小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

1/24(土)千葉・三番瀬探鳥会&谷津干潟

2009-01-25 | 野鳥 千葉探鳥地

千葉県支部の「三番瀬」定例探鳥会へ参加しました。

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ハマシギの大群 (2000羽以上はいたと思います)

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ウミアイサ♀ (この後、♂x1、♀x2の3羽確認)

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ミヤコドリ

白黒の身体に赤い嘴、ピンク色の足が印象的ですね。ちなみに写真では分かりにくいですが、目(虹彩)も赤いです。日本にはほぼ全国の海岸に、稀な旅鳥または冬鳥として渡来。千葉県、神奈川県、福岡県、三重県など特定箇所には毎年群れが現れ、越冬しているそうです。千葉支部の方が言うには、三番瀬には越夏する個体もいるそうです。

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ピッピッと2声で、たまにピリーッと大きな声で鳴いていました。全部で約165羽いました。

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ミヤコドリとカモメ

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体長は40-47.5cm(翼開長は80-86cm) ユリカモメと同じくらいです。

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貝をくわえているところは何度か見ましたが、食べているところはおさえられませんでした。どうも、二枚貝を好み、砂泥地で二枚貝を食べる時は、嘴で叩いて殻を突き破り、そこから嘴をさして、開けて食べるそうです。 ちなみにスズガモなどのカモ類は丸飲みです。

「miyakodori1.wmv」をダウンロード

 ↑ 動画はこちらです。

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谷津干潟の景色(東側)

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谷津干潟の景色(西側)

「ラムサール条約」の登録湿地となっている谷津干潟は、約40haの干潟で三番瀬と並び、シギやチドリの渡りの重要な中継地になっています。年間約70種の水鳥が観察されるそうです。 干潟周辺は自然生態観察公園として観察路などが整備され、周囲に約3.5kmの観察コースもあり、散策を楽しみながら観察することができます。干潟の南側にある『谷津干潟自然観察センター』では、レンジャーの方々もおられ、親切に案内してくれますよ。

谷津干潟自然観察センターについて詳しくは下記のHPにてご確認下さい。 http://www.yatsuhigata.jp/index.html

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谷津干潟自然観察センター内部の様子。 

スコープも設置されており、双眼鏡も貸してくれます。(入館料300円) 機会があれば、ぜひ行ってみて下さい。3末-4月の春の渡りの季節なら、ダイシャクシギやホウロクシギなど数多くのシギを見ることができ、一番のおすすめらしいです。淡水湖ではセイタカシギが営巣していますので、セイタカシギは年間を通じていつでも見ることができます!(この日も6-7羽いました)また、昨日は「アメリカコガモ」(初見)も1羽いました。

[確認した鳥]

(三番瀬)

カワウ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ビロードキンクロウミアイサ、オオバン、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ハマシギ、シロチドリ、トウネン、ミユビシギ、ダイゼン、ミヤコドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ジョウビタキ、ウグイス、オオジュリン、ツグミ、タヒバリ、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラスなど

(谷津干潟)

カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、コガモ、アメリカコガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、カルガモ、ユリカモメ、セグロカモメ、ズグロカモメ、イソシギ、セイタカシギ、ハマシギ、ツグミ、アカハラ、カワセミ、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、エナガ、ジョウビタキ、キジバト


1/18(日)横浜・都築区/茅ヶ崎公園

2009-01-23 | 野鳥 神奈川探鳥地

現在、住んでいる都築区仲町台(新横浜から地下鉄で3駅)の近辺を散策。こちら横浜は市内にもかかわらず大阪に比べ、公園や緑が多く、ビックリします。

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周辺MAP

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仲町台駅から徒歩6~7分の茅ヶ崎公園です。住宅やマンションが隣接していて、近くにたくさんの人が住んでいるこの小さな公園なのですが・・・『アオゲラ』、『オジロビタキ』、『カシラダカ』がいました。しかし、スコープを担いでいると、場違いな感じで、不審者と間違われないかヒヤヒヤ(^^ゞ

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何かが横切った!?と思えば・・・

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コジュケイ

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犬の散歩やランニングをしている人がすぐ近くを通るのですが、垣根の影で餌探し。近すぎて、写真におまらないくらいです。

「kojyukei_20090118.wmv」をダウンロード

 ↑ 動画ファイル

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アオジもたくさいいいました。はじめ、ベンチの横でチョロチョロ・・・アオジでした。

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モズ♂

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いつまでも、すぐ横に・・・愛想のいいモズでした。

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1.5時間ほどですが、散歩のつもりが、ミニ探鳥会になってしましました。

ここ新横浜周辺は10年前まで野山で、その後、開発が進み住宅街へ変わったようですが、区の政策で、緑道や公園を多く残してあり、その小さな土地(範囲)で元々、ここにすんでいた野鳥が残っているのだと思います。住民の方々もこの自然を知っおり、現状維持、無駄に開発するのではなく、自然と調和のとれた街作りをしているとのこと。この様な政策が全国に知られ、見習う地域が出てくれば・・・と願っています。

[僕が見た鳥]

マガモ、カルガモ、ツグミ、シロハラ、アカハラ、カシラダカ、モズ、ジョウビタキ、オジロビタキ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コジュケイ、オオタカ、コゲラ、アオゲラ、ウグイス、メジロ、シジュウカラ、エナガ、アオジ、シメ、イカル、ムクドリ、ヒヨドリ、オナガ、ハシブト、スズメ


1/17(土)神奈川・宮ヶ瀬湖

2009-01-22 | 野鳥 神奈川探鳥地

神奈川県北部、前回訪れた丹沢山系に位置している宮ヶ瀬湖に出かけました。先日、神奈川県支部の方からも紹介いただいたポイントです。野山の冬鳥を中心に散策しました。

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まずは宮ヶ瀬ビジターセンターへ立ち寄り、確認記録など最新情報を収集。

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全長8.9kmの鳥見コース、その中でも目指すは早戸川林道です。

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センター前に広がる宮ヶ瀬湖畔園地もカモ類や水鳥のスポットです。まずは北側、南斜面の荒井林道を車で下調べして、裏から早戸川林道(通行止め地域)を徒歩で散策する予定を立てました。

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荒井林道につくやいなや、ウソの鳴き声が!

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車の通行など気にせず、朝食中!

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ウソを見ていると、ごそごそと物音が・・・カヤクグリでした。今回、カヤクグリを数羽確認しました。

「kayakuguri1.wmv」をダウンロード

 ↑ 動画はこちら

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さらにルリビタキまで・・・

「ruribitaki1.wmv」をダウンロード

 ↑ 動画はこちら

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その後、ベニマシコの小群も・・・

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ベニマシコ♀

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その他、遠くからガビチョウ、マヒワ、ソウシチョウ、キクイタダキ、キツツキ類の声、開始して次々に鳥が出現するため、同じところで2時間も釘付けでした。 結果、歩き回らずに見ることができたのだから、ラッキーだったのでしょうね(^^)

「benimashiko1.wmv」をダウンロード

 ↑ 動画はこちら

結局、北斜面の早戸川林道で
すが、道路が凍結しているため、少し進んだところで断念。機会があれば、また訪れてみたいと思います。

(外来種のガビチョウについて)                                                                                           この日もガビチョウやソウシチョウがあちこちで鳴いていて、間近で姿も見ることができました。10年ほど前からこの丹沢山系にて増えているようです。特に「ガビチョウ」は外来種で害鳥扱い(?)されているようですが、宮ヶ瀬ビジターセンターの方にその被害状況を聞いてみると、『ウグイスと生息環境が同じなので、追いやられるのでは・・・と一般的には言われていますが、ここ丹沢周辺で言えば、鳥がもともと居なかった場所(少なかった環境)にガビチョウが住み着き、適応できたのではないか!特にウグイスなど数の減少は確認されていない』との見解でした。 

ちなみに、私が聞いた鳴き声は、主に”クロツグミ”の様で、これにサンコウチョウ+オオヨシキリがMIXされた様に鳴いていました。要するにメチャクチャで、「えっ!冬にクロツグミ??」と思うはずですので、分かると思います(笑)

[僕が見た鳥]

カワウ、アオサギ、トビ、ミサゴ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、ホオジロ、モズ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ベニマシコ、ウソ、カヤクグリ、マヒワ、カワラヒワ、ソウシチョウ、キクイタダキ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ウグイス、ミソサザイ、カケス、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、アオジ、カワセミ、ムクドリ、ヒヨドリ、コゲラ、アオゲラ、カワガラス、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イソシギ、(ガビチョウ)など約40種類


1/11(日)神奈川・高麗山花見川探鳥会

2009-01-18 | 野鳥 神奈川探鳥地

神奈川県平塚の高麗山(こま山)探鳥会へお邪魔ましました。

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ここ高麗山花見川探鳥会は略して「こまたん」と呼ばれています。『こまたん』とは、平塚・大磯を拠点として活動されている自然観察会グループ名称で、「アオバト」の観察・調査でたいへん有名です。その成果は『アオバトのふしぎ』という書籍にもなり出版されている程です。今回、ここを訪れた私はラッキーなことにここの探鳥会のリーダーの方々から、色々とお話を聞く機会がありました。

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高麗山から見た風景、向かって右端がアオバトが海水を飲みに来る、あの有名な大磯・照ヶ崎海岸です。正面やや左にうっすらと大島が見えています。

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偶然にも帰り道で拾ったアオバトの羽の数々(^^)

確認した鳥ですが、
トビ、ハヤブサ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、、ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、シメ、イカル、スズメ、ハシボソ、ハシブトなどでした。

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最後に・・・

ここ高麗山花見川探鳥会は略して「こまたん」と呼ばれています。『こまたん』とは、平塚・大磯を拠点として活動されている自然観察会グループ名称で、「アオバト」の観察・調査でたいへん有名です。その成果は『アオバトのふしぎ』という書籍にもなり出版されている程です。今回、ここを訪れた私はラッキーなことに探鳥会のリーダーの方々から、色々とお話を聞く機会もありました。 また、ここの探鳥会は初心者の方々に対してとても親切で、皆さんがボランティアで本当に楽しそうに活動されています。見習う箇所も多く、とても勉強になりました。「こまたん」の皆さん、ありがとうございました。

http://komatan.jp/index.html

【参考】「こまたん」HPです。アオバト情報など掲載されています。


1/10(土)渡良瀬遊水池探鳥会

2009-01-18 | 野鳥 北関東探鳥地

去年末の11/30に訪れた渡良瀬遊水池へ千葉県支部探鳥会で参加、強風で悩まされる探鳥会でした。

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遊水池を探鳥する風景。今回はこの広い遊水池の湖面もじっくり観察。100~200羽のヨシガモの群、同様に200羽以上のミコアイサの群などにビックリでした。

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少し前後しますが、遊水池への移動途中で『シラコバト』を発見。探鳥会前に以前この辺りにシラコバトが生息していた話を聞いていたので、運良く発見できたと思います。

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このシラコバトは現在、埼玉県の一部に地域のみ生息しているハトです。(関西では、馴染みが薄いですが、やはり関東でのみ観察できる鳥です)一時は60羽まで激減、その後、少しずつ増えてきたようですが、昨今の環境変化(鶏舎や豚舎の減少)により 、その数は減少傾向にあるようです。探鳥会リーダーの方も「3年ぶりに見た」とのお話だったので、とてもラッキーだったと思います。

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探鳥会後、オプションとして一部の方々とチュウヒの塒入りを観察。16:30頃から次々にチュウヒ、ハイイロチュウヒが何処からか戻ってきて、この葦原の中へ降りていきます。

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その他、強風で小鳥が少なかったとはいえ、コチョウゲンボウ(初見)、オオタカ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ミヤマガラス、カワアイサ、ミコアイサ、ヨシガモなどカモ類、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリほか、タゲリ、ベニマシコなど草原の野鳥など50種を確認することができました。

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これだけの自然が残っている渡良瀬遊水池ですが、ラムサール条約など特に保護されている地域ではないそうです。いつ開発されてもおかしくない状況で、現在、地元の住民の方々が保護活動を進めているところです。できることなら、この自然のまま次世代まで残しておいて欲しいですね。