こんばんわ 鈴木有機農園です。
間もなく大震災5年になり、出口俊一氏と5年前の取材の跡を辿りました。 出口氏とはDNDメルマガで震災の様子を取材に来た縁で、今なお交友関係が続いています。 瓦礫の山になった水田で、当時の写真と照らし合わせ回顧しながらの取材でした。 蒲生海岸へ向かえば工事中で海まで無理かと思われたときに、友人の瀬戸勲さんに海まで誘導さる幸運に恵まれて辿れました。 なぎ倒された松林は綺麗な砂原に整備され、コンクリートの防波堤が築かれています。 木の柵が幾重にも連なり、高さ1.2メートルの三角柵が延々と続いた光景です。 常に入れない場所でどんな工事が進んでいるのか、植林が終えたとばかり思っていたのが裏切られた感じでした。 5年もほったらかしで、これからも何年先に植林がなされるものやら、ドングリを拾い苗を育てている報道があって、どこにどうしているのか?? 心ある民間人に植林ボランテァを募ったら、ゆうに終わっているだろうと思うのは私だけ・・・? かもしれません。 5年前の瓦礫の山が心身共に疲弊した記憶から薄れている自分に気づかされた取材同行の一日でした。