blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

真夏日予想につき

2017-05-21 20:11:21 | 休日
この週末は両日とも最高気温が30℃を超えると予想されていた。
平日の無理がたたって腰に重さを感じた土曜は好天ながら休養に専念、今朝起きてみて腰もいくぶん調子がよかったので、最近まったく使ってあげられていない愛車を駆って一路木曽路を目指すことにした。
国道19号線をひたすら北上して岐阜県をまたぎ、長野県に入ったところで「これより木曽路」の看板があった。

岐阜県中津川市でいったん片側2車線が復活する19号線(瑞浪市から恵那市はほぼ片側1車線)も、長野県に入る頃には完全に片側1車線となった。
目的地はあまり欲張らず、木曽町の木曽福島地区から国道361号線に入ってしばらく走ったところにある「開田(かいだ)高原」を目指した。
その一角にある「木曽馬の里」がひとまずの目的地であった。
さすがに標高1,000mの世界は下界よりは気持ち涼しく、外気温は26〜27℃くらいだったか。
入り口にある馬の銅像の背後には御嶽山がハッキリと見え、周囲も整備が行き届き素晴らしい風景が広がっていた。













放牧地はけっこう広く、敷地の入り口からもう数百メートルはクルマでも入れたのだが、入り口にとめてしまったものは仕方なく、のんびり15分ほど歩いて放牧地の中心までたどり着くことができた。
木曽馬はおとなしい性格のようだが、驚かせたくはないので今日はズーム付きのコンデジを使って遠目に近目にたくさん撮った。
3枚目の2頭は体格からしてまだ子馬だろう。
4枚目のお馬さんは私を嫌がることもなく、鼻づらをなでても怒るようなこともなかった。
気性の荒さが災いして人間が寄り付かなくなってしまった私にとって、彼らの姿はどれほどの癒しになったことか。









361号線を取って返し、木曽町の中心で特急停車駅でもある木曽福島駅近くを通った。
この地区も当然ながらかつては中山道の宿場町であったわけで、街歩きまではできなかったが風情ある街並みが残されていた。
写真は駅舎と駅前の様子。





その後は19号線に戻って、道の駅木曽福島では名古屋行きの特急がちょうど通ったので撮り鉄。



ついでと言っては何だが、大桑村の阿寺(あてら)渓谷のほんのサワリだけ歩いて、一応の日程を終わらせることにした。
阿寺渓谷はクルマでけっこう奥まで入れるので、今度はこちらをメインにした1日を計画してもいいだろう。
入り口付近の木曽川と渓谷の様子。
水の透明度にはただただ感心。





片道は約140km、高速道路に頼らずともほぼ思い通りに移動でき、32℃の下界を避けて26℃の世界に逃げ込めたのだから、今年の避暑一発目としてはまずまずであったろう。
真夏には下界は37℃や38℃が当たり前になるから、その時は開田高原の近くで言えば御嶽ロープウェイで行ける標高2,000m級の所に逃げ込めばよい。
毎週とはいかなくても、酷暑だからといって週末を冷房をかけて部屋でゴロゴロばかりではなく、今日のように自然のクーラーの中に身を置く日を多くできれば、いい気分転換にもなってくれるものと思う。

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