鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

台風  稲刈り時期???

2011-09-20 23:04:31 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 関西地区で、台風の被害、洪水被害、大変です。  自然災害が猛威をふるっています。  地球規模で異常です。  被害に会われた皆さんお見舞い申し上げます。  

 今日は一日雨降りです。  この雨で私の所の水稲もだいぶ傾いてきました。  実って重いのと、風と水分を含んで重くなったので、稲は頑張っていますが倒れがかっています。  この様子ですと、雨があがったら稲刈りになります。  これ以上倒伏になりますと品質の低下につながりますので、予定より早めに稲刈りしなければなりません。  明日、夜に台風通過ですからこれ以上倒れないように祈るだけです。  人間のやれることはほんの少しだけです。  農業は最後の最後まで気の抜けない商売です。  苦労や困難を乗り越えた時に大きな喜びが湧くようです。  

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藁にも津波被害  堆肥の効用

2011-09-19 19:42:04 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は家族で、津波で水浸しになった藁と、被害に会わなかった藁と分類作業でした。  ロール藁25㎝ほど腐っていました。

 001 堆肥用にまわす藁

 肥育牛の敷き藁と餌用に秋に集めて、ビニールハウスに保管しています。  3月11日の津波で、20センチほど水浸しになり、3段に重ねて保管している藁、1段目が全滅しました。  腐った部分は、塩分を含んでいますが、牛の厩肥(家畜の寝床から出した糞尿混じりの未熟堆肥)と、米糠・海藻粉末など混ぜて発酵させ堆肥にします。  この藁には勿論、放射能とは無縁です。  

 今は堆肥を作る農家は居なくなりました。  昭和30年代頃には、どんな小さい農家であっても、家畜を飼って堆肥作りしたり、藁を押し切りで切って人糞・下水なとを掛けて堆肥を作っていました。  現在は周りに家畜を飼っている農家が有れば使えますが、都市部では購入するしか手はありませんので、化学物漬けの農作物になりかねません。  堆肥の微生物が化学物質の害を半減してくれるんですが・・・  アトピー等の現代病も激減するんですよ。 

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農家の視察団   公明党幹事長に要請

2011-09-18 19:38:34 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は宮城野区の田子地区から20名ほどの農業者が塩害・ヘドロの所に植えた稲を見に来ました。  普通田より良く実った稲穂を見て、こんなにも良く実ってるとは想像してなかったようでした。  プロ農家の方々ですから、田圃の中に入って茎数・穂数なども数えていました。

002 農家の視察団

 稲を何故栽培しようと思ったかなども含め、一通り経過を話し、微生物がこれからの農業には不可欠のものである事を伝えておきました。  若者もおりましたので、まだまだやり方次第では農業の未来は明るいと、実例をあげて促しました。

 鈴木有機農園の東にある港南住宅の会館で、公明党の井上義久幹事長・県会議員の庄子けんいちさん等が復興についての意見交換会が有りました。  危険区域の線引きなどで、移転をする戸数が200戸を上回るようです。現地を見ないで学識経験者の話で企画しているのではと、疑問の声もありました。  移転候補地に移り住むにしても、何千万の借金は家から農機具まですべてを失って、再起を図って借金しようとも、高齢でローンも組めないでしょうと切実な訴えをしていました。  移転を極力避けたいのが現状のようでした。  要望書には予定された堤防を集落を避けた位置を提案されました。

   004 要望書を手渡す平山代表

 今になってイグネ(屋敷林)の杉の木が枯れ始め、被害に会った家屋は解体して貰ったが、杉は駄目といったアンバランスな行政の仕組みも指摘されていました。  時が経つにつれて、いろいろ問題も変わってくると思います。   

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ブログ見ての来客  不耕作地の草刈り

2011-09-17 19:28:36 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は、ブログを見てEM活性液を貰いに来てくれました。  昨日電話で、郡山からと言うことで、太白区の郡山と思っていましたら、なんと福島の郡山でした。  活性液60リットルの為にわざわざ2時間以上もかけて取りに来るんですから、頭が下がります。  試験圃場の社長さんや瓦補修の見積もりを取りに来た職人さん等でおおざっぱな対応になってしまいました。  100坪に撒くにしてもEM微生物の餌が無いと増殖しないから、米糠を撒いてEM活性液を散布する事を薦めました。  米糠付きの特別配布でした。  郡山の美味しいお菓子を頂きました。

 多賀城からもEM活性液を貰いに来ました。 かわいい孫を連れての来客です。

002 野菜のお得意様

 金曜日に野菜売りでお世話になっている家族です。  美人のおばちゃんは遠慮して写真に収まってくれませんでした。  お菓子持参で貰いに来てくれました。  この次からは勝手に汲んでいくように勧めておきました。

 津波で瓦礫・砂利が入った田圃は草に巻かれてしましました。  代掻きをして雑草を抑えていましたが、雑草に負けました。  昨日から草刈りです。

      006 草刈り

 ヒエがあぐらをかいて威張っています。  海水とヘドロで雑草が生えてこないだろうと誰もが思っていました。  3年から5年はイネ栽培は無理だろう・・・が、良い方で裏切られました。  頭で考えても、やはりやってみなければ解らない事が、自然界に一杯あるようです。

 明日、10時頃に宮城野区の田子地区の農家の方々が田圃を見に来ます。  一人歩きの噂だけより、現地を稲を見て評価して頂く良い機会です。  田子地区は津波に関係なく稲を栽培されている地区です。  

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農改の藤井さん

2011-09-16 22:44:00 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 農業改良センターの藤井さんが、ササニシキの塩害を受けた所の土をとったり、稲穂の被害状況をつぶさに調査してくれました。

003 強い味方・藤井さん

 やはり、ササニシキが塩害には弱いようです。  塩分濃度を調べるために6か所ほどの場所から土を取り、センターで調査して貰います。

     004 ササニシキの塩害

            005

 天気が良ければ9月20日に坪取りを藤井さんと、本格的な収量調査をします。  株稲を根こそぎ取って、生育状況を調査する大事な仕事を藤井さんに教えてもらいます。  試験場暮らしが長かったせいか、疑った対応から試験に入っていくような癖が付いているようです。  おおざっぱな私にとって、頼りになる良き先生で、まだまだ教えを請いたい藤井さんです。  

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