summer diary

日記らしきページ

連日快晴が続く日々

2018年03月29日 | Weblog

 今週に入ってから連日20度を超える天候に恵まれ、夏日を記録するような場所もあるほどだ。 高気圧にすっぽりと覆われている日本列島だ。 昨日も風も無く、本当に暖かい、暖かいを通り越して暑いぐらいに感じるほどの陽気だった。

昨日は午前中からお遍路へ出かけた。 最初にいったお寺で出会った老人と話が盛り上がり(老人の一方的な話ではあった)、しばらく話をしていた。 その老人はすでに2,3百回もの回数を廻っているらしく、めったに貰えないというお札を4枚、5枚と納経帳に張り付けていた。 もちろん、その日も持参していた納経帳は相当な年期が入っていると思われる物だったし、恐らく、それも何冊目かの納経帳だろう。 年齢を聞くと80歳ぐらいらしく、今年の免許更新は辞退して、返納するとのことで、軽自動車でお遍路をしているその老人はもう、お遍路は卒業してその免許更新日までとするのだと話していた。 まだまだしっかりとした足取りであり、話をしていてもまだまだ十分に健在な様子だ。 まっ、老人はお遍路をし尽したと言う感じなのだろう。 私が死ぬまで廻ったとしてもとてもその老人が回った回数には届かないだろうと思った。

その老人曰く、お経を唱える必要はないよ・・・。 心に込めてお祈りすることが肝心であり、お経を唱えて形だけのお参りなら意味がない。 サッと心を込め、スッと終らせればいいのだと・・・。 私はこれまでも特別にお経等を唱えてお参りすることも無かったのだけど、心を込めて参拝していたという思いはある。 参拝者の中にはかなりの時間を掛けて丁寧にお経を上げ、線香、ろうそくなども上げる方がいる。 もちろん、そうすることで心を込め、落ち着かせ、思いを通じることが出来るのだろう。ただ、こうしないといけないと言う形式や儀礼であると思って行っていては意味がない。 一番肝心な心を込めると言うことを忘れてしまうような気もするのだ。

昨日はバスに数十人の参拝者が乗合い、運転者は御納経帳を一度にまとめて御朱印を貰っていた。 野間大坊では2箇所(2本)を一か所の納礼所で押してもらうので、時間も掛かる。 丁度私の前にその運転者が御朱印を押してもらっていた。 丁度5000円を支払っていたので、25冊分だろう。 押す方も少々大変な作業かもしれないけど、こうしてみると御朱印だけでもお寺としての収入は月単位で予想すると意外と高額になるような気がした。 野間大坊が平日にこれほどの人が居るのはこれまで5回廻っているが、始めて見る光景かもしれない。 やはり、今年は記念の年であるので、お遍路人口もこれまで以上に増えているのではないかと思うのだ。 実際に、今年の記念年にちなんで、記念御納経帳を持っている人が多く居る。 もちろん、今年からお遍路を始めた人も多いだろうし、これまでのように私も含めて、記念御納経帳を別に持って廻る人も多く見かける。

昨日はお遍路が予定通りに終わり、時間が十分にあったので、以前の会社に顔を出そうと思い立った。 何しろ、去年の10月中旬から有給休暇に入り、年末に退職し、今年の昨日まで一度も会社に訪れることも無かった。 退職後始めて訪れたことになる。 もちろん、上司や同僚の姿があり、丁度昼の休憩時間に合わせて行ったのだ。野外の喫煙所にはいつも通りに同僚や後輩が居て、変わることがない顔を見ることが出来た。 

私はグロムで行き、上司は人生を満喫している様子の私を見ると羨ましいと言い、同僚も同じように言っていた。 もちろん、ある意味では間違いないし、確かにそうだろうとも思った。 今回の入社、退職のことはもちろん、話をすることはない。 さらに、次の仕事の話もすることもないのだが、バイクに乗り、毎日を謳歌しているような私の様子は毎日仕事に追われている日々を過ごす身にとっては羨ましい限りだろう。 しかし、それは他人から見た私の印象であり、私は次の仕事のこと、さらに今回の退職による経費の支払い額なども気になっているのだ。 まっ、その点についてはすでに納得済みだし、お金で解決できる問題は問題ではないのかもしれない。

さて、今日ぐらいに次の仕事先から連絡があるような気がする。 今週の月曜日には履歴書を送付したので、遅くとも、水曜日には届いているだろう。今日はその翌日であるので、書類選考後に面接の連絡があるとのことなので、今日ぐらいだろうと予想している。 電話での連絡なのか、それとも郵送で書面での連絡なのかは分からないけど、書面での連絡ならもう少し時間が掛かりそうだけど。 仮に電話での連絡となると、一応、問い合わせの人事部の電話は登録してあるのだが、その他の電話番号からの連絡となると私の携帯は着信拒否となってしまうので、ちょっとその点が気になるところだ。 これまでも、何度もこうしたことが起こっている。 だからと言って、電話帳以外からの着信を受けることはない。 これは以前、何度も詐欺や勧誘などの電話が多く掛かってきたことに対する対策であり、この設定を変えることはないのだ。 したがって、私の携帯に掛かってくる電話は一切知らない者からの電話はない。 着信履歴にも残らない設定でもあるし、私が登録していない者からの電話は皆無である。 これはセキュリティーとしてはかなりの効果があると思っている。 安易に知らない者からの電話に出るようなことはないので、所謂、詐欺や勧誘などに合うことは無いのだ。

さて、今日も昨日に引き続き最高の行楽日和になり、桜の時期でもあり桜を楽しむ人で各地は賑わいを見せるだろう。 この地域でも桜を楽しめる公園や施設があり、今日は時間があれば自転車で行って見ることにしようと思っている。 一人で行くのもちょっと寂しいような気もするが、まっ、妻も仕事だし、息子も昨日から泊りで仕事に出かけて行った。 今日は帰宅するのだけど、夜遅くなるのだろうと思う。 今日はこれから食料品を少し買い物に出かけ、返却するジャケット等をクリーニング店に持って行き、それからは何も用事はないので、グロムの1000キロ点検に行こうか、それとも自転車で花見でもしようか・・・・。 はやり、気楽な人生を謳歌していると思われているのも決して間違いではないのだろう。 いまだけでもそれは当たっている。