blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

その後はどうなるか

2010-10-26 21:22:01 | 日記
昨日付けで、ずいぶんお世話になった黒部市内の旅行代理店が店舗を閉鎖した。
初めて利用したのはちょうど3年前の今頃で、恒例の(?)東京遠征のチケットをお願いしたものだった。
それほど高い旅行もできず、用事もさほど多くなく、大したお客ではなかったと思うが、かつての職場が近かったことで立ち寄る回数だけは多くて、顔を覚えてもらったことはうれしかった。
旅行に出たときには心ばかりのおみやげを買っていったりなど、私なりに精一杯のお付き合いをさせてもらった。

旅行業ではいわゆる「大手三社」の内の一つの系列にある店舗であったが、全国的に見れば新店が出る一方で、黒部のように残念ながら閉鎖になるところもある。
収益事業としてやっていることだから当然といえば当然だが、よく応対してもらったN女史によれば「通告」はわりあい唐突なものであったらしい。
会社というものの常として、後ろ向きの話はギリギリまで当該の現場には伝わらないものだが、ここもその例外ではなかったことになる。

この会社の店舗は、今までは富山市内に二つと黒部市に一つあったものが、今日からは富山市内の二つのみとなった。
まだ8月頃の話だったと思うが、それとなくNさん自身は今後どうなるのか聞いてみたところ、どちらの店かは分からないが富山に異動になるようなことを言っていた。
今から思えば何となく言いにくそうな感じもあったので、あるいはそれはイクスキューズで、実際は例えば新しい道に行かざるを得ないとかになったのかもしれない。
店舗が一つ減ったからといってそれぞれの店舗の人員には限りがあり、黒部の人間がそのまま二つの店舗に振り分けられることなどないだろうからである。
店長さんだったY氏あたりもどこか新天地に旅立ったのか、少し気になる。

黒部の営業所は、店長さんはじめ皆さんとても親切で、いつも気持ちよく話をすることができた。
なにぶんそれほどマーケットの大きくない新川地区ということで、店舗の質だけでは追いつかない部分もあったろうと思う。
何年かは働いた職場がなくなるというのは従業員の方々にとっては寂しいことだろうが、それぞれが新しい環境で活躍してくれることをただただ祈るのみである。

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