札幌での楽しい夜は、これ以後の旅の本番に向けて時間的には短く、午前様になる前にホテルに戻った。
2日目は札幌から旭川に入り、郊外にある旭山動物園見学と旭川市内の街歩きを考えていた。
札幌駅9時ちょうど発の特急に乗って1時間半弱、立派な高架駅である旭川駅に着いた。
人の流れに任せて改札を出ると、旭山動物園行きの急行(直行)バスの乗り場に吸い込まれるように案内され、そのまま動物園に向かうことになった。
旭山動物園はこの日の前日、4月29日から今シーズンの夏季開園がスタートしていた。
かなり北にあるだけに最盛期はもう少し後ではないかと思われるが、それでも日中12〜13℃と決して暖かくない中でも大勢の来場客があった。
北海道にある動物園らしく、入り口近くには寒冷地に住むペンギンやホッキョクグマなどを配し、正門から見るとかなり縦に奥深い敷地内には一般的な園でも見られるような猛獣などの展示もあった。
全てをサッと流すだけでも1時間半はかかる広さもさることながら、こちらの特徴は何と言っても「動物が暮らしやすい環境」が優先されていることである。
人間が普通に立っている目線でいろいろな動物を見るのではなく、どちらかというと見上げるような形になることが多いのもこの考えによるものだろう。
中に入るまで知らなかったが、開園50周年の節目に訪問することができたのも幸運であった。
分かりやすい観光地なので、こちらである程度お土産を買い込んで午後の早い時間には旭川の中心部に戻った。
前夜の札幌ではちょっと一服もできなかったので、ひとまず一度体を休め、時間的に暗くなる前に街歩きをしてその後夕食ということにした。
まずは石狩川にかかる「旭橋」を目指したが、ホテルを出て間もなく「平和通買物公園」という通りに出くわした。
JR旭川駅から北東方向に約1kmにわたってまっすぐに伸びる道が常時の歩行者天国であることはこの節奇跡と言ってもいいだろう。
もちろん飲食店もたくさん並んでいるから、夜には若者中心に格好の遊び場になっていることは言うまでもない。
旭橋へはホテルから歩いて15分ほど、わが国では珍しいラウンドアバウト(ロータリー)から国道40号線に入るとすぐに旭橋が見えてきた。
下流側からの旭橋と、石狩川の西側に沈む夕日。
だいぶ暗くなってきたので、旭川随一の歓楽街である「さんろく街」を見学。
名前の由来である3条通り6丁目交差点と、昭和通りにあるモニュメント2つ。
緑と赤が1本ずつあるのは、男女の出会いを表しているというのも飲み屋街ならではか。
結局夕食は、さんろくからは少し離れ、どちらかというとホテルに近い居酒屋(ヨンナナくらいか?)に入った。
コマイならぬ「大マイの炙り」というメニューがあったので、物珍しさで頼んだ。
欲張って旭川ラーメンも食べたかったので、居酒屋での飲食は気持ちセーブして、代表的な味付けである醤油ラーメンをいただき、ネオン街の誘惑は断って、やはり早めに翌日に備えて休んだのであった。
2日目は札幌から旭川に入り、郊外にある旭山動物園見学と旭川市内の街歩きを考えていた。
札幌駅9時ちょうど発の特急に乗って1時間半弱、立派な高架駅である旭川駅に着いた。
人の流れに任せて改札を出ると、旭山動物園行きの急行(直行)バスの乗り場に吸い込まれるように案内され、そのまま動物園に向かうことになった。
旭山動物園はこの日の前日、4月29日から今シーズンの夏季開園がスタートしていた。
かなり北にあるだけに最盛期はもう少し後ではないかと思われるが、それでも日中12〜13℃と決して暖かくない中でも大勢の来場客があった。
北海道にある動物園らしく、入り口近くには寒冷地に住むペンギンやホッキョクグマなどを配し、正門から見るとかなり縦に奥深い敷地内には一般的な園でも見られるような猛獣などの展示もあった。
全てをサッと流すだけでも1時間半はかかる広さもさることながら、こちらの特徴は何と言っても「動物が暮らしやすい環境」が優先されていることである。
人間が普通に立っている目線でいろいろな動物を見るのではなく、どちらかというと見上げるような形になることが多いのもこの考えによるものだろう。
中に入るまで知らなかったが、開園50周年の節目に訪問することができたのも幸運であった。
分かりやすい観光地なので、こちらである程度お土産を買い込んで午後の早い時間には旭川の中心部に戻った。
前夜の札幌ではちょっと一服もできなかったので、ひとまず一度体を休め、時間的に暗くなる前に街歩きをしてその後夕食ということにした。
まずは石狩川にかかる「旭橋」を目指したが、ホテルを出て間もなく「平和通買物公園」という通りに出くわした。
JR旭川駅から北東方向に約1kmにわたってまっすぐに伸びる道が常時の歩行者天国であることはこの節奇跡と言ってもいいだろう。
もちろん飲食店もたくさん並んでいるから、夜には若者中心に格好の遊び場になっていることは言うまでもない。
旭橋へはホテルから歩いて15分ほど、わが国では珍しいラウンドアバウト(ロータリー)から国道40号線に入るとすぐに旭橋が見えてきた。
下流側からの旭橋と、石狩川の西側に沈む夕日。
だいぶ暗くなってきたので、旭川随一の歓楽街である「さんろく街」を見学。
名前の由来である3条通り6丁目交差点と、昭和通りにあるモニュメント2つ。
緑と赤が1本ずつあるのは、男女の出会いを表しているというのも飲み屋街ならではか。
結局夕食は、さんろくからは少し離れ、どちらかというとホテルに近い居酒屋(ヨンナナくらいか?)に入った。
コマイならぬ「大マイの炙り」というメニューがあったので、物珍しさで頼んだ。
欲張って旭川ラーメンも食べたかったので、居酒屋での飲食は気持ちセーブして、代表的な味付けである醤油ラーメンをいただき、ネオン街の誘惑は断って、やはり早めに翌日に備えて休んだのであった。