クラシックギターのサドル交換をするために今回無加工のサドルを購入した。 EstesoSPのサドルはサイズが85mmなので、このサイズを見つけるのはちょっと時間が掛かった。 しかも、厚みが2.5mmなので、探しても見つからない。
仕方なく、45limitedと同サイズのサドルを購入した。 で、その後に探して居ると、2.5mmの85mmサイズが見つかったので、やれやれ、1本は無駄になった気もする。 まっ、失敗したときの予備として持っておく事はいいだろう。
無漂白のサドルなので、今現在取り付けられている物との色違いがあるので、どうせならナットも同じ色に変えようかな・・・。 で、結局は2個買った。 ナットの方は幅、高さはジャストで製作されているので、後は厚み調整だけですみそうだ。 ナットは多くの人が取り外しが簡単でも無さそうな話が多くあるが、45limitedの方のナットは以前から弦交換時でも簡単に外れていたので、同じメーカーのCordobaのEstesoSPもおそらくは接着剤などの取り付けはしていないだろう。 まだこちらは弦交換をしていないので、実際に弦を取り外してナットが簡単に取れるかどうかは後日確認する必要があるが、そもそも、ナットやサドルは交換する事を前提として取り付けられて居るので、仮に背着剤などで固定されていても、あまり強くは固定されていないのが常識だ。
さて、そのサドルとナット交換は次回の弦交換時に時間を掛けて加工するとして、その加工する道具として、今回はミニルーターを購入した。 40個以上の工具が付属していて、切断、穴開け、削る、磨く作業が格段に容易になるだろう。 後はサンドペーパーなどで丁寧に形を確認しながら作業をする事にしよう。 サドル、ナットは1000円以下なので、2セット購入してもしれている。 これに、ミニルーターを3500円で購入したので、7500円程度の支出だ。
しかし、楽器店で実際に交換してもらうと、サドル、ナットの料金とは別に加工費用や作業料などで1万~2万程度必要になる(1個に対してだから、2個なら倍になる)事に比較するなら、相当に安く出来る事になる。
もちろん、失敗などのリスクもあるし、実際に自分が思っているように出来るかどうか? まっ、ある程度の工作が出来る人ならそれほどの難しい事でもないだろう。 問題は焦らず、丁寧に作る気力、根気だけである。
1本が完璧に出来るなら、もう1本は経験済みなので、それほどの難しさなどは無いだろう。 鉄を加工するよりも牛骨の材質はプラスチックと同じレベルなので、まっ、それほどの難しさは無いだろう。
今回、ナットも交換する事にしたのは、1フレット、2フレットの押弦がかなりキツい事。 これはサドルの高さでは改善出来ない。 ナットの高さを今よりも0.3mm程度下げる事にしようと思う。 逆に今回はサドルの高さを上げるので、よりビビり音に対する改善は高くなるだろう。
ナットを下げて、サドルを上げるのは、弦高を上げる事になる。 ただし、弦高を上げる事はハイフレットでの押弦に力が要る事になるし、移動じなどで即座に弦を捉える事が難しくなる。 しかし、実際に仮に10~14フレットの弦高が1mm上がった程度でそれほどの弾きにくさにはならない。 押弦に関しても、たかが1mm程度はほとんど差が無い事も私は経験から分かる。
やはり、弦高はある程度余裕が無いと、強い爪弾きでビビる事になるので、その方が逆に良くない。
さてさて、今日はバイト明け日。 帰宅してから食事をしたので、昼ご飯は要らない。 夜までは食事も取らないので、もう少し休憩してからギターを弾こうと思う。 ただし、昨日ぐらいから右足の外側の腰辺りがちょっと痛みを感じていて、これはギターを弾くときの姿勢を長く保っている事で起こる要因だろうか? 何しろ、同じ体勢を最低でも1時間から2時間も続けるのであるから、やはり、最低でも1時間毎に身体を伸ばしたり、ストレッチしながらしないといけないだろうな・・。
さて、昨日も書いたけど、そのビビり音の一番の原因はやはり、指のタッチ角度や押し込む深さが原因だという事。 手を角度や形などは少し改善出来てきたので、これからは指の押し込み深さなどを調整しながらその形を覚える事にしたい。