先日、地鎮祭が無事終了した旧栄町T邸の木組みのイメージです。
座敷廻りは、「差し鴨居(さしがもい)」で9本の通し柱をつなぐ伝統的な「田の字構造」です。
このイメージは2年前に描いたもので、これを基に地場の木を求めた結果、五反田町の「御神木」にめぐりあったのでした。
御神木を伐採して2年以上の乾燥期間があり、いい材料に仕上がっています。
何度も設計変更があり、現在では通し柱の数も12本となり、80坪もの大きさになってしまいましたが、メインの座敷の部分はかわりません。
現在は、基礎と刻みを平行して作業をすすめています。