シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

映画館をハシゴ

2014年05月09日 | 映画
前作が結構良かった監督二人の新作が公開されているので久しぶりに映画館をハシゴ。
一人は「別離」のアスガー・ファルハディ監督で、今回は「ある過去の行方」。
いま一人は「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督で、今回は「プリズナーズ」。
映画は総合芸術で才能、技術のある面々が集まらないとなかなかいい作品は生まれないものだと思う。
その中でもとりわけ監督の力量が問われ、テレビがプロデユーサーであるのと一線を画しているとも思う。
ある作品で出会って感銘を受けると、その監督の次回作をなるべく観るようにしている。
そこで満足すると、今監督はスゴイと無条件の信頼を寄せてしまう。
一作だけきらめく監督さんも数多く見てきたので、そんな監督は僕にとって貴重な存在だ。
今回の二人はいい。
1100円払っても(シルバーなもので)後悔するこのない監督だと思う。
片やミステリー、片やサスペンスといった作りで、どちらも2時間を超える作品だが最後まで引っ張る力強さが有った。
こんな日はなぜか幸せな気分になれる。
こんなことで幸せな気分なれる自分の状況にも満足感を感じる。
道行く路肩のタンポポは綿帽子ばかりになり、屋上でくつろげば風はあったが日差しは強く初夏の訪れを告げていた。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

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