小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

11/29(日)相模原貯水池

2009-11-29 | 野鳥 神奈川探鳥地

午前中、少し早起きをして近くの貯水池へカモの様子を見に行きました。どんなカモが来ているでしょうか。

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オシドリ

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そろって日向ぼっこでしょうか。

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この日は比較的、見やすいところに出てきてくれていました。

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オシドリ♀

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これまでも何度か言ってますが、オシドリは♀タイプもアイリングがあり、模様もとても可愛いですね。ほんとに優しい顔をしていますよ。

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内股!?

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この日、思ったよりカモが少なかったです。通年はどうなんでしょうか。最近、カモの飛来が少ないと探鳥会で耳にしますが、繁殖地の環境変化はどうなんでしょうか?特に中国北部などから飛来する鳥たちについては、少し心配ですね。

[確認した鳥]

アオサギ、コサギ、バン、オオバン、カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オシドリ、セグロカモメ、カワウ


11/22(日)宮城/伊豆沼・蕪栗沼

2009-11-24 | 野鳥 その他探鳥地

渡り鳥の宝庫、宮城県「伊豆沼」へ行ってきました。ここには天然記念物「マガン」と「オオハクチョウ」がシベリアから渡ってきます。特にマガンは、日本に渡ってくる9割がここ宮城県/伊豆沼、蕪栗沼に集中しています。

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マガンの「塒(ねぐら)立ち」
夜間は沼で休息、早朝6時過ぎ、一斉に飛び立ちます。

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湖面のマガン

「Izunuma.wmv」をダウンロード (← 動画です)

「Izunuma2.wmv」をダウンロード  (← 動画です)

数千羽のマガンが各方面へ飛び立っていきます。この光景は圧巻でした。

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昼間は田畑で落ち籾など採食します。

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マガンは警戒心が非常に強い鳥で、 首を伸ばしているのは警戒中です。

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見張り番のマガンでしょうか

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マガン とても可愛い目をしていました!念願のマガンをじっくり見ることができ満足です(^^ゞ

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伊豆沼風景①

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伊豆沼風景② 沼にはたくさんの蓮やレンコンが生息しており、オオハクチョウの食料になっています。

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サンクチュアリセンター

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サンクチュアリセンター内部 ここからも水鳥の観察ができます。

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オオハクチョウ

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オナガガモ

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ベニマシコ 周辺のヨシ原にも小鳥がたくさんいます。

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ツグミ 今期初認

Nosuri

ノスリ 猛禽類も多く、この日もオオタカ、ハイタカ、トビ、ハヤブサ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウを見ることができました。それから・・・

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オジロワシ (シルエットだけですが木に留まっています。飛んでいるのはマガン)

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蕪栗(かぶくり)沼風景
午後14時から近くの蕪栗沼へ移動。宮城県支部の探鳥会へ参加。今回はマガンの塒入り を見るのが目的です。ここ蕪栗沼では14万羽のマガンのうち、約7万羽のマガンの塒になっています。 

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蕪栗沼では今期初のミコアイサ、トモエガモ、タゲリと越冬シギのツルシギ、エリマキシギを見ることができました。

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コハクチョウ

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オオヒシクイ 蕪栗沼ではオオヒシクイが見られました。

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一見、マガンと似ていますが、大きさや嘴の色や形が大きく違います。

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オオヒシクイ 一日中沼にいて、マコモを食べています。倒れている黄色い草がマコモです。 

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蕪栗沼の夕暮れ

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夕日とマガン

16時20分頃、日の入りと共にマガンの「塒入り」が始まりました。帰ってきたマガンが、我々の頭上をおよそ30分の間、飛び交っていました!

 

「kabukuri.wmv」をダウンロード (←塒へ帰ってきたマガンの動画です)   

7万羽のマガンの塒入りを見て、我々も帰路につきました。

宮城県支部の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

[確認した鳥]

アオサギ、コサギ、ダイサギ、バン、オオバン、カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、オナガガモ、ミコアイサ、トモエガモ、カワアイサ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、オオタカ、ハイタカ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、オジロワシマガン、オオヒシクイ、コハクチョウ、オオハクチョウ、カワセミ、タゲリ、ツルシギエリマキシギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、ジョウビタキ、モズ、ベニマシコ、アトリ、コゲラ、アカゲラ、カシラダカ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、キジ、キジバト、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス


11/8(日)神奈川/こども自然公園

2009-11-15 | 野鳥 神奈川探鳥地

こども自然公園は横浜駅にほど近い都市公園です。初めて訪れる場所なので、神奈川県支部の定例探鳥会へ参加させていただこうと考えていましたが、間に合わず単独で散策しました。

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カワセミ

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キンクロハジロ♂

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キンクロハジロ♀

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お腹を羽繕い

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ラッコのような・・・

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アオジ

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キジバト  いつも見かけるキジバトですが、あらためて見るとキレイな羽ですね。

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キジバトはヤマバトとも言われ、低山や農村地帯に多い鳥だったものが、ここ10~20年で都市に進出してきたことは皆さんもご存じかと思います。
しかし『キジバトはいつでも巣をつくることができる』ことをご存知でしたか。
一般的に鳥は春~夏の餌が多い時期に子育てするために、春に産卵します。キジバトの場合、そ嚢(そのう・喉の奥)で高タンパク・高脂肪のピジョンミルクをつくり、口から吐き出してヒナに与える。このため、子育てに餌の昆虫が必須ではなくなり、昆虫の豊富な春から夏に子育てをしなければならないという限定要因から自由になったと言われています。

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池にはこんな鳥もいました。(ツールーズガチョウ?)

その他、シメ、シロハラの冬鳥やアオゲラやコジュケイ親子(2まわりほど小さい幼鳥が4羽含む)までもゆっくり見ることができ、これからが楽しみな公園でした。

[確認した鳥]

カイツブリ、カルガモ、マガモ、キンクロハジロ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、アオジ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、カケス、コゲラ、アオゲラ、ホオジロ、オナガ、コジュケイ、キジバト、シロハラ、シメ(声)


11/7(土)ジャパン バード フェスティバル2009 in 我孫子

2009-11-08 | 野鳥 千葉探鳥地

千葉県我孫子(あびこ)市で開催されたジャパン バード フェスティバル2009へ行って来ました。4会場で色々な催しものが開かれていました。

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手賀沼親水広場

手賀沼に面した会場。40以上の協賛各社のブースがありグッズ販売や展示が行われていました。また、湖畔バードウオッチングも随時開催されていて大賑わいでした。

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手賀沼

コブハクチョウ、オオバン、オナガガモ、コガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、サギ類、ユリカモメ、セグロカモメなどが見られました。

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こんな鳥いました!

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その名は、”バリケン”

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水の館

手賀沼の水生生物が展示されていました。その奥、「鳥の博物館」では500点以上の鳥の剥製が展示されていて見応え十分でした。両館とも期間中は無料で開放されていました。

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山階鳥類研究所

ここ山階鳥研も無料開放されており、ミニレクチャーも開催されていました。貴重な研究成果を聴くチャンスでもあり、『山階鳥類研究所紹介』、『ヤンバルクイナとアホウドリの研究と保護』、『正倉院宝物バードウォッチング』の3つのレクチャー(セミナー)を聴講しました。中でもNHKのダーウィンが来た!でも放送された「アホウドリ再導入プロジェクト」が面白かったです。

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千葉県支部のブースにて皆様と再会。

昨年11月からの半年間の単身赴任時にご親切にいただき、大変お世話になりました。これからもよろしくお願いします。

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ここにも鳥が!

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こんなところにまで鳥が・・・ ”オオバン”は我孫子市のシンボルだそうです。

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その他、手賀沼を船で一周する船上バードウォッチングにも参加して盛り沢山の一日でした。こんな時間になるまで、たっぷり堪能しました。 
(注:写真の影は知らない家族です)

■参考
ジャパンバードフェスティバル2009公式HP
http://www.birdfesta.net/


11/3(祝)相模原貯水池

2009-11-08 | 野鳥 神奈川探鳥地

寒くなりカモの飛来に期待して相模原貯水池へ行って来ました。どんなカモがきているでしょうか。野鳥の会/神奈川支部HPにて紹介されていた探鳥地で、県下でも有数なカモ類の越冬地だそうです。最盛期になると約1200 羽以上のカモが飛来する場所で有名だそうです。

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コガモ♀ 

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コガモ ♂(エクリプス) 頭は♂の特徴がでていますが、それ以外は♀の様ですね。

エクリプスとは、繁殖期後期にオスのカモが換羽してメスのような地味な羽衣になることをさします。(eclipus: 覆い隠す/日食の蝕を表す意、語源はギリシャ語で「力を失う」ことを意味しています)

この時期(夏期)、メスと同様に地味な羽をしている理由として、繁殖期のきれいな(繁殖)羽では目立ってしまい、外敵におそわれやすくなるので夏期は地味な羽になるとも言われています。

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ハシビロガモ(サブ・エクリプス)

ハシビロガモ♂成鳥のみの特徴ですが、エクリプスから換羽を終えても「繁殖羽になりかけ」段階状態になります。上記の写真のように完全な繁殖羽の一つ前段階(状態)をサブ・エクリプスと呼びます。 ハシビロガモが完全繁殖羽になるのは遅く、12月を過ぎて冬~早春になりやっと綺麗な羽衣になります。

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オカヨシガモ♂(奥)♀(手前)

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オシドリ ここにも来ているんですね。

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オシドリ♂

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オシドリ♀ とても可愛い顔をしています。もっと明るい場所なら全身の色や翼鏡もキレイなんですよ。カモの中で一番ではないでしょうか。

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オシドリ♂(エクリプス)  ♀の様に見えますが♂エクリプスだと思います。嘴が赤いのが決め手で、その他には胸や体側の模様も不明瞭です。また、肩羽や背に色が出はじめています。

[確認した鳥]

アオサギ、コサギ、バン、オオバン、カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オシドリなど