写真で綴る気ままなすぎさん

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ジョサイア・コンドル氏 来日第一作では「妙法寺 鉄門」を見に~堀之内・妙法寺

2018年10月12日 10時09分14秒 | 重要文化財 建造物・民浴など

東京文化ウィーク・重要文化財(建造物)~の資料を見て行ってきました。
我孫子から常磐線北千住駅~千代田線に乗り国会議事堂前で丸の内線に乗り換え東高円寺で降りてグーグルマップを便りに 15分・・・
妙法寺祖師堂にお参りしてから「妙法寺鉄門」へ

・・・妙法寺鉄門 重要文化財(建造物) ~指定:昭和48年6月2日・・・
寺院の門として異彩を放つこの洋風意匠を基潤とした鋳鉄製の門~明治10年(1877)に工部省赤羽工作分局に設計施工を依頼し、明治11年(1878)に完成したものです。設計は、明治10年に工部省の御雇外国人として来日し、工部大学造家学科教師であったジョサイア・コンドル(1852~1920)が担当。
ジョサイア・コンドルの来日年代から、来日第一作では・・・
門は幅(門柱真々)4.3メートル 全高4.96メートルで、両開きの扉が付き、左右に袖柵~門柱は4枚の鋳鉄製板を接合し、基部に牡丹文様の香狭間・唐獅子付額縁、中央に銘文額縁、 上部に井桁橘文様付額縁を設えています。柱頭には、青銅鋳造の童子 (東側女性、西側男性)を安置。門扉を吊り込んだ楣(のき)上には、彩色された鳳凰を冠し、5個のアカンサス装飾(地中海地方のキツネノマゴ科の葉をモチーフとした装飾)を付設しています。門扉はアカンサス唐草文様を主に、橘花と井桁橘文を幾何学的に配しています・・・案内から

彩色された鳳凰を冠し、5個のアカンサス装飾(地中海地方のキツネノマゴ科の葉をモチーフとした装飾)

牡丹文様の香狭間・唐獅子付額縁

柱頭の青銅鋳造の童子 (東側 女性)

柱頭の青銅鋳造の童子 (西側の男性)

門扉はアカンサス唐草文様、橘花と井桁橘文

案内版
この鉄門は明治11年に完成した、洋風の意匠を基調とし一部に加味した折衷の鉄門である。我が国の近代建築家養成の恩師と言われている英国人教師コンドル氏の設計遺構で、明治建築史上貴重な存在である。昭和48年重要文化財に指定された。門柱左右の7文字の漢詩は、当時の身延山第74世吉川日鑑法主の筆跡である。
鉄門の右 「花飛浄界香成雨」(花は浄界に飛んで、香りは雨と成る) 鉄門の左 「金布祇園福有田」(金を祇園に布て福は田に有り).

堀之内 妙法寺 東京都杉並区堀之内3-48-8


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