写真で綴る気ままなすぎさん

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豪華絢爛 漁樵の間の座敷雛

2024年02月27日 06時05分00秒 | 展示・展覧会(目黒雅叙園)など

目黒雅叙園百段階段 漁樵の間は、すべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた豪華絢爛の漁礁の間に平安時代の宮中世界が楽しめる座敷雛を展示していました。

座敷雛 福岡県飯塚市はかって炭鉱の町として栄え、石炭産業の中心地として賑わいました。2300坪の総面積を誇る「旧伊藤伝右衛門邸」は、筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門の栄華を今に伝える旧宅です。毎年雛まつりの時期には座敷いっぱいに「座敷雛」が飾られます。座敷雛は愛媛県八幡浜が発祥の地とされていますが、この飯塚の座敷雛はテーマを決めて独自の飾り方をもち、座敷いっぱいに雛たちが喜ぶ姿を表現します。また、今回の座敷雛は京の雅をテーマに葵祭りや、平安の景色を再現されています。

紫式部が記した「源氏物語」にも描かれている「葵祭」の風景を表現しています。展示人形数は約800体 優美な京の雅な世界です。

一番上段の飾りは「京の雅な世界」京都の葵祭の模様を表した雛飾りです。

葵祭 京都の三大祭り 葵祭は、平安時代の優雅な王朝装束に葵の葉を飾った行列で知られていますが、もとは朝廷行事でした。京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社へと向かいます。斎王代の腰輿(およよ)を含む行列は総勢500人を超え、長さは1キロにも及びます。

ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 百段階段 「千年雛めぐり」 開催期間 2024年1月20日(土)~3月10日(日) ※会期中無休  開催時間 11:00~18:00(最終入館 17:30)



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