越前浜にて古民家のジャッキ揚げを行いましたが、今回は新兵器の「揚げる君」の初陣でもあります。
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とりあえず、本当に上がるのかどうかのテストを行いました。
土台の下に差し込む底板です
底板の脇の竪部材を組み立てます
そのまま土台の下に差し込み、向こう側も同じように底板に竪部材を組みます
竪部材の上部に開きを防止するアングルを取り付け、ジャッキをその下に設置します
これで準備はOK
土台の内側と外側でジャッキを作動させます。
計算上ならば両方で10t+10tの20tの能力があります
この方法で、土台が上手く揚がる事が確認され、今度は職人の人数を増やして本格的に全体の土台揚げを行います。
本格的に職人の人数を増やして全体をジャッキ揚げ
壁や床を解体しながら作業がドンドン進みます
ジャッキが上手く土台に架からない場合は差し鴨居に掛ける事も・・
ジャッキを直接かけたり、色々な方法を駆使しながら作業を続けます
ようやく終わりが見えてきた・・・
最後は土台や根太を補修して作業完了
鴨居のレベルがおおまかに揃っています。
見た目もスッキリしました。
この後、お客さんが自力で床を張ります
古民家のジャッキ揚げによって、さらにこの家の寿命が延びました。
何やかや言って、ジャッキ揚げは「根性」です。
途中で「これは・・上がらないかも知れない・・・」
みたいな場面もあるのですが、「何とかして揚げてやるぞ!」という信念だけで作業が続いていく・・・
今回の新アイテム「揚げる君」の起用で、その作業効率も良くはなったようですが、やっぱり大変な作業には変わりない・・
古民家再生へ・・