佐原大祭令和元年夏祭り 菅原道真「のの字廻し」を写真と動画で
佐原大祭夏まつり
佐原大祭は夏祭りと秋祭りがあり、夏祭りは小野川を挟んで本宿・八坂神社、秋は新宿・諏訪神社 の祭礼として行わます。
江戸時代にすでに「見物の群集、人の山なし」と言われるほど賑わい、華麗な山車と 哀愁を帯びた佐原囃子が特徴です。
夏祭りは、10台の山車が曳き廻され、各町の若連による手踊り披露、山車の曲曳きが披露されます。
自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られています。
下仲町の山車 文政5年(1822年)
飾り物の製作年:大正10年(1921年)菅原道真などの人形は、江戸から明治にかけて活躍した人形師によって制作されたもので、その大きさは4~5メートルにも なります。
下仲町 菅原道真「のの字廻し」
山車は2層構造で高さ約4メートル 重さ約4トン の上に約5メートルの人形などの飾り物が乗っています。
山車の右前輪を軸にしてかじ取りの仕掛けがない「てこ棒」を差し込んで右前輪を固定して支点にし、
山車をひらがなの「の」の字を書くように回転させる、大きな山車が音を立ててダイナミックに回転するのは見ごたえがあります。
「わっしょい! わっしょい!」のかけ声と共に「の」の字を描く「のの字廻し」が威勢よく繰り広げられました。
下仲町 菅原道真「のの字廻し」動画・・・