小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

3/18(日)神奈川・宮ヶ瀬

2012-03-31 | 野鳥 神奈川探鳥地

3/末の探鳥会に向けて下見へ

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霧の丹沢山地

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霧雨

春が近いせいでしょうか、ミソサザイがあちこちで囀っていました。

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カヤクグリ

冬鳥の数も少なくなりました・・・

このカヤクグリも、もうすぐ千島列島や標高の高い場所(高山帯)へ移動ですね。

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ベニマシコ

こちらはもうすぐ北海道や北方(下北半島)へ旅立ちです。

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この色、「フォレストグリーン」とでもいうのでしょうか。

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この日の湖はこれまで見たことがないような色をしていました。

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オシドリ

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オシドリ

北海道や山地の渓流や湖沼へ移動します。このオシドリは水辺ではなく、大木のウロで巣作り(繁殖)するのは有名です。

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春芽

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雨が強くなり探鳥を中断しダムへ移動。

次回訪問時はヤマセミも姿を現してくれるだろうか・・・

少々心配になりますが、何より皆で楽しく探鳥できれば、それが一番ですね。

[確認した鳥]
カワウ、アオサギ、カイツブリ、カルガモ、マガモ、オシドリ、トビ、キジバト、コゲラ、アオジ、ホオジロ、ウグイス、ハクセキレイ、キセキレイ、ミソサザイ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ヒヨドリ、メジロ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワセミ、ハシブトガラス、スズメ


3/26(月)プレゼント

2012-03-28 | 写真

F妻と仲良くしてくださっているmadame H からいただきました。

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シジュウカラのピンバッジ

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トランプカード

海外のカードですが、日本でも見ることができる鳥が多く採用されており驚きです。

 

美しい贈り物、どうもありがとうございました。


3/11(日)銚子・波崎(その5)

2012-03-27 | 野鳥 千葉探鳥地

セグロカモメによく似たカモメでは、

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タイミルセグロカモメ/taimyrensis

セグロカモメと同等のサイズですが、足の色が黄色をしていることが特徴。背の色がウミネコ程度の濃さはホイグリンカモメ”heuglini”、セグロカモメに近いものは”taimyrensis"です。写真は明らかにセグロカモメ程度につき、タイミルセグロカモメ ”taimyrensis”と判断。

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カナダカモメ/Thayer's Gull(成鳥冬羽)

色々と違いはありますが、初列の裏面(ミラー)が白いことが決め手です。

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カナダカモメ/Thayer's Gull(成鳥)

画像中央、首をすくめて身体半分、水中に浸かっている個体。

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(奥)カナダカモメ/Thayer's Gull(第3回冬羽)

特徴はセグロカモメより足が短く、頭が丸い、初列の裏面(ミラー)が白いことが識別ポイントになります。

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モンゴルセグロカモメ/mongolian Gull(第1回冬羽)

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YouTube: 千葉・銚子/モンゴルセグロカモメ(2012.03.11)

ピーターさんが見つけてくれました。細かい箇所は多々あると思いますが、セグロカモメより翼や足が全体的に長く、特に第1回冬羽のこの時期の胸部の白さが決め手だそうです。さすがです!

おそらく、ピーターさんはヨーロッパや各地でカモメを見ているため、一目で違いが分かるのでしょうね。
 

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アメリカセグロカモメ/American Herring Gull(第1回冬羽)

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YouTube: 千葉・銚子/アメリカセグロカモメ(2012.03.11)

こちらもピーターさんが見つけてくれました。暗褐色、三列風切は羽縁が狭く白で後は黒、初列が黒色。また、写真は無いが上尾筒などにも特徴がでているということでした。

ピーターさん、ご一緒できて楽しかったです。ありがとうございました。
 

最後に・・・

鳥を通して知り合い、お世話になった方が若くして他界なさいました。
いつか銚子へカモメを見に行こうと約束をしていたのですが、とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

[確認した鳥]

ウミウ、ヒメウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、クロガモ、ウミスズメ、トビ、ハイイロヒレアシシギ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ユリカモメ、ミツユビカモメ、カモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カナダカモメ、ホイグリンカモメ(タイミルセグロカモメ)、シロカモメ、ワシカモメ


3/11(日)銚子・波崎(その4)

2012-03-26 | 野鳥 千葉探鳥地

セグロカモメとオオセグロカモメの識別について

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オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(第1回冬羽)

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セグロカモメ/Vega Gull(第1回冬羽)

初列風切の濃淡で見分けます。オオセグロカモメは「薄茶色」、セグロカモメは「こげ茶色」です。

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オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(第2回冬羽)

肩羽に成鳥と同じ灰色の羽毛が見られる。セグロカモメと酷似しているが、こちらも初列の色の濃淡で見分けることができます。

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オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(第2回冬羽→夏羽へ移行中)

肩羽に成鳥と同じ灰色(セグロカモメより濃い灰色)の羽毛が見られる。

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オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(第3回冬羽)

ほぼ成鳥と同様ですが、背・肩に褐色の羽毛が残り、嘴にも黒斑が残っているのが見られます。

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(左)オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(成鳥)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面が濃い灰黒色、初列翼先端は黒色

(右)セグロカモメ/Vega Gull(成鳥) 

大きさ、足の色は同様だが上面は青灰色、初列翼先端は黒色

次回はここ銚子で見ることができたセグロカモメの亜種について紹介したいと思います。


3/11(日)銚子・波崎(その3)

2012-03-25 | 野鳥 千葉探鳥地

第3漁港へ移動。

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YouTube: 千葉・銚子/カモメ水浴び(2012.03.11)

大きな水たまりにもたくさんのカモメ達が休み、行水しています。

 

 

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シロカモメ/Glaucous Gull(第1回冬羽)

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シロカモメ/Glaucous Gull(第2回冬羽)

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シロカモメ/Glaucous Gull(成鳥冬羽)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は白色(成鳥は淡青灰色)、初列翼先端は白色

このシロカモメより一回り小さくウミネコ大の個体「アイスランドカモメ/Iceland Gull」に要注意です。

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ワシカモメ/Glaucous-wingged Gull(第1回冬羽)

大きさは60cm以上、嘴は黒色、濃淡が無く、ベタっとした上面、黒みがかったピンクの脚が特徴です。

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ワシカモメ/Glaucous-wingged Gull(第3回冬羽) 

大きさは60cm以上、足はピンク色、初列翼先端は青灰色。上面は灰色、肩羽や三列風切に灰褐色の羽毛が混じっています。嘴がまだ成鳥と違い黒斑が残っています。

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ワシカモメ/Glaucous-wingged Gull(成鳥冬羽) 

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は灰色、初列翼先端は青灰色

 

カモメ以外では・・・

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コクガン

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YouTube: 千葉・銚子/コクガン(2012.03.11)

一生懸命に岩に張り付いたアオサなど海藻を食べていました。

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ヒメウ

嘴が細く、光沢のある黒色。緑がかった金属光沢が特徴でもあります。