シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

駒鳥文庫

2010年11月04日 | 映画
新聞記事で映画専門の古書店として「駒鳥文庫」があることを発見したので、所在地をネットで検索してみた。
大阪市北区天満3-6-3 鉄道広告社ビル2F となっている記事もあれば、大阪市北区天満3-4-5 タツタビル101号室 となっている記事もあった。
いづれにしても天神橋筋の外れであることは確かなので訪ねてみることにした。

天神橋筋商店街は南北に3km近くある日本で一番長い商店街である。
私は商店街やら市場やらを歩くのが好きなので、古書店を探す前に天神橋筋商店街を北に向かって歩いてみた。
シャッター通りとは程遠い活気に満ちた商店街である。
これだけの長さを誇っているので色々店があって、店頭を見ているだけでも楽しくなってくる。
6丁目の都島本通まで行くとアーケードが終了になって終わるが、信号を渡れば7丁目商店街が続いている。
時々そこにあるホクテン座に映画を見に行くことがある。
そこからUターンして今度は南に向かって歩く。
通りを外れても味のある飲食店があったりして面白い。
JR天満駅を過ぎると以前は行列が出来るお好み焼屋の「菊水」があったのだが、今はなくなっている。
おやじさんが亡くなられた後、若おかみがやられていた筈だったと思うのだが・・・。
ずーと南に行くと天神祭で有名な天満宮があり、神社の前には繁昌亭という落語専門の寄席がある。
昼時となったが商店街の飲食店はどこもサラリーマンやらで満席状態。
見送っているうちに南の端まで到着してしまった。
しかたなく通りを外れると「コロコロランチ」なるメニューを出しているフレンチ・レストランを発見。
ランチはスープ、サラダ、メインに少々のライスが付いていて、さらにパンがあって、これは食べ放題で850円だった。
店内は込みあうこともなく雰囲気も良かった。

さて、問題の「駒鳥文庫」を探さなくてはならない。
大阪市北区天満3-4-5 タツタビル101号室 が正解だった。
少し分かりづらい場所にある。
店の雰囲気は良い。
本当に映画関係の古本しか置いていない。
店主は若くて気さくな方だ。
映画の学校に行っていてが方向転換して古本屋に努めていて、それから独立したそうだ。
好きだった映画と古本を合体したのだと嬉々として語ってくれた。
私が所蔵している書物もたくさんあった。
私が通っている図書館には映画関係の書物が少ないので、私が死んだら寄付しようかと思っていると言ったら、それなら是非私に寄付してくださいと言われた。
なんとなく夢ある若者を応援したくなった。
映画の話を少しばかり交わしたが実に楽しいひと時だった。
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