映画「借りぐらしのアリエッティ」を娘達と観ました。
面白かったけど、やや不満な点もあるので、以下に考察します。(そんなに硬くならなくても"^_^")
(ネタバレ注意)
1.母親の描き方
アリエッティはとても利発で、聡明な女の子。多感で、行動力もあり、怖いもの知らずなお転婆ともいえる。素晴らしい子だと思う。
父親の影響が多分にあるだろう。父親に憧れ、目指すものとし、ともに行動する。父親は知恵者で冷静で、行動力、判断力に優れる。
母親はどうかというと、この娘ならこの母親、という結びつく要素がなにもない。ように思った。
アリエッティの母親として、理想をいうならば、「風の谷のナウシカ」のナウシカが成長して母親になったような。
実際のアリエッティの母親はというと
台所でおたおたしているだけ。
ちょっと残念でした。
2.少年のオバサマのセリフ
少年はもうすぐ心臓の手術を受ける。両親は離婚して、父親とはたまにしか会えず、母親は仕事で今は海外に行っている。そういう設定。
そして、オバサマが優雅にお茶を啜りながら、少年の母親についてイヤミを言うのです。
「…まったく。こんなときにまで仕事だなんて。そばにいてあげられないのかしらねぇ。」
聞いた瞬間がっかり。こんなセリフをいつまで聞かされるの、働く女性は。
うちの娘が幼稚園のときに水疱瘡になり、ちょうど仕事と重なってしまい、どうしても休めず、実家の母親にきてもらったことがある。
そのときに全く同じことを言われた。
子供が病気の時ぐらい仕事なんて休んだら。
簡単に休めたら苦労しません。
こういうことを回りからいわれるから、罪悪感を持ち、やっぱり仕事は辞めて家にいたほうがいいのかな。と、思い悩んでしまう、働くママたち。
私もそう思った。でも辞めなかった。今は、辞めないでよかったと思っています。
仕事をもっているお母さん達もたくさんこの映画をみたと思う。
それで、このセリフ聞いたときに、「あるある、ああいうことって言われちゃうんだよね。」と、淋しい気持ちになりはしないか。
余計な心配までしてしまいました。
逆に、この年代のオバサマだったら、こういうことを言うだろう、と、わざと言わせたのかしら。
少年の両親が離婚したとか、父親とはあまり会えない、とか母親が仕事で忙しくて今は海外。など。
この映画にどうしても必要な要素なのか、と疑問です。
補足:少年がアリエッティにむかってちょっとイジワルを言う。
自分は病弱であまり動けない。小人といえども、健康で自由闊達なアリエッティがうらやましくなってしまうのね。
「キミ達は滅び行く種族なんでしょう。」でも、丁々発止で言い返される。
「…あたし達は、生き延びるわ。生き延びてみせる!」
スカッとしたわね。いじめてやろう、つぶしてやろう、という悪意に対しての、まっとうな反逆。
いいぞいいぞ!と拍手したくなった。この、小人の少女に。人間に負けるな、イジワルに負けるな。
最後は、コロボックル?の少年に助けられて、海辺へ向かうアリエッティ一家。
これからも、「戦う娘」として、生き延びていくはず。
…私も、戦わなくっちゃ! …誰と、何を、戦うのか
さしあたって土曜日のダブルスは制覇するわ。(結局テニスなんですけど\(~o~)/)
練習(>_<) 暑くっても苦しくっても(T_T)泣きながらでもやるわ。
この夏「これだけはがんばった」というものを、ひとつでもいいからつくりたい。
「戦う娘」で、あり続けたい(^_-)-☆猛暑の夏 です。
(^^)/~~~
面白かったけど、やや不満な点もあるので、以下に考察します。(そんなに硬くならなくても"^_^")
(ネタバレ注意)
1.母親の描き方
アリエッティはとても利発で、聡明な女の子。多感で、行動力もあり、怖いもの知らずなお転婆ともいえる。素晴らしい子だと思う。
父親の影響が多分にあるだろう。父親に憧れ、目指すものとし、ともに行動する。父親は知恵者で冷静で、行動力、判断力に優れる。
母親はどうかというと、この娘ならこの母親、という結びつく要素がなにもない。ように思った。
アリエッティの母親として、理想をいうならば、「風の谷のナウシカ」のナウシカが成長して母親になったような。
実際のアリエッティの母親はというと
台所でおたおたしているだけ。
ちょっと残念でした。
2.少年のオバサマのセリフ
少年はもうすぐ心臓の手術を受ける。両親は離婚して、父親とはたまにしか会えず、母親は仕事で今は海外に行っている。そういう設定。
そして、オバサマが優雅にお茶を啜りながら、少年の母親についてイヤミを言うのです。
「…まったく。こんなときにまで仕事だなんて。そばにいてあげられないのかしらねぇ。」
聞いた瞬間がっかり。こんなセリフをいつまで聞かされるの、働く女性は。
うちの娘が幼稚園のときに水疱瘡になり、ちょうど仕事と重なってしまい、どうしても休めず、実家の母親にきてもらったことがある。
そのときに全く同じことを言われた。
子供が病気の時ぐらい仕事なんて休んだら。
簡単に休めたら苦労しません。
こういうことを回りからいわれるから、罪悪感を持ち、やっぱり仕事は辞めて家にいたほうがいいのかな。と、思い悩んでしまう、働くママたち。
私もそう思った。でも辞めなかった。今は、辞めないでよかったと思っています。
仕事をもっているお母さん達もたくさんこの映画をみたと思う。
それで、このセリフ聞いたときに、「あるある、ああいうことって言われちゃうんだよね。」と、淋しい気持ちになりはしないか。
余計な心配までしてしまいました。
逆に、この年代のオバサマだったら、こういうことを言うだろう、と、わざと言わせたのかしら。
少年の両親が離婚したとか、父親とはあまり会えない、とか母親が仕事で忙しくて今は海外。など。
この映画にどうしても必要な要素なのか、と疑問です。
補足:少年がアリエッティにむかってちょっとイジワルを言う。
自分は病弱であまり動けない。小人といえども、健康で自由闊達なアリエッティがうらやましくなってしまうのね。
「キミ達は滅び行く種族なんでしょう。」でも、丁々発止で言い返される。
「…あたし達は、生き延びるわ。生き延びてみせる!」
スカッとしたわね。いじめてやろう、つぶしてやろう、という悪意に対しての、まっとうな反逆。
いいぞいいぞ!と拍手したくなった。この、小人の少女に。人間に負けるな、イジワルに負けるな。
最後は、コロボックル?の少年に助けられて、海辺へ向かうアリエッティ一家。
これからも、「戦う娘」として、生き延びていくはず。
…私も、戦わなくっちゃ! …誰と、何を、戦うのか
さしあたって土曜日のダブルスは制覇するわ。(結局テニスなんですけど\(~o~)/)
練習(>_<) 暑くっても苦しくっても(T_T)泣きながらでもやるわ。
この夏「これだけはがんばった」というものを、ひとつでもいいからつくりたい。
「戦う娘」で、あり続けたい(^_-)-☆猛暑の夏 です。
(^^)/~~~