今週の当地は、週末こそ晴れ上がったものの、平日は曇りや雨の日が多く、雨の降り方も必ずしも予想通りでもなく、何とも悩ましい週であった。
仕事の上では、構内を移動することの多い我がチームにとっては天気はけっこう影響がある。
濡れてはいけないものはビニールをかぶせて運ぶが、真上にしか屋根がないフォークリフトを運転する人間は、何往復もするうちにけっこう作業服が濡れてしまう。
なにぶん人間より製品や資材といったモノが大事という環境にあっては、派手に濡らして始末書に至るのはモノの方である。
今週は、公私ともども決して小さくはない痛手を感じながら苦しんだ週であった。
仕事では特に大きなミスはなく、派手に怒鳴られるようなこともしていない。
私は、動かされるより自分から動く方が同じことをするにも楽しいから、最近は手が空いた時は自席を離れて倉庫の中の整理などに時間を使うことが多くなった。
しかしながら、そうやって動けば動くほど、周囲が遠ざかる感覚がなぜか今週は強くあった。
アウェイ感を通り越して、チーム内での「孤独」を感じたことは一年半経って初めてである。
私的な部分は、それこそ書き出すとキリのない話にはなるが、当地に来てからずっと気になっていた人がいた。
その人についての「知らなくてもよかった話」がひょんなことから耳に入ってしまい、今後私的なアプローチとなるとほぼ不可能であると知った。
私は生来飽きっぽい方なのだが、一度本気で思い入れたものはなかなか嫌いになることができないので、一年半思い入れたものを完全に忘れ去るには相応の時間はかかるだろう。
ただ、悪いことをしたわけではないから、シケた顔などせず胸を張って仕事に出ていけばよいし、そうしなくてはならない。
今からは、日々の仕事にしっかり向き合い毎日を悔いなく積み上げていくよりなく、この経験が笑い話に変わる頃にはきっと新たな幸せにたどり着いていると信じたい。
金曜の夜は、春日井駅近くの馴染みのお店に行く約束があった。
日頃はバカ話ばかりで過ぎる時間も、この日ばかりは自分がどうなってしまうのか皆目見当が付かなかった。
雨はあがっていたが、心は雨でぐしょ濡れになっていて、過去こういう時はお酒を入れるとロクなことがなかったのである。
酒量の制御がきかない心配を抱えながらの時間、やはり最初の方は悲しそうな顔をしていたらしい。
ただ、当日のお相手さんも最近同じようなつらい思いをしたことを話していくうちに知り、いいオッさんの私だけがほろほろと感情をあらわにするわけにもいかず、実際に表面には出なかったようである。
お酒が回るにつれ、ようやく本来の明るい調子を取り戻し、酔いつぶれることもなく、記憶が飛ぶこともなく、スッキリとした気分で店を出ることができた。
自宅へ帰る頃は厚かった雲も取れ、空には星がまたたいていた。
この土日、あるいは何もする気にもなれない時間になるかもしれなかったが、両日とも外の空気を吸うことができ、今日は名古屋市内まで日本ダービーの馬券を買いに出かける元気があった。(今はスマホでも馬券は買えるが、あえてそうしなかったという意味で)
ささやかながらプラス決算、そのプラス分を使って某駅近くの居酒屋で祝杯をあげることもできた。
暗くなりがちなところを存外明るく乗り切ることができたこの週末を境に、公私にわたって少しギクシャクした流れが変わって行くことを願っている。
仕事の上では、構内を移動することの多い我がチームにとっては天気はけっこう影響がある。
濡れてはいけないものはビニールをかぶせて運ぶが、真上にしか屋根がないフォークリフトを運転する人間は、何往復もするうちにけっこう作業服が濡れてしまう。
なにぶん人間より製品や資材といったモノが大事という環境にあっては、派手に濡らして始末書に至るのはモノの方である。
今週は、公私ともども決して小さくはない痛手を感じながら苦しんだ週であった。
仕事では特に大きなミスはなく、派手に怒鳴られるようなこともしていない。
私は、動かされるより自分から動く方が同じことをするにも楽しいから、最近は手が空いた時は自席を離れて倉庫の中の整理などに時間を使うことが多くなった。
しかしながら、そうやって動けば動くほど、周囲が遠ざかる感覚がなぜか今週は強くあった。
アウェイ感を通り越して、チーム内での「孤独」を感じたことは一年半経って初めてである。
私的な部分は、それこそ書き出すとキリのない話にはなるが、当地に来てからずっと気になっていた人がいた。
その人についての「知らなくてもよかった話」がひょんなことから耳に入ってしまい、今後私的なアプローチとなるとほぼ不可能であると知った。
私は生来飽きっぽい方なのだが、一度本気で思い入れたものはなかなか嫌いになることができないので、一年半思い入れたものを完全に忘れ去るには相応の時間はかかるだろう。
ただ、悪いことをしたわけではないから、シケた顔などせず胸を張って仕事に出ていけばよいし、そうしなくてはならない。
今からは、日々の仕事にしっかり向き合い毎日を悔いなく積み上げていくよりなく、この経験が笑い話に変わる頃にはきっと新たな幸せにたどり着いていると信じたい。
金曜の夜は、春日井駅近くの馴染みのお店に行く約束があった。
日頃はバカ話ばかりで過ぎる時間も、この日ばかりは自分がどうなってしまうのか皆目見当が付かなかった。
雨はあがっていたが、心は雨でぐしょ濡れになっていて、過去こういう時はお酒を入れるとロクなことがなかったのである。
酒量の制御がきかない心配を抱えながらの時間、やはり最初の方は悲しそうな顔をしていたらしい。
ただ、当日のお相手さんも最近同じようなつらい思いをしたことを話していくうちに知り、いいオッさんの私だけがほろほろと感情をあらわにするわけにもいかず、実際に表面には出なかったようである。
お酒が回るにつれ、ようやく本来の明るい調子を取り戻し、酔いつぶれることもなく、記憶が飛ぶこともなく、スッキリとした気分で店を出ることができた。
自宅へ帰る頃は厚かった雲も取れ、空には星がまたたいていた。
この土日、あるいは何もする気にもなれない時間になるかもしれなかったが、両日とも外の空気を吸うことができ、今日は名古屋市内まで日本ダービーの馬券を買いに出かける元気があった。(今はスマホでも馬券は買えるが、あえてそうしなかったという意味で)
ささやかながらプラス決算、そのプラス分を使って某駅近くの居酒屋で祝杯をあげることもできた。
暗くなりがちなところを存外明るく乗り切ることができたこの週末を境に、公私にわたって少しギクシャクした流れが変わって行くことを願っている。