「【みにクル】高山帯鳥類調査 in 金峰山麓」に参加しました。
去年までは富士山で実施していましたが、
今年は場所を変え山梨県北部に位置する金峰山麓です。
乙女湖の少し下(標高1400m)から、自動車で登れる峠としては最も高い位置にある大弛峠(標高2350m)の区間を標高100mごとにスポットセンサスするのが目的です。
ヒガラ
1000~1400mm付近では、カッコウ、ホトトギス、キビタキ、センダイムシクイがさえずり、
1500~1700mm付近から、コマドリ、コルリ、クロジ、エゾムシクイ
ルリビタキ
1800mm以上になると、メボソムシクイ、ルリビタキ・・・等々
標高によるどのような野鳥がいるのか調査します。
(事前に練習バードウオッチング、さえずりのクイズなどもあります。)
今回のように登山者とその車両が多い場所では、観察時は気を付けてください。
乙女湖のダムや人口建造物にイワツバメが営巣
山により植生が違うため、富士山とも少し違う結果でした。
当然、バードウオッチングだけではありません。調査した結果を皆でまとめます。
参加者は大学生から会社員、主婦の方まで色々な方が参加されていて、普段と違う環境が楽しめ、
更には野鳥の知識についてスキルアップできると思います。
今回、企画いただいたバードリサーチ、LASP富士山鳥類調査研究グループ(LASPFG)のスタッフの皆様、たいへんお世話になりました。ぜひまた、来年も参加させていただきたいと考えております。
[確認した鳥]
キジバト、アオバト、コゲラ、アカゲラ、ウグイス、センダイムシクイ、ヤブサメ、エゾムシクイ、キクイタダキ、キセキレイ、ビンズイ、カッコウ、ツツドリ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、オオルリ、ミソサザイ、コマドリ、コルリ、ウソ、ルリビタキ、メボソムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、クロジ、ホオジロ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラスなど