高岡市内の中古店に行った時に「嘉門雄三」のライブLPがあった。
嘉門雄三=桑田佳祐であり、仲間のミュージシャンたちとオール洋楽のカバーに挑戦している。
このステージネームで行われたライブは、LP盤とカセットテープでは出たものの、いまだにCD化されていない。
ネットオークションでどの程度なのかは知らないが、中古店では5000円近い値段で売られていたし、かなり貴重なものであるのは間違いない。
さて、以前も同じようなことを書いたが、奇特な方がいるというべきか、この音源がそのまま動画サイトにアップされていた。
動画といっても画面にはジャケット写真の静止画が映っているだけで、内容は実質オーディオファイルである。
試しにダウンロードしたら、50MBもなく短時間で終了した。
CDにも落とし、ジャケット画像を検索していかにも本物っぽい作りにしてみた。
音質や容量はともかくも、デジタルで保存できたことでとりあえずはOKだ。
全編通して、身内のミュージシャンどうしの和気あいあいとした雰囲気が感じられる。
サザンでいえば初期にあたる時期のものだから、声にも若さがある。
この頃はサザンもすでに売れっ子であったろうが、バンドを離れてリラックスした感じがよく出ている。
今は無期限の活動休止中のサザンだが、サザンとしての新しい音は私はもう聴けないと思っている。
グループとしては90年代以降ずいぶん寡作になり、80年代前半のような「勢い」は感じられなくなった。
私が好きなのは「kamakura」(1985年)までの時期の作品に集中している。
最新のアルバムである「キラーストリート」(2005年)あたりは、音が見事に「枯れて」しまっている。
30曲入りという集大成的なものになったのも「もうこれが精一杯なのでお許し下さい」という感じだったのだろう。
サザンオールスターズという枠組みでは、どうしてもセールスなどで「大きなもの」を期待されることに、桑田さんはいい加減疲れたのかもしれない。
近年のソロ活動での弾けっぷりはサザンとは全然雰囲気が違うし、Act Against Aidsのライブでもサザンの曲を歌うことはない。
ともあれ、アナログ盤でしか聴けないと思っていた音源を聴くことができるのだから、つくづく便利な世の中になった。
ヒマがあれば、80年代のパンク・ニューウェイヴ系の音楽も発掘してみたいと思う。
嘉門雄三=桑田佳祐であり、仲間のミュージシャンたちとオール洋楽のカバーに挑戦している。
このステージネームで行われたライブは、LP盤とカセットテープでは出たものの、いまだにCD化されていない。
ネットオークションでどの程度なのかは知らないが、中古店では5000円近い値段で売られていたし、かなり貴重なものであるのは間違いない。
さて、以前も同じようなことを書いたが、奇特な方がいるというべきか、この音源がそのまま動画サイトにアップされていた。
動画といっても画面にはジャケット写真の静止画が映っているだけで、内容は実質オーディオファイルである。
試しにダウンロードしたら、50MBもなく短時間で終了した。
CDにも落とし、ジャケット画像を検索していかにも本物っぽい作りにしてみた。
音質や容量はともかくも、デジタルで保存できたことでとりあえずはOKだ。
全編通して、身内のミュージシャンどうしの和気あいあいとした雰囲気が感じられる。
サザンでいえば初期にあたる時期のものだから、声にも若さがある。
この頃はサザンもすでに売れっ子であったろうが、バンドを離れてリラックスした感じがよく出ている。
今は無期限の活動休止中のサザンだが、サザンとしての新しい音は私はもう聴けないと思っている。
グループとしては90年代以降ずいぶん寡作になり、80年代前半のような「勢い」は感じられなくなった。
私が好きなのは「kamakura」(1985年)までの時期の作品に集中している。
最新のアルバムである「キラーストリート」(2005年)あたりは、音が見事に「枯れて」しまっている。
30曲入りという集大成的なものになったのも「もうこれが精一杯なのでお許し下さい」という感じだったのだろう。
サザンオールスターズという枠組みでは、どうしてもセールスなどで「大きなもの」を期待されることに、桑田さんはいい加減疲れたのかもしれない。
近年のソロ活動での弾けっぷりはサザンとは全然雰囲気が違うし、Act Against Aidsのライブでもサザンの曲を歌うことはない。
ともあれ、アナログ盤でしか聴けないと思っていた音源を聴くことができるのだから、つくづく便利な世の中になった。
ヒマがあれば、80年代のパンク・ニューウェイヴ系の音楽も発掘してみたいと思う。