目黒雅叙園 百段階段は1935 年(昭和 10 年)に建てられた木造建築で、彫刻・建築・工芸など、「美術の殿堂」7部屋(下の部屋から 十畝の間 漁樵の間 草丘の間 静水の間 星光の間 清方の間 頂上の間) から成り立ち、99段の長い階段廊下で、各部屋の天井や欄間には、昭和前期の屈指の日本画の大家である鏑木清方や荒木十畝をはじめ、当時の著名な芸術家が創り上げた美の世界が描かれ装飾の破格な豪華さと伝統的な美意識の最高到達点の世界で「昭和の竜宮城」呼ばれています。2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されています。前回は「漁礁の間」を紹介しました。今回は・・・
百段階段 草丘の間
格天井の秋田杉及び欄間には礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれています。
障子建具は非常に手の込んだ面腰組子です。
瑞雲に煙る松原の風景
天井 礒部草丘の四季草花絵
今年は創業90周年を記念して、百段階段そのものの魅力を伝える為に
特別展示を開催 [2018年11月29日(木)~12月24日(月・祝) 会期中は無休です~
ホテル雅叙園東京(東京都目黒区下目黒1-8-1)]