本日は千葉県「三番瀬」に行って来ました。三番瀬とは、東京湾の最奥部にある浅海域です。東京湾のほとんどが埋め立てられていますが、三番瀬はその中でも残された数少ない自然の干潟です。春秋のシギやチドリ そして冬場のスズガモやミヤコドリ、ビロードキンクロ(海ガモ)などで有名です。
三番瀬から舞浜(ディズニーランド)方面を見た風景
船橋方面の風景。 この様に端から端まで歩くだけで1時間以上掛かりそうな広さでした。
スズガモの大群(3~4千羽くらいは居たと思います)
しかし、近年、大規模な青潮が発生し、スズガモやミヤコドリの餌となる貝類(アサリ、シオフキ、ホトトギスガイ)を始めとして多くの生物が死滅。数年前には海上を埋めつくしていた10万羽のスズガモの大群も最近では見られなくなったそうです。今回もアオサが異常発生しており、シギチの餌不足など環境が悪化してきているように見えました。「東京湾スズガモ生息動態調査」など千葉支部でも重大な関心を持って三番瀬の再生を考えられているそうです。
ハジロカイツブリ
ミユビシギ (実は初めて見る鳥です)この他、ハマシギ、ダイゼン、シロチドリ、コチドリ等々がたくさん居ました。
ズグロカモメ これも初見です。希少な野鳥なので幸運でした。
その他、距離がありましたがミヤコドリも初めて見ました。最終的に30種見ることができ、舞浜方面も散策したかったのですが、ハヤブサ飛来のため、断念して帰路につきました。