的に)客が立ち去った後必ずテーブルを拭くイギリスのシステムのほうが絶対に衛生的でいいと思えるのですが。

よりどりみどりの焼き立てパンやドーナツを買って席にもって行って食べられる日本独自の楽しいシステムのカフェなどでは、トレーの上に載せたまま食べるのが普通なので、テーブルは汚れませんよね。
実は、(客が食べ終わったあと戻したトレーはもちろん洗われたり拭かれたりしてまたもどってくるのでしょうが)散らからないテーブルをめったに拭かない日本のカフェのシステムを「汚いな」と思ってしまったことがあるのです。
(パンデミックが始まったばかりの去年の2月に日本を訪ねた夫と私の素朴な感想です....パンデミック渦中の現在は事情が変わっているのでしょうか)

とにかく、店のスタッフのへりくだり方とていねい度が尋常でない「お客様は神様」であるらしい日本でお客様があと片付けをすることを期待している矛盾、いや、日本のあの値段の安さでこれ以上のサービスを期待するのは理不尽だ、とかいろいろ考えさせられる件です。

上から3番目の写真にちょこっと写っている女性スタッフが物々しい液剤ボトルが何本か入ったプラスチックの箱を持ち歩いて、カウンターのまわりを熱心に拭いて回っていました。
でもなぜか、その作業がおわったあと見苦しいテーブルの上の食器を片付けることなく、使い捨ての手袋を外してカウンター内でエスプレッソ・マシーンでコーヒーを淹れる作業をはじめました。

うーん、やっぱり置きっぱなしの食器は テーブルに人が座って「密」になるのを避ける手段なのでしょうか。




メガネを受け取った夫と合流して私が店を出るころには急に混雑し始めた店内です。
と言っても、上の写真のバギー(ベビーカー)を押したお母さんたち3人はお友達のようです。

たぶん、テーブルひとつぐらいはきれいに片付けて消毒して使えるようにしたはずです。
それでも充分スペースに余裕のある店内でした。

「感染者がさわった表面にはウィルスが含まれた飛沫が残っていることがある」というのはもちろん本当のことらしいのですが、それを触った手を口元や鼻にもっていくとほぼ確実に感染するといわれていたのはかなり大げさだったことが今わかっています。
そうやって感染が広まる確率は実はかなり低いらしいですね。

パンデミック初期の頃はやたらに手を洗いましたし、公共の場所の手すりやドアノブに触れるのが怖かった記憶があります。
今ではあまり気にしなくてもいいことだ、と言われています。

店などの感染防止対策は「気合」を入れていることを誇示する形骸的なパフォーマンスみたいに見えなくもないような...(いえ、効き目がないわけではないでしょう...と歯切れが悪くなりましたが、実はよくわかりませんね)

それよりも確実に有効なのはやっぱりソーシャルディスタンシング!









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副反応、目を剥いて寝るネコ、庭仕事、ワクチン接種事情とハチの集合する生垣....他とりとめのない初夏の1日の記録

2021年06月09日 06時08分55秒 | 気になる出来事、社会情勢
2度目のワクチン接種から3日目の朝、目を覚ました時にベッドの中で左肩が重く感じられました。



写真は庭でおなかに陽の光を浴びてひなたぼっこを楽しんだあと、涼しい台所のソファーでくつろぐうちのネコたちです。
減量に成功した母ネコリヴィーは、それでも短足短躯でどっしりした安定感のある肢体で毛づくろい、息子ティブはのびのび熟睡です。

母子がそろって一緒のソファーの上で過ごすのはひさしぶりです。

私の肩ですが...
五十肩の再来か、と思ったのですがどうやら接種の副反応だったみたいです。
(三日もたって?)

注射をしてもらった腕の上あたりから肩にかけてのだるさ重さは、起きてしばらくするとおさまりました。
それ以後支障はありません。

昨日も素晴らしい天気でした。


二回洗濯しました。
台所に置いている茶色のソファーにかけていた青いベッドスプレッドも洗ったのですが、はがしたとたんネコに上で寝られてしまいました。
抜け毛の量は相当なものです。




ティブが薄目を開けて寝ていました。


いや、寝ていないだろうって?
寝ていたと思います。
写真を撮る前はもっと白目(白くはありません、緑がかった琥珀色です)を剥いていて怖かったのです。

カメラを向けてそばに寄ったらくるんと黒目が真ん中に戻ってきました。

さて、ワクチン接種の話題です。
一昨日から、30歳以下(25歳~29歳)の人たちの予約が始まりました。

まだ、30代、40代の人たちの一回目、地域によっては2回目の接種としばらくは並行して行われるはずです。

60代で特定の疾患のある優先度の高いうちの夫が今週の土曜日に接種を受けます。
体調が悪く、予約を何度もキャンセルし続けているものですから、こんなに遅れてしまっています。


6月21日にすべてのロックダウン規制の撤廃(マスクなし、人数制限なしの集会、キスやハグが解禁になる)は無理そうですね..
それまでの全成人の接種完了はちょっと無理そうですから。

感染力がとても強力なデルタ・ヴァリアント(インド変異株)がイギリスでの主流株にとって代わったいま、18歳以上のすべての成人に接種を完了しなければ収束はあり得ないようなのです。


通りがかりの花盛りのシャクナゲの生垣です。


ミツバチの密度がとても高かったのです。50匹ぐらいはいたでしょうか(数えていませんが)。
生垣沿いに歩いていた間、横でジジジジジジジジ....という地鳴りのような音が響いていました。



ボロボロの15年物のクルマを車検に出した後、ガレージ(車の修理工場)から歩いて帰りました。

前庭のドライブのいつもクルマがとめてある真ん中部分の敷石が色がわりもせず、きれいです。


敷石と敷石のあいだにたまった土をほじくりだしてきれいにしました。
花壇からタネが飛んで発芽したかわいらしい花が咲く一年草や多年草、それに雑草がところどころ生えていました。
田舎のコテージ風の風情が気に入っていたのですが、成長しすぎると敷石を押し上げて地面がガタガタになることもあるらしいのです。
残念ですが少なくとも花壇から離れたあたりのものはていねいに抜き取りました。


強い日光に当たると私の皮膚は全身、蕁麻疹のような赤いボツボツができ、ひどいときには赤く腫れます。
この症状が出始めたのはイギリスに来てからです。

25度前後の湿度も上がらずさわやかで過ごしやすいイギリスの夏ですが、肌にはよくなさそうです。
乾燥しがちです。
日焼け止めを忘れずにこまめに塗ればほとんどの場合ボツボツは防げますが、昨日、一昨日と油断しました。
....かゆいです。












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ワクチン接種の翌日、期待した副反応なし(ラッキー!)夏の楽しみ、花から花へブンブン飛び回るフワフワのミツバチ

2021年06月07日 06時25分06秒 | 気になる出来事、社会情勢
2回目のワクチン接種の翌日、昨日は意外と好調でした。



接種した当日の午後と夕方はじんわりとした疲労感がありました。
「うーん、効いてる効いてる、ワクチンの効果が身体に滲みわたっている」という実感があったのですが、1日暑かったために体がだるかっただけかもしれません。

1回目、3月に接種した時は翌日がイギリスの「母の日」、副作用で熱が出て終日ベッドで過ごしたものですが。
その次の日も注射してもらった方の腕が何となくだるくて重かったのでした。
今回はそれもありません。
たしかに昨日は日中少し眠かったので1時間ほど昼寝をしました。

副反応かどうかはわかりません。



写真は庭の花から花へ忙しく飛び回るミツバチ bumble bee です。

イギリスの郊外でハチの数が激減していると言われて久しいのですが、うちの庭にはけっこうたくさん来るようです。

長いこと咲いているセンチューリアの青い花とピンクのポンポン、チャイブの花がとりわけ大人気です。
もうすぐ、二年草のフォックスグローブ(ホタルブクロ)の花が咲きます。
釣り鐘型の花の中を出たり入ったりするミツバチを見るのは2年に一度の楽しみです。
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ワクチン接種完了!夏の気候とパンデミック収束の予感に浮かれるイギリスをジワジワむしばむインドから来た変異株

2021年06月06日 06時57分34秒 | 気になる出来事、社会情勢
晴天の昨日、うちの庭から見た青空です。


こちらは、私が2回目の接種を受けに行ったマンチェスター・ラグビークラブの中のクリケット場の青空です。


私は無事にコロナウィルスのワクチン接種を完了しました。
最初の接種からほぼ3カ月後です。
抗体ができるのは少なくとも10日は先ですが。


私と一緒に来てくれた夫にとっては1か月半ぶりの外出でした。
体調はよくなってきています。
接種後30分間はクルマの運転も控えなければならないので、運転してくれる連れがいたのは好都合でした。

驚いたことに、よく空いていました。




前回の私が最初に接種した時の記事のリンクです。☟

ついに私も受けた、コロナウィルスのワクチン接種!予約のバカバカしい不手際は別にして、いよいよ進む国民皆接種計画

何台かの車といっしょに入り口を入ったら、黄色い安全ベストを着た係の女性に「注射ですか、クリケットですか」と聞かれました。
「注射です」と言ったら、「じゃあ奥に駐車してください」といつものラグビー場のクラブハウスの駐車場に誘導されました。
(夫の1回目、私の1回目、それに今回で3回目のラグビークラブ、いずれも土曜日です)

この日の午後、接種会場に使用しているラグビー・クラブに併設のクリケット場でクリケットの試合があったようです。




前回と違って外に並んでいる人はいません。すぐに中に入れました。
付き添い禁止ですが、運転してきた夫もいっしょに入りました。

夫は来週に予約がすでに入っているのですが、こんなに空いているのならキャンセルが出て余ったワクチンを接種してもらえるチャンスもあるかとためしにきいてみたのです。
驚いたことに駐車場の誘導の女性も受付で体温を計っている女性も会場であいた接種テーブルに誘導している女性も「そういうことなら、どうぞどうぞ。接種担当の人に話してみてください」と愛想よく通してくれました。



夫は、優先順位第8段階の私よりずっと優先度が高い第4段階です。
年齢は1段階上ですが、感染したら重症化しやすい特定の既往症があるためです。
最近まで細菌感染で足首が腫れて抗生物質ほか、薬を通常より多く服用していたので免疫力が低下していたのと接種による副反応を避けるために、3回も予約をキャンセルしたのです。
最初の接種からもう4カ月です。

ワクチン接種は 本来3週間の間をおいて2回するはずだったのですが、イギリスではできるだけ多くの人により迅速に1回目の接種を受けさせるため、年末から3カ月の間隔をおくことに変更になったのでした。

3カ月おいても充分効果は期待できることが臨床試験で証明されています。
ただ、3カ月を過ぎて長いことたってしまうと1回目の効果も消滅する可能性もあるらしいのです。

ようやく回復しつつある今、医者の勧めで2度目の接種をようやく予約しました。
大事を取って来週に予約をしたのですが、1回目との間隔があくことのみならずインド変異株の急速な感染拡大が心配です。
受けられるものならついでに今、やっちゃってもらいたいという気になったのです。

1日の終わりに余ったワクチンは廃棄することが絶対にないように、優先順位にこだわらず手近にいる人にどんどん接種しているはずなのですから。


私に接種してくれた「セント・ジョンズ(Saint John's Ambualance という救命措置を教えるボランティア団体に接種の研修を受けた資格のないボランティアの接種担当者)」の制服を着た年配の男性は「それは残念ながらダメ」と言いました。

予約遵守だそうです。
納得です。
予約の入っていない人が我も我も、とおしかけてきたら収集のつかないことになりますものね。
確保しているワクチンは基本的には予約している人の数プラスアルファ(念のため)だそうなので、万が一にも足りなくなったら大変です。

私の予約時間の正午前、というのは余りが出る可能性を期待するにはちょっと早すぎたかもしれません。

ボランティアの制服を着ていましたが、その人はセント・ジョンズの責任ある立場の人のようです。
会場の入り口で誘導してくれる係の人は、「飛び入りで受けたい」という夫と予約してきた私のペアがこの接種担当の人にあたるよう誘導してくれました。
事情を話した夫の予約が来週で、たったの7日先だということで緊急度も低いと判断したようです。

ストックポートのインド変異株の感染状況が悪化しているとわかった今、夫が接種するまで必要以上の外出は私も控えるつもりです。




接種が終わってクラブハウスの反対側にでたら、クリケット場で試合の準備が進んでいました。



昨日も書きましたが、接種計画が順調に進むイギリスですが、事実上は接種計画の猛スピードの加速とインド変異株の感染拡大の短距離レースなのです。
政府や多くの国民は今月21日のロックダウンの最終解除に多大な望みを抱いています。

死者や重症者は激減しているため、「パンデミック収束」の気分に浮かれている人が非常に多いらしいのですが、今月中にソーシャルディスタンシングとマスク着用を撤廃!して、ハグもキスも解禁!!パーティやクラビング、国内旅行大奨励に移行するのは無理があるのは誰の目にも明らかです。

そうそう、夏のこの上天気!
先週末はまだ規制が残るロックダウン中だったにもかかわらず、どこの海岸も体を焙る海水浴客で砂浜は足の踏み場もないほどの混雑ぶりでした。
今週の「海岸や景勝地に繰り出す人の群れ」の画像はまだ目にしていませんが、似たり寄ったりのことが国中で繰り広げられているはずです。


接種計画の成功にもかかわらず、新規感染者数はまたまた増え続けています。
まだ接種を完了していない人が多い50代以下が主な感染者ですが、接種が完了した人も感染して感染源になりうるのです。

接種が完了している人は感染しても症状が出ないはずなので、感染ばら撒き源になる可能性が高いのです。
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私も今日で接種を完了するつもり、猛威を振るうインド変異株がいよいよストックポートでも感染拡大!

2021年06月05日 06時26分37秒 | 気になる出来事、社会情勢
今日、(土曜日)午前中にコロナウィルスのワクチンの2度目の接種を受けに行きます。
私もこれでやっと接種が完了!



(写真はおなじみ、ネコ自慢と庭の花壇自慢です)

私の知っている50代の人はすべて5月中に2回目の接種を終えています。



ワクチン接種計画が功を奏してロックダウンの規制解除が着々と進んでいるイギリスです。

そのイギリスでは現在、感染力がケント・ヴァリアント(イギリス変異株)より強いと言われているインディア・ヴァリアント(インド変異株)の感染拡大が急速に広がっています。
すでに主流株はケント株からインド株に移行しています。

感染爆発地、ボルトンを擁するここグレーター・マンチェスターの感染拡大ぶりは目を見張るものがあります。

そして、ストックポート!先週から今週にかけての感染率は278%上昇です!

天気がよかった昨日、作り直してもらったメガネを取りにストックポートのタウンセンターに行きました。
すっごい人出でした。
思わず浮かれて歩き回りたくなったのですが、私は半分(一回目)しか接種が終わっていません。

もっと重大なことは、接種優先順位が第4段階の、指定疾患があり重症化しやすい夫がまだ2回目の接種を受けていないのです!!
足の腫れのために抗生物質をのんでいたことと、関連する体の不調と接種後の副反応(がある可能性)が重なるとマズいらしいと医者が判断したためにもう3回も予約をキャンセルしました。

優先順位第8段階の私の予約より2週間遅れの再来週に予約を入れました。



...まあ、せっかく出てきたのですから、手短に必要なものの買い物は済ませてました。
それと、実は別にいく必要もないチャリティショップに寄ってセカンドハンドの服を物色してしまいました...

「先週から今週にかけての感染率は278%上昇」は帰宅して夜のニュースで知りました。

ショック!反省することしきりです。
夫の接種が完了するまで、現在仕事もしていない私は本当は家も出ない方が良いのでしょう。

おとなしく庭仕事をして過ごすことに決めました。



このまま、6月21日に予定されているロックダウン最後の段階に踏み切ってもよいのか国中で大きな議論になっています。

コロナウィルスの感染による重症者や死者はものすごく少ないのです。
病院に搬送される人数は3月以来減り続けている、ということです。
接種計画が順調に進んでいるためです。

感染者の多くは接種を受けていない、若い人たち(50歳以下)です。
昨日までに全成人(18歳以上)の76%が少なくとも1回は接種を受けています。



50.9%が2回受けて接種を完了しています。

それでも昨日の新規感染者は6、238人!
おそろしや、インド変異株!

ちなみに、昨日1日の感染検査数は80万6千272人です。



6月中にすべての接種対象者(成人)に接種を完了することがロックダウン解除を実現するために必要だと言われています。
6月21日のロックダウン解除にジョンソン内閣の政治生命がかかっているらしいのです。

「夏にものすごく暑く紫外線が強烈に強い国の海岸で顔を陽に焙るホリデーに出かけなければ生きていけない(比喩)」というイギリス人の悲願は政治的決断を大きく左右します。

ただ、....もう「予定どうりのロックダウン解除は無理だ」という話も出ていますが。

感染者の数が増え続けているのはすごい数の検査を続けているために見えている事実です。
検査で感染者が次々と判明しても、実際症状が出る人が非常に少ないのはワクチンの接種が完了している大人の数が大半を占め始めているからです。

私の接種がだいぶ遅れているのはどうやら、私が患者登録している近所の診療所が1週間に1度だけ独自に開いている近所の接種センターで受けることにこだわっているから、みたいです。
国の患者データから順番に連絡が来るシステムに応じていれば、遠くて不自由な場所でもっと早く受けられていたはずです。



私のスマートフォンには2日にいちどは「50代のあなたは今2度目の接種をする必要があります!早く予約をして下さい!」という政府からの自動メールが入ります。
フェイスブックの対象者(50代40代で接種完了していない人)のニュースフィードにはNHS(国家保健省)からの「接種、接種!」という催促ポストが入ってきます。
イギリスでは国民の健康保健データが国家に握られているのでした!!


私はもう診療所経由の別ルートで予約を入れているので無視していますが...


大急ぎの国民皆接種計画の進行とインド変異株の急速な感染拡大の競争です。



一昨日あたりからニュースではインド変異株のことを「デルタ株 Delta variant」と WHO が新たに指定したらしい通名で呼んでいます。
「イギリス変異株 Kent variant」は「アルファ株 Alpha variant」というそうです。

病気の名前を存在が確認された地名からつける昔ながらの慣習は近頃、偏見につながるため改めた方が良いということらしいですね。
おぼえるのがめんどくさいのですが...

インド政府ははっきりと「インド変異株」という呼び名を嫌がっているようです。
ケント出身のうちの夫は「ケント変異株」という呼び名を別に嫌がっていません。

日本脳炎や台湾ハゲ、他にもヨーロッパには各国、各都市の名前がついた感冒の名前がけっこうたくさんあるそうです。
あ、台湾ハゲは病気の名前ではなかったかもしれません。

竹の棒にさしたガラスのびんは、細い棒で目を突いたり服に引っかかったりするのを防ぐためです。


色が違うガラスのびんはステンドグラスのように陽の光を通してきれいですし、風で揺れるとふれあう時のかすかな音も涼し気です。

ウンチをしにネコのティブが花壇に入ってこられないように竹の棒をたくさん花壇の土にさしています。
ウンチそのものより、ウンチの後の地面掘り返しが困りものです。
一年草の芽を掘り起こして枯らせてしまうのです。






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ぐうぜん目撃、日が沈む直前の日没に燃える1日の終わりの夏の雲、この世の終わりかとも思える美しさ

2021年06月04日 06時04分09秒 | 英国の、生活のひとコマ
昨日の夕方、8時少し前です、2階のリビングルームから外を見ると遠い空がオレンジ色に燃えていました。


ガラス越しに手もとにあったスマートフォンで写真を一枚撮って(☝)....
3階の寝室に上がって上にあげて開けるガラス窓をグッとあげて窓枠のてっぺんからあいたすき間からスマートフォンを突き出して撮った写真です。


まるでこの世の終わりのような妖しい美しさです。

よく晴れた日のイギリスの夏の夕焼けはいつ見ても美しいのですが、昨日の空は特別でした。
広がった雲が濃いオレンジ色に染まって息をのむほどの迫力です。

私の家がある短い行き止まりの通りを出てすぐの場所にある広い通りの行き止まりまで行ってみました。


計画が途中で止まってしまっている広大な宅地造成予定地です。
視界を遮るものがない夕焼け空の広がりと奥行きに迫力がありましたが、私がながめている間にどんどんオレンジ色の濃さが落ちていきます。
最初の写真を撮ってからたったの3分ほどしかたっていないのに。

(地面の高さ=自宅の前庭からは向かいの家の塀と線路わきに生える高い木の深い茂みがジャマで、この方角の空はほとんど見えません)

家に入ってまた2階の窓からのぞいてみたら もうすっかり陽が落ちて空の色はほとんどグレーになっていました。
1日の終わりの、はかない瞬間アートが堪能できてラッキーです。

収束に向かっているはずのイギリスのコロナウィルスのパンデミックの話題について書くつもりでしたが予定変更。

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