シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

雛飾り

2021年03月03日 | グルメ・他
今日は桃の節句なのだが、我が家では段飾りをしなくなって久しい。
今年は男雛、女雛も出していない。
かつてホームページを運営していた頃に掲載していた雛飾りのコラムを再掲載して見ます。
多分に大阪贔屓の記事になっています。

雛飾りといえば、内裏雛の男雛と女雛、どちらをどう並べるのか疑う余地もないことと思ってました。
我が家では向かって右に男雛、左に女雛を飾ってます。
恥ずかしながら最近、東京を中心とした関東では向かって左に男雛、右に女雛を飾るということを知りました。
向かって右に男雛、左に女雛、それが日本の法律で決められた事だと思ってましたが、どうやら違ってたようです。
異国かぶれの東京人が、大正から昭和の初期に欧米の流儀にならって左右を逆転させたそうです。
欧米の流儀では向かって左が上位なのだそうです。
なんで欧米の流儀にならわなあかんのん?
日本は日本の流儀でやったらええやんかと思うのです。
日本の官職でも右大臣より左大臣の方が位は上やねんから。
上下左右と言うても上下右左とは言わんねんから。
京都御所も紫宸殿に向かって右に左近の桜、左に右近の橘が植わってる。
お雛さんかて同じや。年とった左大臣も向かって右におるやんか。
つまり、左は雛壇からみて左っちゅうことやね。
せやから男雛は向かって右が当然やと思うし、それが伝統っちゅうもんや。
この正統派とも言うべき並べ方が、関東流に駆逐されてるのはどう考えてもおかしい。
京都人あたりが言うたらもっと説得力あるんかも知れんけど、そやけどやっぱ、おかしいもんはおかしい!
天皇の即位式等の写真でも、天皇が向かって左、皇后が右になっているのはどういうこっちゃ!
けしからん、ご先祖様に申し訳ないやないか・・・。

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