sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

思い出の小屋

2018-12-19 14:55:58 | 自作詩
樹々のあいだを 通りぬけ
細い小道を 歩いている

目の前に 古びた小屋が 見えてきた
なんだか 不思議な雰囲気を まとって

近づいて 扉をたたく
誰も いないみたい

そっと 扉をあけてみると
そこは 懐かしい部屋だった

初めて飾ったクリスマスツリー
お菓子の詰まった赤いブーツ
こたつの上のデコレーションケーキ

見覚えのあるカーテンの
それは あの頃の写真のまま

あたたかくて ほっとする
ずっと変わることのない記憶

セピア色に 心が染まり
少しの寒さも もう感じない

サンタクロースの魔法みたい

思い出の小屋
あなたも ぜひ 訪ねてみてね


(2018年12月19日作詩)







*小さな物語

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2 コメント

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Unknown (saruru1791)
2021-03-05 19:28:36
良い詩ですね
ほっとするようなーーー
楽しかった頃 嬉しかった思い出-時間が過ぎても思い出されると 嬉しくなりすよねーー

時間の魔法かもしれません 
 一日の終わりを 気持ちよく閉じられそうです
          ありがとうございました
返信する
saruru1791さんへ (sunnylake279)
2021-03-05 20:21:06
saruru1791さん、こんばんは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

こちらの詩も読んでくださりありがとうございます。
誰でも、特別の思い出ってありますよね。
私は、幼い日の誕生日の古い写真と子どもの頃のクリスマスのことを思い出しながら、この詩を書きました。
そういう温かい思い出は、いつまでも宝物ですよね。
時間の魔法、おっしゃる通りだと思います。

今日もゆっくり良い時間をお過ごしくださいね。
いつもありがとうございます。
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