べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

大黒柱まわりフロアー貼り

2007-03-03 20:42:16 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


先日は、アスベストの講習会がありました。長岡アクアーレにて2日間の講習があり、ほとんど動きがとれず、見積りやお客との接紹は夕方から夜にかけて行うハードスケジュールとなりました。
アスベストに関しては後日、ゆっくりと感想を書きましょう。

本日は、いろいろな用事がありました。

旧栄町T邸は明日引き渡しです。今日はプロのカメラマンに引き渡し前の建物の写真を撮ってもらいました。50枚ほど撮ったらしいのですが、どんな写真が出来上がってくるのか楽しみです。

長岡市街地の本町K邸にて、増築工事の地鎮祭。周囲のあいさつまわり。
天気がよかったのですんなりといきました。
その模様は来週にでも・・

写真は、土合町K邸です。
内部造作が着々とすすんでいます。
大黒柱のまわりに床板を貼っている模様です。
かなり苦労していました。
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長岡市土合町K邸~風除室

2007-02-03 08:52:34 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


雪模様の天候が続いています。
でも、積雪量はまだ少ないほうです。
道路にも2~3センチくらいしか積もっていない。

それでも、寒いのですが・・

長岡市土合町K邸は、外部の足場もはずれ(先月の初旬)、断熱材の吹き付け、内部の配管、電気配線が終了して、内部造作工事に入っています。

大雪による雪下ろしを1回くらいはしなければと思っていましたが、その必要もなさそうです。心置きなく内部工事が進められます。

このK邸の玄関先、縁側にはサッシが取り付き、風除室という雪国独特の風除け室を設けています。
玄関サッシの外にもうひとつサッシをつけることでワンクッション置いて冬場の吹雪に備え、また住宅内の断熱性を高めています。
縁側の場合は冬場や雨の日の洗濯干し場として使えます。


      玄関先の風除室
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中学生 見学

2006-11-08 20:36:56 | 長岡市土合町K邸(越後杉)
昨日は、寒冷前線の通過により全国的に大荒れの天気となりました。
北海道では強風による竜巻の影響で9人の死亡者が出たとの事、家屋の被害も発生したようです。

長岡市でも強風のため、屋根の鉄板がが飛びそうになったり、あちこちにゴミが飛んだりしていました。

そんな強風の中、長岡市立北中学校の生徒3人が土合町K邸の見学をしていました。
市内のオーゴシ建設の社長さんが総合的な活動の時間の一環として、連れて案内しています。
木組みや県産材の説明をしていました。
県産材も子供の頃からアピールすれば将来的にも需要が伸びるのではないでしょうか?学校の校舎にも木質系の素材や構造そのものに木材を取り入れている昨今です。県産材の校舎を希望すれば、教育委員会も動くかも・・(甘いか)

伝統木組みの構造見学は、普通の現場でも見られない貴重な場所です。
帰りの車の中で「すごいナ~」を連発していたそうです。
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円形屋根部分の窓

2006-10-25 19:09:37 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


昨日の荒れた天気に比べて、穏やかな晴れ間がひろがりました。

写真は土合町K邸の円形屋根部分の外部が塞がり、階段室側から見た状態です。

大黒柱を中心に円筒形に囲われた外壁に4枚の窓が入り、階段室に明りが入ります。
円形屋根の垂木も放射状に伸びて、美しい形となりました。

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構造見学会

2006-10-21 20:36:53 | 長岡市土合町K邸(越後杉)
先週の土曜日に開催した構造見学会には多数の見学者が訪れました。

「構造見学会」

一昔前(5年くらい前)は、各社が盛んに行っていましたが、最近は完成見学会のみのところが多いようです。
最近の住宅は、技術的に比べて殆ど差がないようで、「ベタ基礎」や「ヒバ土台」等は標準で取り入れられているので、構造見学会を行っても受注に結びつく可能性が薄いとのことです。
むしろ、完成見学会を行って、イメージ的な部分や仕上げを見て即効で営業展開するのがはやりとのこと・・
構造見学会は、よほど構造に自信がなければ行わない・・
家は見た目が重要。自分の生活スタイルに合った家を求める時代です。
このあたりは、2度の大地震(阪神・淡路、新潟県中越地震)の教訓も活かしきれていないようです。
あれは、夢幻の世界だったのか?バーチャル、TV番組だったのか??


村松のマルユー社長は

「部屋なんていいから、屋根の骨組みを見たほうがいい。
骨組みが見せられないから塞いでしまう。」

と言っています。屋根全体で揺れに耐える・・がっちりした屋根をみせるのが構造見学会です。

それゆえ、あえて「構造見学会」を行ってみました。
伝統構法の金物を使わないがっちりとした木組みを観て、見学者は驚いていました。

この構造を見てから他の住宅を見ると、割り箸の寄せ集めに見えると思います。
だから、あの地震に耐えたのも納得いくと思います。
しかも、県産材をふんだんに使っているとなれば、驚きも2倍でしょう。
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柿川にカモ

2006-10-11 21:01:20 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


土合町K邸のすぐ前を柿川が流れています。
そこにカモの群れを見つけました。

悠々と泳ぐカモが魚を採っていました。

柿川なんて昔はドブ川でヘドロが堆積していたり、ひどい匂いがしていたものですが、最近はすっかりきれいになったようです。

新婚旅行で行ったニュージーランドのクライストチャーチを思い出しました。
市街地の中心を流れる運河(?)をボートをこぎながら町を眺めたり、公園に行ったりできます。
石作りの橋が多かったので、下からの眺めも良かったと思います。

柿川も、そんな運河みたいにボートとかゴンドラとか浮かべたら、観光客が集まるのでしょうか?
カモなど観ながらのんびりと市内をボートをこいでいくのも乙なのでは?
平和公園や旧市役所を眺めながら、中心市街地や鉄道の下を潜り抜け、帝京高校付近のカモの群生地を巡るとか・・
昔の川船を復活させるとか?
長岡祭りの灯篭流しを川から眺めるとか・・
町おこしの材料なんていくらでもありそうです。

そうなれば柿川ももっときれいになるのでしょう。
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土合町K邸 上棟式

2006-10-07 18:32:18 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


長岡市土合町K邸の上棟式が無事に終了しました。
屋根も掛かり、瓦を敷き始めている段階ですが、都合により本日が上棟式となりました。
通常は、屋根の上で行うのですが、瓦も葺き始めてすべる危険もあるし、天候も雨のため1階の仏間の部分を祭壇としました。
屋内での上棟式です。

施主の方も、
「通りがかりの人のほうが良く見ている」
と言っていました。
廻りからいろいろと言われるようです。

なにしろ、目立つ場所に建っていますから・・
外部は、間柱を立て、ダイライト(耐力面材)を打ち始めています。

来週の14日(土)は構造見学会となります。
外部が塞がれ、サッシが付いた状態になれば、多少気温が低くても見学するのが楽になります。
晴れれば良いのですが・・

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土合町K邸 円形屋根

2006-10-05 20:13:23 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


土合町K邸の建て方も無事終了し、現在は外部を塞いでいます。
写真は、階段室部分の円形屋根の骨組みです。

大黒柱(丸太)を中心として、「ムーミンの家」のような円筒状の階段室の上に、円錐形の屋根が乗ります。
図面では屋根勾配がゆるかったのですが、ムーミンの家らしく、勾配を急にして全体のバランスをとってみました。
ウロコ瓦とまではいきませんが・・

円筒状に並んだ柱の間に窓が入り、4方から光が入り、明るい階段室となるように設計してあります。
大工も、面倒がっていましたが、出来れば面白い形となるでしょう。

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土合K邸 妻壁天秤 

2006-09-30 14:17:17 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


土合町K邸の建て方も最終段階に入っています。
小屋梁と中引の上に小屋を構成する天秤が組み立てられ屋根の形を形成しています。

この天秤も伝統構法の一つで、格子状に組まれた天秤が横方向の風や地震、縦方向の雪の加重に耐える構造となっています。

西洋のトラス等の三角形を基本とした文化に対して、日本は格子状の四角形の文化です。
三角形の場合は接合部分はピン構造で金物を主体とした考え方となり、四角形の接合部分は剛接合で木組みの仕口で栓や込み栓等で固定し、材料全体の断面でもたせています。
また、三角形のような1つの部分で耐力が得られる構造に対し、格子の場合はそれぞれの箇所よりも全体で耐える構造で、家の骨組み全体で耐震性、耐風性を得る「総持ち(そうもち)」が伝統構法の考え方です。
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土合K邸 建て方

2006-09-21 21:13:13 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


すっきりとした秋晴れの中、土合町K邸の建て方がはじまりました。
はじめは、この建物で一番重要な和室廻りの差し鴨居で囲まれた部分から組み始めます。

4本の通し柱を差し鴨居と桁でつないでいきますが、実はこの通し柱、土台から15センチほど浮かせてあります。
ある程度組み終わってから全体を下げて基礎に定着させる方式をとっています。
そのため、全て組むと筋交無しでもびくともしなくなります。

骨組みだけで構造が固まり、耐力壁は補助的な感じとなります。
これが、伝統構法です。

近所の年配の女性が、

「昔はこうだった」

と、つぶやいていました。
基本に戻ればそうなります。
現代の構造があまりにも壁と金物に頼りすぎ、「割り箸で作った家」みたいに貧弱な構造材で形成されているのです。
囲ってしまうとわかりませんが・・
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にいがた木の住まい 見学

2006-08-30 20:34:23 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


気温は下がり、真夏日から開放されたすがすがしい一日でした。

先週の土曜日、新潟の木の家のセミナーが我が社の現場見学、工場見学に訪れました。
山林ボラン広場が母体となり、設計士や建築士を相談役とした「にいがた・木の住まい」です。

山林ボラン広場は、水源としての上流の山林を荒らさないように、下流側からお手伝いしようという団体で、この団体との出会いが県産材に切り替えるきっかけとなりました。もう5年もの付き合いとなります。

なかなか新潟方面へは行けないのですが、こちらでも地元の森林組合と連携をとったり、地域産材を活用する伝統構法の継承をしたりと、遠く離れていても共通の目的を持って活動していました。志は同じです。

この度は、震災復興に県産材がどのように使われているか、実物を見ていただこうということで、現在建築中の旧栄町T邸、旧中之島町浅野美容室、高寺工場を半日がかりで見学してもらいました。

震災事例としては、乙吉町S邸や小千谷市M邸を見てもらいたかったのですが、お客さんが住んでいるので遠慮して頂きました。また山古志の復興もこれからなので時期早々というところです。

現場では「伝統木組み」をじっくりみてもらい、工場では大量の木材を見ながら、地域振興局の県産材利用の状況の説明を聞いてもらいました。

今回は、震災復興に伴って「越後杉」が有名となり、補助金が出るために県産材が出回り始めましたが、新潟市は着工戸数からいっても県内ではダントツの数なのですから、新潟市内でこそ県産材の需要拡大をねらってほしいところです。林政課の方々、よろしくお願いします。(おそらく見てるだろうから・・)

山林ボラン広場やにいがた・木の住まいにも今後の発展を期待します。
共に県産材の需要拡大を目指し、上流をきれいにしましょう。
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栗石地業

2006-08-17 09:14:21 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


台風10号が太平洋上で西方へゆっくり移動しています。
九州南部、四国では大雨の予想で被害が心配です。
この時期に上陸する台風もめずらしいところです。

関東地方では、台風の東側の大気の動きによって、南方からあたたかい湿った空気が流れ込み、やはり雨の予報ですが、その空気が山を越えてくることで、極度に気温が上がる「フェーン現象」により、連日34℃を越える猛暑となっています。

台風はゆっくりと北上するため、2~3日はこの状況が続くでしょう。

そんな過酷な天候の中、土合町K邸の基礎がすすめられています。

わが社独特のベタ基礎は、その下の部分は全てに12センチの石が敷き詰められます。
通りかかる人は「何が建つんだね?」と不思議がりますが、木造2階建てで、しかも県産杉材を使った伝統構法の家が建つことなど知る由もないでしょう。
看板もオーソドックスで、「藤川建設」と確認表示しかしないのですから・・
(ここで宣伝すればいいのかもしれませんが・・、)

この石の敷き詰め作業は、全て手作業で行われています。
一個一個手で並べる気の遠くなるような作業です。しかもフェーン現象の最中ですから想像を絶します。

が、そうやって作ったからこそ、新潟県中越地震で小千谷や長岡の山間地ではヒビひとつ入っていなかった頑丈な基礎なのです。

この後、捨てコンクリートを打ち込み、その上に鉄筋を並べてからベースコンクリートになります。10日から2週間くらいの工程でしょうか・・
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根曲り材 加工

2006-08-14 12:07:16 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


今年のお盆はカレンダーどおりで、12日、13日のみが休みで、本日から営業しております。

建材屋さんやメーカーは休みなので、材料が出てこないため、工場や現場にあるものを加工するなりしか作業ができません。

工場では秋に上棟予定の土合町K邸の加工が行われています。
地元材の特徴でもある「根曲がり材」はこうやって、屋根の梁にして使います。

製材すればするほど、強度が落ちるので、丸太に近い状態で使えば強いし、値段も製材がかからない分だけ安くなります。
ただし、墨付け、加工に手間がかかります。(四角い物に墨付けをするほうがやりやすい)

手間を取るか、強度をとるか、そのバランスが問題です。

昔は、材料が高く、手間が安かったので、手の込んだ仕事ができたのでしょうが、現在は逆転していて、手間が高く、材料が安い状態にあるため、コストダウンするには、材料をどんどん使って、手間を少なくする方法が支流になっています。
その代表が2×4工法で、安い合板と安い骨材(2インチ×4インチ材)をふんだんに使ったやり方です。

2×4工法以外でも5年くらい前まで、さかんに安い材料をふんだんに使ってコストを下げる方法が推奨されてきましたが、その材料はアジアの安い賃金で作られている割には、品質は良好というものです。

最近は、アジアの情勢も変わり、不法伐採を防止したり、中国では伐採禁止令もでたため、南洋材の入りも悪くなったり、高価になったりしています。
その上に、中国景気に圧されたり、エネルギー高沸で値上がりの一方です。

輸入材に頼って、不安定な情勢に悩まされるよりも。国内の安定した材料に目を向ける時期にきているのではないでしょうか?

こんな、根曲がり材なんて山へ行けばごろごろしているのですから・・
地元の資源を活かすも殺すも使い手の工夫次第なのです。
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長岡市土合 K邸 地鎮祭

2006-08-07 20:10:35 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


連日、30℃を越す猛暑が続いています。
カリフォルニアの40℃や大阪、関東の38℃と比べれば、やさしいほうなのでしょうが、やはり暑いものは暑い!

昨日、その猛暑の中、市内のK邸にて地鎮祭が無事終了しました。
先週は、既存建物の解体が終了し、地縄を貼った段階です。

今週から、基礎が始まりますが、鉄筋加工から入るので、地業はお盆明けでしょうか?

工場では、このK邸の加工が中盤に差し掛かっています。
もちろん、金物を使わない木組みです。
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長岡K邸 台所、居間 木組みイメージ

2006-03-18 09:47:24 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


居間と台所の吹き抜け部分の木組みイメージです。

大黒柱(丸柱?)が真ん中にそびえ立ち、そこから4方に伸びる梁、中引きが屋根を支える構造です。
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