鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

視察団  放射能

2011-09-15 20:09:18 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は泉区の八巻さん西條さんら10名が、津波後の黄金色に稔った稲を見に来ました。  八巻さんは高森の方でEMの会を立ち上げて生ごみ処理、EM石鹸作り等の指導をしている団体です。  7年ほど前に我が家でEM石鹸作りでお手伝いを頂いたり、インストラクター資格取得の時等で交流を深めている間柄です。

002 リーダーの八巻さんらと田圃で

 稲の育ち具合を見て、元気を貰ったと、口々に言われ笑顔を貰いました。  野菜なども塩害に関係のない様な生育ぶりに、自分たちで家庭菜園などで経験しているEM菌の凄さを再確認になったようで、これからのEM普及活動に自信を持たれたようでした。

003 無償配布中のEM活性液

 EM活性液をペットボトルに笑顔でくみ取りが印象的でしたので写真に収めました。  

 視察団の主婦の一人は、放射能測定器を持ってきた方もおり、放射能の関心の深さが現れています。  高価な測定器ですので、何故の問いかけに、家庭菜園で作る野菜を孫に食べさせるために購入したそうです。  目に見えない、匂いも無い、五感で確認できない不安が、恐怖心をあおるようです。  大口消費の割烹うなぎ屋さんでも、放射能に汚染されていないという証明書を付けて商売を考えています。  福島の住民が、故郷に戻れない不安、東電の対応の遅さ、責任感の無さが目立ちます。  安定した生活対策をいち早く政府の施策が待たれます。  住民市民に何ら非が無いんですから・・・・  

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キャベツ・ブロッコリー定植  稲の様子

2011-09-14 23:12:47 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日はキャベツとブロッコリーを夕方植えました。  128個のポリ鉢に蒔いてたものです。  白菜は紙製で鉢のように広げて使うペーパーポットに蒔きます。  作物の根張りの良し悪しで使い分けしています。   これからモンシロチョウとの戦いになります。  捕虫網を使い追いかけまわします。  曇りで肌寒い時には簡単に捕虫できますが、好天の時にはなかなか捕れません。  農業にはどこまで行っても天候が付きまとうものです。

 福井のマイセン社長が持ってきた光合成菌の生育状況です。

  003 左がマイセン光合成菌 

 右が対照区のひとめぼれです。  歴然と光合成菌の効果が現れました。  15aに10?を2回入れただけで、このような素晴らしい出来でした。  やはり手広く農業をやっている社長の開発したものは、現場で発揮するようです。  マイセンの社長さんにブログを見て貰いたいです。

 日本晴れとひとめぼれとの差

   002 左が日本晴れ

 右がマイセン光合成菌のひとめぼれです。

        001 右が日本晴れ

 左がEMのひとめぼれです。   東北の品種と関西の品種でこんなに生育の差が出るとは思いませんでした。  同じ日本列島で緯度的にどれぐらいあるのか、九州の品種だったらどうなんだろうと、想いを馳せてしまいました。  後はゆっくり食べ比べが楽しみです。  残念ながら10月22日の収穫祭には食べ比べは出来ません。   天日乾燥して11月に食べられそうです。

  

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稲刈りの準備   小学3年生の授業

2011-09-13 20:17:47 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は作業場のかたずけ清掃です。  籾摺り機械セットしていたものを格納して、籾の乾燥機にトラックで籾を運べるようにかたずけました。  籾摺り機・選別機などに玄米が残っていると、虫が巣を作りますので、念入りな清掃になります。  

 昨日12日(火)の授業の依頼でした。  火曜日の13日の間違いでした。    午後小学3年生の授業の一環で、農業の勉強でした。  農村部の小学校ですが、意外と作物の名前が判っていません。  田圃と畑を見せて、使われている農機具などは、価格が気になるようでした。  肥育牛と堆肥とが関連して、作物作りには欠かせないものだと判って貰えたと思います。

008 葱播種後の管理説明

 EMボカシ肥料の材料の話では、麺つゆ工場からのカツオの絞り粕・豆腐屋からのオカラ等利用している話で、男子生徒から、「エコなんですねぇ」とあいの手が入ったのには驚きでした。

          004 里芋畑にて

 里芋は3年生の背丈位伸びています。  この里芋は10月22日の収穫祭に華を添える事になります。

   012 質問の時間

 担任の蜂谷先生が英俊さんは有名なんだよと言ったら、何を思ったか、数人からサインしてくれとせがまれました。  「後で後で」で逃げました。

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くず米処理   ライスグレーダー入手

2011-09-12 21:47:48 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は昭和23年製の唐箕(とうみ)でくず米の選別と穀象虫の除去作業をしました。  木製の唐箕は手回しで風を送り、穀類を風力で選別するものです。  年代物ですがなかなかの優れモノで、大豆の選別などにも使います。

  011 年代物の唐箕

 64年前に製造されたものです。   取り出し口か取り外せるように工夫されたもので、この手のものではね新しいもののようです。

 大郷の知り合いから、玄米を選別するライスグレーダーを入手できました。

008 横積みされたライスグレーダー

 選別と計量が一緒に出来て、インバター機能が付いて、籾摺りの時間当たりの籾摺り量もはかれ、自動で回転が可変して、能率アップもできる優れモノです。  今の経営段階では40数万もの新品は、手が届きません。  経費節減にはこんなところから出費をおさえています。  

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稲が語る塩害調査  

2011-09-11 19:31:55 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は塩害調査した。  用水路と排水路側との稲の状態を調べました。

  001 草丈の比較

 左から1区画のささにしき・2区画のひとめぼれ・6区画のひとめぼれの順です。  区画の左が排水路側、右が用水路側で、排水路側に塩害の被害が見られます。  このように明らかに差が出ると原因も見えてきますし、対応方法が考えられますので試験は大成功だと思います。  考えられる原因は、排水が出来ないという条件でしたので、水がなくなってからの灌水を繰り返したため、塩分が奥へ奥へと押し流されたのかと思います。  手前は平年を上回る出来ですのでそのように解釈しています。  塩分調査でも手前と排水路の奥の方とは、0.8倍位になっていました。  やはり出穂後が被害に会いやすいようです。  来年に向けての手がかりがつかめた塩害対策プロジェクトでした。  

      

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