blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月16日の行状(2)

2010-10-20 20:15:58 | 旅行
夕方に河原町三条にあるホテルに入ってからは、しばらくテレビを見てゆっくりした。
ちょうどセリーグのクライマックスシリーズ「阪神×巨人」の第1戦、その後は男子ゴルフの日本オープン3日目と興味深い内容だったので、ひと寝入りする予定がついつい見てしまった。

友人との待ち合わせは夜の7時、高島屋の角だった。
当初私が「阪急前」を提案したものの、今は阪急百貨店そのものがない。
場所的には同じだし、ホテルからも近い。
少し早めに出て寺町の電気街を歩いたが、ずいぶん寂しい感じになっていた。
大型店の郊外もしくは駅チカという出店スタイルが定着し、旧市街にある電気街というのは秋葉原や大阪の日本橋を除いてはずいぶん様子が変わっているのかもしれない。

名古屋からの友人と私は早めに着き、神戸からの友人がほぼ時間通りに来て、予定の3名が揃った。
神戸から来た友人はその日は勤務日で、仕事からそのまま来たような格好をしていた。
京都でいい店を知っているとの話だったが、実際には適当に探すことになり木屋町通りを三条方面に向かって歩いた。
いろいろな業態の店ができて呼び込みの数がかなり多かったのには閉口したが、結局手頃な居酒屋を見つけて1次会が始まった。
お互いに勤務地は違うものの、富山県を基盤とする企業に働いており、仕事上で何となくつながっていることが分かって興味深い2時間であった。
1次会で神戸からの友人は帰ったが、勤務日にわざわざ7時に京都に間に合うように来てくれたことには感謝をしたい。

さて、私と名古屋からの友人が残った2次会は、私のワガママで祇園にある某ライブハウスに一緒に行ってもらった。
大学生の4年間に加えて社会人になってからの3年間も京都で過ごしたのだが、会社の宴会が相当に盛り上がって最後にそこに行くことが何度もあった。
誰でも知っているオールディーズを存分に聴かせてくれ、システムも分かりやすく値段もリーズナブルだ。
何より雰囲気が最高で大好きな場所だったから、今回はぜひ行きたいと思っていた。

私自身が20代以来の十数年ぶりであったにもかかわらず、ハウスバンドの名前から何からがまったく変わっておらず、スタッフの皆さんもこまめに動くし、とても心地よい空間であった。
曲が曲だけに年配の方も多く、そういう方たちが立ち上がって踊る光景は他ではなかなか見られないものだ。
私たちは、常連さんとおぼしき人たちに混じってというのも何となく気が引けたので踊りだすまではいかなかったが、今になってみるともう一段階楽しめたかもしれないなどと考えたりもする。
私はライブハウスのような空間には慣れているが、友人のほうは新鮮に感じてくれたようで、そういう意味では誘ったかいがあった。
一人でも気軽に寄れるところではあるが、今度来るときはぜひ女性連れで来てみたい。
その時は、無理やりにでも一緒に踊り狂ってもらうつもりだ。

結局午前様となったため、翌日の競馬観戦は昼頃を目がけての現地集合ということでいったん別れた。
翌日の行状についてはまた明日以降に。

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