意外な場所で

今は休みの日でも案外早くに目が覚めるほうなのですが、今朝は少し遅くなりました。
今週の疲れはまだ残っていて、朝ごはんを食べてからまた横になってしまい、気がつくともう昼でした。
現在の住まいに引っ越ししてきた当初、県道がすぐそばにあり決して静かとまでは言えない環境を心配しましたが、慣れというのは恐ろしいもの、平日休日問わず寝られなくて困る場面はほとんどありません。
人間は寝だめはできないとは言われてはいるものの、寝たい時に寝られる休みの日は本当に貴重です。

さて、このまま一日を終わるのも何となくもったいない気がしたので、今や平日に乗ってやれなくなったクルマのご機嫌直しも兼ねて魚津の実家のほうに顔を出しました。
まだ使えそうなスーツを前回忘れてきてしまったのを取りに行くのと、ホッタラカシの自転車でもあればコレからの通勤に使わせてもらえないかという算段でした。
スーツはこれで週5日分が揃ってひとまずOK、自転車はホッタラカシになり過ぎていてすぐには使えそうになくもらい受けは断念しました。

その道中に某コンビニに行きましたら、見慣れた顔の男女がレジの向こうにいました。
いずれも中学の同級生で、男性の名札にはしっかり「オーナー」と書かれていました。
彼とはFacebookでもLINEでもつながっていますが、会社員からの転身という一大イベントについてお知らせがなかったので、冗談まじりで「ちゃんと教えてくれんにゃー」と言いました。
地元では「夫婦でがんばります！」という内容のチラシが出ていたということで、私が知らない間に同級生どうしで結婚したのかもしれませんから、その照れもあったとすれば合点がいきます。
独身がまた一人減ったかと思うと複雑な気分です。

ちなみに、私の知り合いで同じような道をたどった人はもう一人いて、やはり同じ魚津市内の店舗で夫婦でオーナーをやっています。
フランチャイズ経営というのはなかなか大変かとは思いますが、経営者としてまずはノウハウの整ったところから入っていくのは始まりとしては賢明な選択だと思います。
何年後かは分かりませんが、文字通り満を持して独自の冠をかかげてロイヤリティーから解放される日が来ることを祈りたいですね。

間もなく競馬の凱旋門賞（仏、ロンシャン競馬場）のスタートです。
日本からはタイプの異なる3頭が挑戦します。
すでに香港やドバイでは輝かしい実績を残してきた日本調教馬、欧州最高峰のカベを今年こそは崩してくれると期待して今日の本欄を閉じます。