愛宕 萬年山青松寺 山門
文明8 (1476) 年に太田道灌が草創し,雲崗舜徳和尚を開山第1世とする。
江戸時代には,総泉寺,泉岳寺と並び曹洞宗江戸三ヵ寺の一つであった。
山門をくぐると、左右に四体のお像が安置されています。
四体のお像は「四天王」です。
青松寺の説明には、仏教世界観の中の須弥山の頂上に住まう帝釈天に仕え、
仏法を守護することを念願としています。
それぞれの足元には、仏のお示しの親切がまだ分からない邪鬼を踏みつけておられます。
見ようによっては、邪鬼は私たちの迷いや煩悩を一身に受けて、四天王を支えているかのようです。
私たちは心の重荷を預けて、無垢な心で門内の清浄なる空間に立ち入ることができます。
★ 持国天(じこくてん)
世界の東方を守護する。国を支える役を司る。
★広目天(こうもくてん)
浄天眼をもって観察し、世界の西方を守護する。
悪心をいさめ、仏心を起こさせるはたらきを司る。筆と巻子を持つ。
★多聞天(たもんてん)
夜叉を率いて世界の北方を守護する。毘沙門天ともいう。
仏の道場を護って説法に耳を傾ける。剣と宝塔を持つ。
また福徳を司るとして個別に信仰されている。
★増長天(ぞうちょうてん)
世界の南方を守護する。五穀豊穣を司る。やり、戟を持つ。
青松寺と四天王 邪鬼をいろいろ考えさせられました・・・
そして 中門
本堂
本堂 右の仁王様
本堂 左の仁王様
法事の為に中に入れませんでした、
萬年山 青松寺 東京都港区愛宕2-4-7