本町K邸の増築部分が終了し、既存鉄筋コンクリート部分の外部補修の模様です。
今年の夏は暑く、外部をするにはもってこいの気温でしたが、熱波の中の作業は困難を極めました。
建築基準法上、準耐火建築物の窓は上下階の窓の間隔が2m以上ない場合は40センチ以上の出の庇を付けなくてはなりません。
昔は、そういう基準がなかったようですが、火災の場合、下の階の炎が上階の窓に入らないように適当な措置をしておかなければなりません。
現況では、1.8mくらいしかなく、庇を出すだけのスペースがないために、窓を入れ替えなければなりません。
長期間の使用で動きが悪くなったこともあり、重く、開かずの窓も存在していたのもあり、やはり窓は交換しなければならない・・
既存のスチール製窓枠を解体するのは、とても大変です。
枠を取り付けた後に周りをモルタルで補修してあるのですが、それを解体するには中にすごい振動があり、生活しているお客さんも騒音に悩まされます。
半日でやっと1ヶ所終わるかどうかというところで、手間も掛かるし、廃材処理もバカにならない・・
また、ビル用サッシは高価で溶接止めに、また費用がかさみます・・
最終的に、住宅用サッシを一回り小さく作って、木軸で組むことにしました。
既存のスチールサッシの内側に間柱をタッピングビスで固定。その中に住宅用サッシを取り付けました。
実際、ビル用サッシと住宅用サッシとでは、気密性、美観性共に住宅用サッシのほうが性能が上です。
防火用部材を取り付けることで、準防火建築物にも対応できます。
サッシの周りの雨仕舞いに十分気を付けながら防水テープを多用し、サッシを取り付けます。
耐火性を持たせるために、外部はダイライト12ミリを貼り、さらに窯業系サイディングで仕上げました。
内部は石膏ボード12.5ミリの2重貼りです。
こうした、窓交換を経てから外部の塗装に移ります。
一筋縄ではいかない・・
今年の夏は暑く、外部をするにはもってこいの気温でしたが、熱波の中の作業は困難を極めました。
建築基準法上、準耐火建築物の窓は上下階の窓の間隔が2m以上ない場合は40センチ以上の出の庇を付けなくてはなりません。
昔は、そういう基準がなかったようですが、火災の場合、下の階の炎が上階の窓に入らないように適当な措置をしておかなければなりません。
現況では、1.8mくらいしかなく、庇を出すだけのスペースがないために、窓を入れ替えなければなりません。
長期間の使用で動きが悪くなったこともあり、重く、開かずの窓も存在していたのもあり、やはり窓は交換しなければならない・・
既存のスチール製窓枠を解体するのは、とても大変です。
枠を取り付けた後に周りをモルタルで補修してあるのですが、それを解体するには中にすごい振動があり、生活しているお客さんも騒音に悩まされます。
半日でやっと1ヶ所終わるかどうかというところで、手間も掛かるし、廃材処理もバカにならない・・
また、ビル用サッシは高価で溶接止めに、また費用がかさみます・・
最終的に、住宅用サッシを一回り小さく作って、木軸で組むことにしました。
既存のスチールサッシの内側に間柱をタッピングビスで固定。その中に住宅用サッシを取り付けました。
実際、ビル用サッシと住宅用サッシとでは、気密性、美観性共に住宅用サッシのほうが性能が上です。
防火用部材を取り付けることで、準防火建築物にも対応できます。
サッシの周りの雨仕舞いに十分気を付けながら防水テープを多用し、サッシを取り付けます。
耐火性を持たせるために、外部はダイライト12ミリを貼り、さらに窯業系サイディングで仕上げました。
内部は石膏ボード12.5ミリの2重貼りです。
こうした、窓交換を経てから外部の塗装に移ります。
一筋縄ではいかない・・