べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

地域材活用木造住宅振興事業

2010-01-14 19:57:23 | 長期優良住宅


大雪の一日となり、交通が麻痺した1日でした。
高寺の工場から出ると、ほとんど移動で終わると思い、本日は工場の除雪のみの作業でした。16日にかけて冬型が強まり、今年一番の寒気が南下するとのことで、注意が必要です。

昨日は、発達中の低気圧が日本海を通過したため、風速40m級の強風が吹き荒れる日となっていました・・
各地で停電もあり、電信柱が倒れた場所もあったとのこと・・
局地的な荒れた天候が続きます。

さて、国交省より、21年度補正予算によるモデル住宅の補助事業の募集がはじまっています。建設費用の9割、2000万円上限というもので、前回は長期優良住宅が前提でしたが、今回は国産材が主流となっています。(産地証明等必要)
最長7年の償還期間を設けて、その間展示等を行うという、工務店で展示住宅を持ちたいという所には願っても無い情報です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住宅エコポイント

2010-01-08 13:16:12 | 長期優良住宅
一定の断熱工事をした場合にエコポイントが発生します。
(写真は宮本町M邸の床断熱工事です)



国交省が住宅版エコポイント制度の概要を発表しました。
住宅を新築またはリフォームした場合に一定の省エネ性能を満たしていれば、他の商品券等と交換できるポイントが付与されるものです。

12月8日以降に着工した新築住宅、1月1日以降に着工するエコリフォームが対象となり、平成22年末まで有効だそうです。
以下、国交省HPより抜粋



住宅版エコポイント制度の実施について

平成21年12月15日
 平成21年12月8日に閣議決定した「明日の安心と成長のための緊急経済対策」において、エコ住宅の建設、エコ住宅へのリフォームに対して住宅版エコポイントを発行する制度(住宅版エコポイント制度)の創設が掲げられました。

 住宅版エコポイントのポイント発行対象については、「平成22年1月1日以降に工事に着手した住宅で、補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡されたもの」を対象とすることとしてきましたが、今般、新築住宅については、「経済対策の閣議決定以降(平成21年12月8日以降)に建築着工した住宅で、補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡されたもの」を対象とすることとしましたので、お知らせいたします。
 なお、ポイントの発行方法や還元方法等制度の詳細は決まり次第、改めてお知らせいたします。

■エコポイントの発行対象

 補正予算の成立日以降に、原則として、工事が完了し、引き渡された住宅が対象
 (ただし、エコ住宅の新築については、平成21年12月8日以降に建築着工したものに限る。)

 (1) エコリフォーム
   ・ 窓の断熱改修(内窓設置(二重サッシ化)、ガラス交換(複層ガラス化))
   ・ 外壁、天井又は床の断熱材の施工
    ※ これらに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合、ポイントを加算

 (2) エコ住宅の新築
   ・ 省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+α(高効率給湯器等))相当の住宅
   ・ 木造住宅(省エネ基準を満たすものに限る)

お問い合わせ先

国土交通省住宅局住宅生産課 
TEL:(03)5253-8111 (内線39471、39472、39473)





木造新築時には次世代省エネ基準をクリアする必要があります。
実際の性能表示は断熱等級4です。

これをクリアするには、天井にグラスウール100㎜(10kg品)を2重に施工、壁には同じくグラスウール100㎜(16kg品)、床は32kg品の80㎜を入れます。
写真は宮本町M邸の床断熱材ですが、グラスウールもこのクラスだとしっかりした形状を保つ程になります。
(この工事の場合は、1月1日以降ではないので対象になりませんでしたが・・・)




樹脂サッシのエコポイントへ・・

内付樹脂サッシの発生エコポイント

住宅エコポイントの注意点



長期優良住宅へ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越後匠の家普及協議会 模型完成

2009-11-30 13:31:34 | 長期優良住宅

新潟県版の長期優良住宅のコンセプトと模型が完成しました。
今後は設計士と工務店によって仕様の検討に入ります。





古民家を参考に新潟県版の長期優良住宅を・・


そんな願いから、新潟県建築組合連合会を基盤に、長岡市の設計士グループ「チームテラ」、技術顧問にアルセッド研究所を迎えての、この夏から県内各地に点在する古民家の視察をしながら、検討会が何回か開催されすなかで、コンセプトや設計が固まってきました。


寺泊町の古民家視察

高柳町の古民家視察


「長期優良住宅」は国産材促進がメインになっていますが、「匠の家」は地元新潟での気候風土に沿った設計コンセプトと県産材使用促進、自然エネルギーの有効活用と地球環境に配慮した住宅づくりが付け加えられる予定です。



「匠の家」の説明を行う「チームテラ」今井設計さん。
チームテラは「アーキセッション」の小川さん、今井設計さん、
和田設計さん、「サトウクリキ」さんで構成されていて、
若手設計士集団として長岡各地で活躍中。


展示された模型とパネル


模型の説明をする今井氏
「構造がみれるように苦労しました」
力の入った模型にみなさん見入っていました。


これから、実際の家作りの際の仕様の検討に移るようです。
県産杉材利用の場合の注意点、工夫する点は、当社のデータが役立つでしょう。

(ここからはだらだらと書くので、必要な人のみ付き合ってください)

県産材仕様の際の留意点は次のとおりです

   1.材料自体の強度が弱い(米松比)
   2.アテ材が多く、狂いやすい
   3.乾燥がしずらく、品質管理が難しい
   4.流通量が少なく「高い」と思われがち


こういった問題点をクリアしていかなければ、県産材仕様の長期優良住宅をつくってもクレームだらけになってしまいます。
これらの問題を解決するには設計や施行の両方の観点からの工夫が必要です。
個々に説明をしていきますと・・・


1.材料自体の強度が弱い(米松比)

米松がメインの構造をいきなり国産材や県産杉に変更した場合、まずこの問題に当たります。(気にしていない工務店は気を失わないように・・)
一番いいのは伝統構法を取り入れればいいのですが、プレカット中心だったり、在来工法の刻みしかしていない場合はちょっとした工夫で耐久性はあがると思います。
すなわち、


  イ) 継ぎ手の長さを極力長くする。
  ロ) 金物の入れ方に工夫する。


でしょうか・・・
弱い材料をどうやって組み合わせて耐久性を上げていくのか、耐震性を上げていくのか・・・そういった努力を日々積み重ねていくことが必要。
イ)、ロ)の内容は、そのうちに解説します。(このブログに時々取り上げられていますが・・)


2.アテ材が多く、狂いやすい

に関しては、木の見方を磨けばよいことになります。
若しくは、「使うまで少し待つ」という工程をはさめばよい。
また、逆に狂う方向を見定めれば、もっと強くなります。


3.乾燥がしずらく、品質管理が難しい

に関しては、やっぱり時間をかけるというところでしょうか・・・・
ひとつには、仕事が決まって、直ぐに材料を発注したとしても、建て方まで時間をかせぐこと・・また、建て方から竣工まで乾燥期間を見込んで十分な工期を見込む。ということで、かなり(材料の)無駄は省けると思います。
また、狂いによるクレームも少なくなります。
建てる側の工夫も必要ですが、製材等での管理努力も必要でしょう。(適材適所で時間の掛け方や乾燥方法の工夫も必要です。断面の大きさでやり方を変えたり、専門分野に限った工場を分散するとか・・・)


4.流通量が少なく「高い」と思われがち

山の木は立ち木では最低価格のまま停滞しています。「安すぎて切っても金にならない」くらいの安いはずの丸太が、市場に出回ると「高くなってしまう」のは中間でのコストダウンの努力をしていないということです。若しくは、「高い」イメージで売っているか・・・

地元材を集団で購入したりすればコストを下げる可能性も出てきます。
野縁一本、間柱一本からでも地元材にシフトしていけば、積もり積もれば山となります。



等等・・・
駆け足で説明したので、内容はほとんど説明できていませんが、それらを解決する糸口となるような「越後の匠の家」にもっていきたいと、個人的には想っているわけで、そういった家作りが広まれば、地元材が普及する手段の一つになっていくでしょう。
この十年の経験が活かせます。


長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長期優良住宅の耐震等級

2009-06-15 21:05:51 | 長期優良住宅
全建連による長期優良住宅の説明が先日行われ、その全容が明らかになってきました。

昨年から施行されている「全建連提案の超長期優良住宅(200年住宅)」に比べてハードルは低くなっているものの、下地材まで国産材を使わなくてもよいとか、Z金物に限定しなかったり、基礎のコンクリート強度を第三者機関で検査が義務づけられていない等・・ほぼ同様の仕様です。

中でも、一番の難関は、耐震等級2をクリアしなければならないことでしょう。
耐震等級2は、建築基準法で定める壁量の1.25倍もの壁量が必要で、更に屋根や床を強固にする必要があります。
(実際には床倍率の計算をする必要があります)

基準法は数百年に一度程度の地震(震度6強~7に相当)で倒壊、崩壊を起さない程度の強度を「壁」と「(壁の)バランス」で持たせています。(一般住宅の場合)

品格法の耐震等級2の場合は、その1.25倍の地震でも倒壊、崩壊をしない程度の基準が定められ、「壁」だけでなく、窓上の垂れ壁や窓下の腰壁までも計算に入れ、さらに床も強固にすることで耐震性を高めています。

小屋裏の場合も、屋根や火打梁だけでは強度が足りず、一度、床合板を貼って、その上に屋根を乗せなければ、計算上はもたないという結果になり、吹き抜けや昇り天井、明り取りまでも制限を受けます。
特に、「うなぎの寝床」と言われる間口が狭く、奥行きが長い建物の場合は、吹き抜けどころか階段までも制限されてしまう場合があります。(階段を入れる方向も検討に入れる必要が出てくる)

真四角に近いプランで、あまり大きくない建物(30坪程度)ならば軽くクリアできるのでしょうが、敷地によって形状が制限される場合は、耐震等級2をクリアするのは至難の技となるでしょう。


壁や床、金物の計算に力を入れ、構造の耐久性に関しては、全くメスを入れていないのも事実です。
「金物の入れ方」によっても、構造躯体の強さ、メンテナンスのし易さが変わってきます。
そういうのは、リフォーム工事を経験すれば自ずと身につくものです。

写真は、現在リフォームをしている建物の金物の様子です。
築15~20年くらいで、だいたいこのような現象があらわれてきます。



床梁の上側は「羽子板ボルト」にて固定


梁の下側は木がやせて隙間ができている


材料がやせてくると、木と木の間に隙間が出てくるようになります。
羽子板ボルトは通常、建物の内側から通して、外側でナットで締め付けます。
木がやせた場合は、再度、締め付ければいいのですが、隙間が確認された時点は、内装工事なわけです。同時に外部改装を行えれば、外壁を解体し、ナットを廻すことができます。
が、殆どはどちらかのリフォームで、内側の工事が終わってしまえば、外側を後で工事しても床が強固になっているため、それ以上締め付けられません。

天井を解体した場合でも同様です。
小屋裏の金物を締めようと思っても、内側からは締められないのが現状です。


【解決法1】
新築時、大改装時に「内側から締める金物」を使用すれば解決します。

外側からZボルトを通し、内側に「引き寄せ金物」を用いれば、地震が来たり、リフォームをする時に、容易に締め直すことが可能です。

火打金物も外側から入れて内側で締めるように統一する。
梁の上だけでなく、下側も金物を入れる必要があります。(蟻落しの場合、どちらかというと、上よりも下が重要)

短冊金物や平金物は論外で、木がやせてしまえば締めることも出来ない。
中空に浮いたペナペナの金物1枚でつながっている構造になってしまいます。
(そんなんで、地震に耐えられるのだろうか?)

【解決法2】
もう一つの方法は、外装を容易に金物を露出できる構造にすることです。
雨仕舞の問題があるので、雨が漏らないように考慮するには、下屋を設けたり。キリヨケを設けて、その軒下を解体して金物を露出できる構造にすれば良い。

伝統構法の場合は?後者のアイディアを採用する必要がありそうです。(当社はそうしています)


超長期優良住宅を壁や床に固執する以前に、どうすれば耐久性を高めることが出来るのかを考える必要があると思います。その答えは年数の経過した中古住宅にあります。(あ、大地震の経験もあるか・・)

リフォームがちゃんとできない大工は大工ではない。
新築なんて初心者の職人でもできる!

「何でそうなったのか、どうすれば良いのか?」
と、絶えず考えながら模索していく姿・・それが無ければ進歩もしない。
「如何せん、如何せんと言わずは、即ち如何と・・」(中国の論語の教えか?)


リフォームを経験すると色々と学ぶことが多いものです。


長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長期優良住宅法関連情報

2009-06-04 01:27:04 | 長期優良住宅
このブログもだいぶ検索ヒットが多くなってきましたが、中でも「長期優良住宅」についての検索が多いようなので、補足として掲載します。

●国土交通省関連

長期優良住宅法関連情報

最終更新:平成21年6月1日

 長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優良住宅」について、その建築及び維持保全に関する計画 (「長期優良住宅建築等計画」といいます。)を認定する制度の創設を柱とする「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に施行されます。
 この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁に申請します。当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。


詳しくはこちら


●促進事業・補助金について

「長期優良住宅普及促進事業」は、住宅供給の主要な担い手である中小住宅生産者による長期優良住宅への取組の促進及び長期優良住宅に関連する仕組みとしての住宅履歴情報の普及を図ることにより、良質な住宅ストックの形成を促進するため、中小住宅生産者により供給される長期優良住宅に対して助成を行うものです。
本事業の助成の対象となる住宅は、法律に基づき長期優良住宅としての認定を受け、所定の住宅履歴情報を整備する必要があるほか、見学会の開催や、今年度内の一定時期までの竣工・引渡しなどが求められます。

■ エントリー(事業者募集)期間
平成21年6月4日(木)~平成21年8月7日(金)


■ 補助金交付申請(補助対象住宅申請)期間
※エントリーが完了していることが前提です。(エントリーと本申請を同時に行うことも可能です。)
平成21年6月4日(木)~平成21年12月11日(金)

■ 補助金額
本事業による補助金の額は、補助対象となる建設工事費の1割以内の額で、かつ対象住宅1戸当たり100万円を上限とします。なお、補助を受けることのできる住宅の戸数は、一の補助事業者あたり25戸を上限とします。
(団体・グループによる場合は、代表者に対して一定の附帯事務費を補助します。)

■ 対象者
申請者は、以下の要件を全て満たす方です。
○ 年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の住宅供給事業者
○ 建築主と住宅の建設工事請負契約を締結(又は売買契約を締結※)し、かつ当該住宅の建設工事を行う者
※建設業と宅地建物取引業を兼ねる者が、住宅の建設工事を行い、かつその販売を自ら行う場合についても本事業の対象


くわしくはこちら



長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長期優良住宅による補助金100万円

2009-05-26 13:46:28 | 長期優良住宅


からっとした快晴となりました。5月晴れとは、こういう日を指すのでしょう。
宮本町M邸では、建て方の終わった状態で込み栓等を打ち込む作業を行っています。


丸栓の穴を開けています


土台に差した丸栓。(柱の取り付け部分)


今回、唯一使用した引き寄せ金具

ホールダウンではないのですが、隅柱の下端部の強度を補うために、土台下から貫通したZボルトによって、柱を引き寄せる金物を使用しています。

「伝統構法」と言えど、確認申請を通すには、耐力壁の計算+N値計算による金物補強をします。なるべく耐力壁を分散し、柱にかかる引き抜き力を「長ホゾ差し込み栓打ち(ろ)納まり」以下に抑えることで、金物の使用を最小限にすることができますが、時々はこういった力のかかる柱も出てきます。

柱脚部分の金物補強で(ほ)の納まりは、こういった金物を使用する必要があります。
側面にプレートを打つ方法もありますが、全建連による超長期優良住宅に切り替えられるように、引き寄せ金物にしています。
今回は羽子板部分は、ビス止めになっていますが、超長期仕様では「Z金物」にする必要があります。
土台下からのZボルトはそのままにして、柱にボルトで固定できるZ金物に切り替えればオールZで対応が可能です。


「耐力壁+金物補強」の方法でない場合は、「限界耐力計算」による高度な構造計算を行わなければなりませんが、簡易的な方法ならば、現在の在来木造の考えと同じ方法で十分だと思います。
N値計算をすると、金物が必要ない場所も出てきますが、全ての箇所で丸栓を打つことにしています。また、仕口も伝統仕口ならば、耐久性も出てくると思います。
在来工法以上の施工をしなければ、「伝統構法」でつくっても意味がありません。




さて、全建連や工務店サポートセンターから耳寄りな話が出てきました。
今まで「超長期優良住宅」を建てた場合、200万円の補助金を使える制度がありましたが、今国会の予算成立により、6月から施行される「長期優良住宅」を建てた場合、「100万円」の補助金制度がはじまります。

「景気浮上を狙う予算(のばらまき)」によるものだと思われますが、超長期住宅よりも仕様は緩くなっているようです。(よって、今年度のみ・・超長期は5年間継続が決まっています)
「Z金物」「基礎コンクリート30N」「国産材仕様率の緩和」が主な変更点だそうで、全建連の「ちきゆう住宅」の仕様に基づいた上位モデルになると思われます。

これから家を建てる人にとっては、「住宅ローン減税」と合わせてお得な年になるのかもしれません。


詳しくはこちら


全建連型 超長期優良住宅はこちら




長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイホームデザイナーLS2

2009-03-05 19:28:35 | 長期優良住宅


全建連の超長期優良住宅では、工務店サポートセンターにて、「JBN-CAD」のデータ形式で住宅の図面データを保管し、お客さんと、工務店の3者で図面データを共有することで、紛失の防止と建物のアフターケアーに使用しながら60年間の維持に活用することができます。

JBN-CADは母体が福井コンピューターの「アーキトレンドZ」で、我が社で導入していた「アーキトレンド21」の上位版です。
地震の混乱により、「Z」へのバージョンアップ作業が滞っていたのですが、この度、何日間か掛けて今までの設計データを「Z」用に変換し、フォフトウェアも書き換えることで、めでたく「Z」へと移行することができました。

現在では「アーキトレンドZ」にて設計中です。(あんまり変わってないんだけど)

平成7年に導入した「アーキトレンド11」というCADのデータも同時に書き換えなければならなかったので、それが一番大変でした。
(Window98で、昔のMOに保存していたため、自宅のノートパソコンを急遽立ち上げてデータを移行したのでした。これが一番時間がかかった)
12年も前の図面データを見返しながら、いまではどういった設計をするのか、検討しようと思ったのですが、今の仕事を優先しなければならないので、後回し。
懐かしいデータが沢山ありましたが・・・・

CADがバージョンアップするたびに、このような作業を行わなければならないのは不便です。安定しているのは、やはりJW-CADでしょう。
アーキトレンド「11」のデータが「Z」で全て使えるわけでもないので、アーキトレンドCADのデータをJW-CAD形式で保管しておいておいたほうが良さそうです。


同時に、市販のプレゼン用のソフトで良いものがないかと探したところ、「マイホームデザイナーLS2」という一般消費者向けのソフトがあり、これを購入してみました。
(他にもShade系のデザイン優先のソフトもありましたが、こちらのほうが使いやすそうでした・・)


自宅にて間取りを作るのに、JWーCADを使っていたのですが、会社に戻ってアーキトレンド用にデータを書き換えるのも時間のロスなので、こうした市販のものを使えば、そのままプレゼンに使える。
昔は、「観れる・使える」ものが無かったのですが、今回の「マイホームデザイナー」は結構観れます。

お客さんが
「こんな感じにしたい」
と、自分でプランを作ってきた場合にも対応できます。

家具やサッシ、住宅設備といったアイテムに沢山のメーカーが部品を提供しているのも魅力の一つです。
「置くだけ」
で、簡単に間取りが作れ、立体透視できるのです。



マイホームデザイナーで再現した蓮潟町T邸の外観
丸柱を伸ばすにはどうすればいいのだろう?やり方があるのだろうけれど・・
屋根形状も三角にしたい!美しくない!!


ただし、プロ使用ではないので、色々なところで使い勝手が悪いところもあります。
例えば、上図のように、屋根が斜めで設定できず、四角の屋根しか作れないところや、定番のメーカー品が少ないところ。
(TOTOの売れ筋ユニットバスやYKKのよく使うサッシ、玄関ドア、クリナップ製品自体が無い・・)
外壁の腰壁の設定とか細かい部分は自作でいちいち部品を作らなければならないところとか・・(まあ、安いんだから仕方が無いか・・7千円台で買えるのだから・・)

使いやすいのは確かなので、これから設計を考えているお客さんも使ってみてはいかがでしょう?
夢は膨らみます。

おおまかな部分を作ってみて、構造的なことや、風や光を取り入れるといった提案は、こちらでアドバイスができます。
何より、データが共有化できるのが魅力でしょう。
(福井コンピューターでも、一般向けのソフトとか作ってくれないかな・・3000円くらいなら導入する人も多いと思いますが・・5千円切るのが目安だと思います。)



ちなみにアーキトレンドZで3D化したイメージ
車とか人物とか、ちゃっちい!
背景とかもマイホームデザイナーのほうが良いようです。
でも、屋根形状は再現できるし、手摺もちゃんと自動で出ます。
どっちもどっちというところか・・
福井コンピューターに添景データの充実を求めます。
(図をクリックすると、太陽光のアニメーションが観れます)




で、実物・・・
やっぱり、実物のほうが観れます。
プレゼン用のソフトでここまでのものを要求すると、
時間がかかってしまうでしょう。
ならば、手書きのスケッチとかのほうがいいかも・・



長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引き寄せ金物 Z金物追加商品

2009-02-25 15:21:43 | 長期優良住宅

低気圧の通過に伴い、雨雲が覆う一日となりました。
2月なのに3月のような気候です。
今年の春の雪はどれほど降るのか、予想がつきません。
3月上旬~中旬にかけて、「荒れる」と予想された気象予報士もおられるので、それまで雪が積もると覚悟しておかなければなりません。
雪が降ったとしても、2~3日で消えるでしょうが、基礎や外部工事には注意が必要です。

全建連の200年住宅では、原則として「Z金物」を使用しなくてはなりません。
Z金物の種類は少なく、特に「通し柱」「隅柱」廻りの接合には「短冊金物」を使用しなくてはなりません。
通常、通し柱への横架材の仕口は、端ホゾなので、木が乾燥収縮した場合、柱と横架材の間に隙間が生じます。
これを直すには、外壁を解体して、外側の短冊金物を撤去して、柱と梁を引っ張って突きつけ、改めて金物を打ちつける必要があります。
緩んだままで、地震が来れば、プレート1枚でもたせているような感じなので、危なくてなりません。

捜し求めていた、「引き寄せ金物」が見つかりました。

これを、柱にZボルトを貫通させ、両側でナットを締め付けることができます。
長期的に空きが出来たら、このナットを締めれば、外壁を解体せずに内部でも作業ができます。

羽子板パイプ SP-E、SP-E2

SP-E Zボルト用穴+スクリュー釘(Z用) 告示1460号二号(に)適合品
SP-E2 Zボルト用穴のみ         告示1460号二号(ほ)適合品

材質 SPHC(JIS G 3131)
表面処理 電気亜鉛めっき2種2級Ep-Fe/Zn5/CM2




ホールダウン金物用20kN(左)と引き寄せ金物(右)


ホールダウンの10kN用のものは、高価なので、今回の金物でコストダウンが計れます。

横架材の場合、細かい規定がないため、羽子板ボルトや短冊金物しか種類が無いのでこれらを使っていれば性能規定的には適合するのでしょうが、厳密に言えば、柱頭・柱脚と同じような細かい指定があると思います。必要強度によって(い)~(ぬ)までの種類があるはずですが・・・



長期優良住宅へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住宅の寿命を延ばす「200年住宅」への取組H20年度税制改正関係

2009-01-29 18:15:31 | 長期優良住宅
200年住宅に関しての税制面の改正案が出されています。
おおまかには、次のとおりです。



【住宅の長寿命化(200年住宅)促進税制の創設】
基本的考え方

200年住宅(新法の認定を受けた長期優良住宅)は、一般の住宅と比して建設コストが2割程度高くなる。
今回の税制改正では、建設費が高くなることにより税負担が増加する以下の3税について、200年住宅の税負担額を、一般住宅の負担額以下に抑制する。

促進税制概要

登録免許税
   一般住宅       200年住宅
① 保存登記1.5/1000     ① 1.0 / 1000
② 移転登記3.0/1000     ② 1.0 / 1000
③ 抵当権設定登記1.0/1000 ③ 1.0 / 1000
【納税額】①+②+③
  一般住宅5.8万⇒ 200年住宅3.4万

不動産取得税
一般住宅    200年住宅
1200万円控除  1300万円控除
【納税額】一般住宅課税なし⇒ 200年住宅課税なし


固定資産税
一般住宅        200年住宅
【戸建】        【戸建】
1~3年目1/2 軽減 1~5年目1/2軽減
【マンション】     【マンション】
1~5年目1/2 軽減 1~7年目1/2軽減

【納税額】(当初10年間)
  戸建一般住宅82.1万⇒ 200年住宅79.4万
  マンション一般住宅74.8万⇒ 200年住宅71.5万




納税額計
一般住宅     200年住宅
最大88万円  最大83万円

促進税制のない場合(最大97万円)と比して▲14万円



一般住宅を200年仕様にすると、-14万円というところです。
これに、大型住宅ローン減税が加わり、さらに超長期先導モデル事業の200万円補助(最大)があるので、これは願ってもないチャンスか??


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちきゅう住宅国産材モデルの性能

2009-01-10 00:42:36 | 長期優良住宅
○基本性能

1.住宅性能保証制度
設計性能評価を指定住宅性能評価機関より下記のア~エの性能評価を受けます。

  ア.構造躯体の耐久性:劣化対策等級3
  イ.耐震性:躯体の倒壊防止及び損傷防止耐震等級 等級2
  ウ.維持管理の容易性:維持管理対策等級(専用配管・共有配管)等級3
  エ.省エネルギー性:省エネルギー対策等級4

2.変化に対応できる居住空間
3.町並みや景観への配慮
4.工事記録書の作成及び保存等
5.ちきゅう住宅国産材モデル普及啓発活動
6.維持保全計画書の作成及び保存等


○ちきゅう住宅国産材モデルの先導的な提案

1.環境や地域資源、産業へ配慮した国産材の利用
   ア.土台は国産材のD1特定樹種とし4.5寸以上
   イ.1階の柱は国産材耐久性区分D1の樹種を用いる
   ウ.通し柱は4.5寸以上、その他は4寸以上を用いる
2.構造躯体の耐久性と維持保全への対策
 a.基礎に関する性能
   ア.地盤調査を行い、調査会社による地盤保証を受ける
   イ.基礎の立ち上がり部分の巾は15センチ以上
   ウ.基礎に用いるコンクリートは強度30N以上
 b.外壁に通気層
 c.構造に使用する金物はZマーク表示金物を原則として使用
 d.維持保全への対策
3.維持保全計画と検査における工務店サポートセンターの役割
 a.工務店サポートセンター
 b.審査や検査の規定
   ア.現場審査・検査等
   イ.チェックシート、報告書の提出
 c.住宅履歴書の作成支援及び保管システムの運用
 d.維持保全計画システム支援
   ア.維持管理計画
   イ.お手入れ
   ウ.短期保証
   エ.長期保証
   オ.無償点検(最初の10年)
   カ.10年以降
   キ.維持管理の継続


こちらもご覧ください
全建連200年住宅について
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちきゆう住宅

2008-12-29 23:55:22 | 長期優良住宅
あなたと作る安心の木の住まい



地域の「ち」

地元の工務店や大工さんがその地域の
風土に相性のいい工法で建てるという
技術や伝統を受け継いでいます。

木造の「き」

木に親しみ、木の香りを好み、自然を愛する
日本人の伝統が十分に活かされるのは、
木のよさを取り入れた住宅づくりです。

優良の「ゆう」

建設中のチェック、住宅の10年保証など、
お客様に安心して長くより
快適に暮らしていただくため、
ネットワークや団体のサポートで、
住宅づくりに取り組んでいます。


1.地元の工務店がつくる家-- 風土と相性のいい住宅づくりを継承しています

もともと日本の住宅は、地元の工務店や大工さんの手で、その地域の風土に相性のいい材料と工法を用いて建てられました。こうした長い年月の中で自然に生まれた日本の環境作りには、健康や環境への負担が少ないなど、たくさんの利点があります。
ところが、最近は全国どこへ行っても、画一的な生産方法によって作られた住宅がその地域の風土とは関係なく建ち並び、近代化の名のもと、住宅建設のあり方も大きく変わりつつあります。
そこで、ちきゅう住宅は、新しい技術を取り入れつつ、従来の住宅づくりの良さや経験を存分に活かして、工務店にしか出来ない住宅づくりをしています。



2.全建連のバックアップで安心をプラス--現場審査から長期保証まで、頼りになるしくみがあります。

住宅づくりに欠かせないもう一つのポイントは信頼できる業者選びです。品質管理や経営基盤などを考慮すると、どうしても大手のほうが優位に見えがちです。
そこで全建連では、地元工務店へのサポート体制を強化し、さらに安心を高めるしくみを作りました。それぞれの地域で熱心に住宅づくりに取り組んでいる仲間との連携・バックアップ体制・住宅の長期保証や現場管理等に取り組み、安心して長く快適に取り組んでいただける住宅づくりをしています。
「勉強熱心な地元の工務店による地域に一番適した住宅づくり」と、
「全建連のサポートによる安心のしくみ」で建てられる住宅がちきゅう住宅です。




こちらもご覧ください
全建連200年住宅
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者・障害者向け住宅整備支援

2008-12-29 23:24:08 | 長期優良住宅
高齢者・障害者向け住宅整備支援


<事業目的>
被災した高齢者・障害者が所有する住宅の再建に際し、その身体状況等に適
した住宅とする場合、その費用の一部を補助することにより住み慣れた地域で
の暮らしを確保する。


<事業内容等>

1 補助対象者
震災により所有する住宅が一部損壊以上の被害を受けた次の要件のいずれか
に該当する者
① 高齢者で介護保険法第1 9 条の規程による要介護、要支援認定者
② 身体障害者手帳1 級又は2 級の交付を受けている者
③ 障害の程度欄が「A 」の療育手帳の交付を受けている者

2 補助対象経費
住宅再建に伴う住宅のバリアフリー化に係る費用
① 居室及び廊下等の段差解消、手摺り取り付け等
② トイレ、浴室、玄関の段差等の解消、手摺り取り付け等
③ 段差解消機、階段昇降機の設置
④ ホームエレベーターの設置

3 補助限度額工事費

高齢者30 万円
障害者50 万円
4 補助率
  生活保護世帯  1 0 /1 0
  所得税非課税世帯  3 / 4
  その他の世帯    1 / 2


【高齢者非課税世帯の例】
  5 0 万円の場合
   ①介護保険給付 2 0 万円限度
   ② 基金補助   2 2 . 5 万円限度
   ③世帯負担     7 . 5 万円

5 補助期間平成1 7 年度~ 平成21 年度
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県産瓦使用屋根復旧支援

2008-12-29 23:14:59 | 長期優良住宅
県産瓦使用屋根復旧支援


<事業目的>
県産瓦使用による被災住宅の屋根の耐震性の強化を促進する。

<事業内容等>
1 補助対象者
  屋根瓦工事事業者
2 補助対象事業
  次の要件を全て満たす屋根工事とする。
ア県産焼瓦を使用した耐震性瓦施工工法によるものであること
※ 粘土瓦と同等の品質・性能を有すると認められるスレート瓦
( セメント瓦の一種) も対象とする( H17.9.1 要綱改正)
イ建物新築に伴う工事及び既存建物の屋根の葺き替え工事であること
※ 屋根の全面工事だけでなく、本屋のみ又は下屋のみなど棟単位の
工事についても補助対象として認める(H17.9.1 要綱改正)
ウ中越大震災に際し、災害救助法が適用になった市町村内で行う工事
であること
エ屋根工事の施主は、市町村が発行する全壊・大規模半壊・半壊・一
部損壊のいずれかの罹災証明書を有する者であること

3 補助要件
  屋根工事事業者は、本事業の補助金額を通常の屋根工事代金から値引き、
  施主の負担軽減を行うこと。

4 補助対象経費
  県産瓦の材料費及び耐震工法の標準的な施工代金
  (旧屋根の撤去・処分費は補助対象外)

5 補助率及び補助限度額
  対象経費の2分の1 以内、上限850 千円

6 補助期間
  平成17 年度~ 21 年度
  ( 5年以内に被災住宅の建替・修繕工事が行われること)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越後杉で家づくり復興支援事業

2008-12-29 23:08:55 | 長期優良住宅
越後杉ブランドを使った場合の最大100万円補助






越後杉をふんだんに使った確かな家づくり
藤川建設の家づくりは・・・



1.納得いくまで設計をしています。

  設計がまとまらない限りは見積りへ進みません。
 
  家は一生ものです。焦って契約しても設計が不十分では一生引きづります。

  契約後、施工中でも再設計をすることもあります。
  実際に現物を見てから直す事もできます。(品を入れてからの返品はききませんが・・)






イメージボードへ・・




2.「しっかり施工」をしています

  社長自ら施工管理を行っています。
  構造計算も断熱計算も、社長自ら手掛けます。

  しっかりしすぎて、工期が長引く時もあります。家の性能と寿命を第一にしているためです。

  細かいリフォーム工事も並行しているので、新築は年間2棟が限界です。

  丹念に造られた家々は、その地域の顔となり象徴的な家になっています。

  どこかで、こんな家、見た事ありませんか?




円形屋根の家は・・

大黒柱のある大空間を実現したバリアフリー住宅です


円形出窓のある伝統的な切妻屋根の家


現代風な家にアレンジも・・

これまで手掛けた家




3.シックハウス対応です

  社長自身がシックハウス症候群に近いです。
  塗装、表具の段階では頭が痛くなるので、なるべく天然素材を使っています。
  臭いを嗅いでダメなモノは排除しています。






4.技術向上、商品開発に力を惜しみません

  家づくりは日々精進です。
  一般の住宅知識だけでなく、様々な広い分野への視野も必要です。

  リフォームは技術向上の勉強の場です。

  技術の修得だけでなく、時として新技術も自ら考案してしまいます。
  便利なモノを世に送り出すクリエーター精神です。

  ワクワクするモノ作りを目指しています



座って使えるキッチン




螺旋階段のある店




5.地元の山を愛しています。

  地元長岡も愛しています。

  そんな地元に根付く家をつくり続けたい・・




山の木の話

CO2を25%削減するために・・

伝統構法について








もくじへ・・





越後杉で家づくり復興支援事業

事業目的
中越大震災の被災者に対し、災害に強い“ 安全・安心な住宅” の再建を支援
する。
なお、被災地での住宅の再建に当たって、地域の森林資源を積極的に利用す
ることにより、結果として林業・木材産業などの地域産業の復興に貢献する。

事業内容等
工務店と施主、ブランド材認証工場等の3 者が連携して、越後杉( 新潟県で
生産されたスギ製材品) を使用して住宅を再建する場合に支援する。

1 補助対象者
市町村が発行する「一部損壊以上のり災証明書」を有する者に住宅を供給
する大工・工務店等

2 補助対象事業
住宅再建に係る越後杉を購入する経費に対し助成。
① 新潟県産スギ材のうち品質・性能が明確な「越後杉ブランド」を延べ床
面積1 平方メートル当たり0.07㎥以上使用すること。
②災害救助法適用地域及び激甚災害法告示地域内で再建するものである
こと。

3 補助対象経費
住宅再建に必要な施主における新潟県産スギ材購入経費
4 補助率
基金財団1 /2 、自己負担1 / 2
5 補助限度額等
1, 0 0 0 千円/ 棟
6 補助期間
5年間( H 17 ~ 2 1)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域木造優良(ちきゆう)住宅先導システム国産材モデル

2008-12-26 00:57:55 | 長期優良住宅
全建連(全国中小建築工事業連合会)は、地域工務店の全国組織です。
わが国唯一の公益団体として、住宅性能保証制度の立ち上げ、普及の推進に協力するとともに、独自の品質基準と管理基準を備え、品質保証体制を整備してきました。
それが「ちきゆう(地域木造優良)住宅」です。
仕様書として、耐久性などの品質基準を規定するとともに、(財)住宅保証機構の検査員を兼ねる「ちきゆう住宅検査員」制度による自主管理体制の拡充につとめて来ました。
又、昨年からは全建連・工務店サポートセンターを設置し、組織的な情報システムとネットの構築を推進してきました。
平成20年7月、地域木造優良(ちきゆう)住宅先導システム国産材モデルが国交省の平成20年度(第1回)超長期住宅先導的モデル事業の採択事業に選ばれました。これにより最大200万円(工事代金の1割)の補助金が受けられます。

地域木造優良(ちきゆう)住宅先導システム国産材モデルの特徴

①国産材の利用促進
住宅の主要となる構造材はもちろん、下地材に至るまで100%の国産材を使用することで、CO2問題を始め、地域の資源、環境、産業への貢献を促します。

②耐久性、維持保全への重点的対策
基礎に30N(ニュートン)の高強度コンクリート、最大等級の省エネルギー性を確保する等、住宅性能表示として最高級性能の仕様を標準としています。

③工務店サポートセンターによる支援体制
全国組織の全建連によるサポート体制により住宅履歴書の作成と管理のための支援システムを行い、最低60年以上の管理・保守に役立てます。






中越震災復興支援事業

中越地震で罹災した場合、住宅再建に次のような補助制度があります。

越後杉で家づくり復興支援事業
         最大100万円

県産瓦使用屋根復旧支援事業
         最大85万円

高齢者・障害者向け住宅整備支援


いずれも平成21年度まで・・


地域住宅モデル普及推進事業

国交省の20年度補正予算 建設費の90%を補助 最大2600万円の9割

税制面の優遇措置
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする