blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月17日の行状(2)

2010-10-23 14:49:33 | 旅行
金曜の夜は実家に顔を出したため、土曜の日中に更新している。
仕事は相変わらず忙しかったが、特にネタになるようなこともなく、今週は先週の土日の旅行記で埋めてしまうことになった。

さて、友人よりも一足早く競馬場に着いたので、さっそく第1レースから馬券に参加した。
正直言って下級条件の馬のことはサッパリであり、新聞を頼りに予想はしてみるもののなかなかうまくいかない。
前半戦は芝もダートも「行ったもの勝ち」の様相で、これなら地方競馬を予想するようにやればよかったと後悔することしきりであった。

友人とは予定通り11時前に合流し、確保していた席に座ってもらった。
11時の段階でも2人分の座席くらいはラクに見つかりそうな状況だったようで、私や友人が競馬を始めた平成初期の頃とはずいぶん違う。

新馬戦の二鞍はパスして、場内のホールで催されるトークショーを見に行った。
秋華賞当日ということでゲストは女優の菊川怜さんであった。
京都には撮影等でよく来るようだが、競馬場は初めてで馬券も初めてということであった。
女優さんなのでキレイなのは当たり前だが、事前に勉強をされたのか競馬用語も難なく口にされていて、やはりアタマのいい方なのだろうとあらためて感じた。

なかなかヒットが出ず苦戦したが、第7レースの芝2400m戦で中穴を1ついただきとりあえず当日の「大けが」は回避できた。
午前の反省を生かし、逃げ残りをアタマに入れて考えてうまくいった。
しかし、第8~第10レースはダメで、当日の収支は秋華賞と府中牝馬Sにかかることになった。

府中牝馬Sは、軸に推したコロンバスサークルが見せ場なく完敗。
秋華賞は、人気でも4kgながらキッチリとマイナス体重で出てきたアパパネを軸に取った。
結果はご存知の通り、7年ぶりの三冠牝馬の誕生を目撃することができた。
終始外を回しての圧勝、時計も優秀で、三冠の中では最も楽に勝った印象がある。
馬券のほうは「京都内回り2000m」を意識しすぎて差しタイプを軽視したため2着馬が買えずこれまた完敗であったが、こればかりは仕方がない。
ちなみに菊川怜さんのトークショーでの予想はズバリ的中していた。
長くやっているから当たるとは限らない。
むしろ初心者の頃、「素直な」(?)買い方をしていた時のほうが的中率はよかったような気がする。

競馬場に着いたら真っ先にと思っていた「ライスシャワー碑」へのお参りだが、帰り際に立ち寄ることになった。
相変わらず訪れる人も多く、花やニンジンもやはりたくさんあった。
人間の都合で「ヒール」「刺客」呼ばわりされた経歴もある彼だが、1頭の、血の通った普通の競走馬であったことには変わりない。

高架化が進む工事現場のそばを通りながら京都方面行きのホームへ。
JR京都駅へ向かうため、途中で近鉄電車に乗り換えた。
大学時代はよく乗った電車だが、久しく京都府の南部や奈良方面には行っていない。
北陸からも、近鉄をからめた便利なきっぷが出ているので使ってみるのもいいだろう。

JR京都駅で夕食をとり、職場へのおみやげを買って帰路についた。
京都を出てから、石川県に入ったあたりまでの記憶がないくらい車内で眠りこけた。
それほどに、前夜祭も含めた競馬観戦の2日間は中身の濃いものになった。
ワガママのきつい私に付き合ってくれた友人2名には本当に感謝をしたい。
私自身はできれば今年中にもう1度どこかへ遠征したいと考えているが、会社も今後ダイナミックな変化を迎える時期に当たり、仕事との兼ね合いを見ながら検討したいと思っている。

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