上野東照宮の社務所で社殿庭園の入場(500円)券で
灯籠と透塀 この場所には樹齢600年以上 幹の太さは8m以上の大楠(御神木)、
栄誉権現社(御狸様)があります。
透塀の入口から社殿を・・・ピカピカの社殿です。
1651年(慶安4年)造営。国指定重要文化財・・・文化財保護の為、社殿内は非公開です。
金色殿とも呼ばれ、拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋から構成されています。
本殿側です。
金箔がふんだんに使用されていることから金色殿とも呼ばれています。
幣殿(石の間)
拝殿
権現造りで、社殿外壁には豪華な彫刻が施されています。
社殿外壁の彫刻は鷹・鶴・鳳凰や獅子が力強く表現されています。
松・菊・牡丹・芙蓉などの植物も美しく施されています。
柱上部や彫刻周囲の文様は置上彩色(おきあげざいしき)で装飾されている。
胡粉を何度も塗り重ねて厚みを出しその上から金箔を貼ることで、文様が立体的に輝くよう工夫された豪華な彩色方法です。
透塀 1651年(慶安4年)造営・・・国指定重要文化財
菱格子の向こう側が透けて見えるのでこの呼び名になっています。
社殿の東西南北を囲んでいて、上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物の彫刻が内外両面に
200枚以上、 色鮮やかに生き生きと表現されています。
社殿 左側から・・・
社殿 右側から・・・
そして庭園からの唐門(唐破風造り四脚門)です。
唐破風造り四脚門の内側にも・・・
左甚五郎作の昇り龍・降り龍の彫刻があります。
夜には不忍池の水を飲みに行くという伝説もあります。
偉大な人ほど頭を垂れるという事から、頭が下を向いている方が昇り龍と呼ばれています。
内側の透彫は諫鼓鳥(かんこどり)という中国の故事に由来し、皇帝が朝廷の門前に太鼓を置き、
政治に誤りがある時は人民にそれを打たせ訴えを聞こうとしたが、善政のため打たれることは無く、
太鼓に鶏が住みつくほどであったと言う話に基づいているそうです。
唐門(唐破風造り四脚門)
上野東照宮の社殿と唐門(唐破風造り四脚門) 案内書を参考にしました。
上野東照宮 東京都台東区上野公園9-88
冬季(10月~2月)9:00~16:00 夏季( 3月~9月)9:00~17:00 無休 御拝観できます。
透塀の内側で社殿(社殿内非公開) を間近でご覧になれます。
大人(中学生以上)¥500 小学生¥200 団体(20名以上)¥400