小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

12/30(水)静岡・麻機遊水地

2015-12-31 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

F妻母家へ行く前に、鳥納めです。

今年は鳥が少ない・・・とあちこちで耳にしますが、

ここの遊水地では想像以上たくさん鳥がいて楽しい探鳥でした。

カシラダカ

 オオジュリン

ベニマシコ♀

 

 

静岡/ベニマシコ(2015.12.30)

 

池ではカモ類、サギ類のほかハジロカイツブリ、クイナなども見ることができます。

 ジョウビタキ♀

 シメ

ノスリ、ハイタカも上空を舞っていました。

 

鳥種はともかく鳥の数が多いため、初心者の方にはおすすめの探鳥地です。

年末で人も少なく、ゆっくりと探鳥ができました。 

 

[確認した鳥]

カワウ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、カワセミ、クイナ、ヒクイナ、バン、オオバン、カルガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ノスリ、トビ、ハイタカ、モズ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ベニマシコ、コゲラ、アカゲラ、アリスイ、ウグイス、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、シメ、オオジュリン、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ


12/27(日)新治市民の森探鳥会

2015-12-30 | 野鳥 神奈川探鳥地

今日は日本野鳥の会/神奈川支部の探鳥会です。

私もスタッフとしてお手伝いしました。

駅で集合、10分ほどで新治の森へ

その間も、ジョウビタキやハクセキレイ、オナガなど観察しながらの移動です。

今年は暖かいせいか、蝋梅(ロウバイ)や梅も早々と花をつけています。

新治の森は”谷戸”と呼ばれる里山環境をそのまま残した公園です。

アカハラやツグミ、シメ、モズなども観察しながらこの里山を散策します。

また、一部森林も残っており、市内とは思えないほど落ち着いた環境があります。

ここでは、アオゲラやコゲラ、ルリビタキ、ウグイスなど観察。

この近くには三保の森公園、四季の森公園やズーラシアもあり冬鳥だけでなく、多くの留鳥も観察できます。

ムラサキシジミ

昆虫や草木も同時に楽しめます。

カワセミ

谷戸では、カシラダカやルリビタキ、ミヤマホオジロも観察でき、

観察中に我々の6-7m頭上をハイタカがシロハラを追いかける場面にも遭遇。

参加された方も、近場にこの様な自然が豊かな森があることを再認識されたことと思います。

これを機に環境保全など関心が高まってくれればいいですね。

 

(日本野鳥の会/神奈川のHP)

http://www.mmjp.or.jp/wbsj-k/

興味のある方は探鳥会にぜひ参加いただきたいと思います。 

初めてでも周囲の方々が色々と教えてくれますよ!

 

[確認した鳥]

ハイタカ、カワセミ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ウグイス、シメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ など29種


12/26(土)神奈川・宮ヶ瀬

2015-12-28 | 野鳥 神奈川探鳥地

今年もこの時期に探鳥へ

いつもになく人が多く、また工事など作業車が行き交い少し騒がしい一日でした。

林道からの風景

気温2℃と去年と違い少し暖かいですが、途中にみぞれが降りました。

到着してすぐに声が聞こえ、さがしていると・・・

ヤマセミ

久しぶりにジックリ見ることができました。

マヒワ

証拠写真程度ですが、カワラヒワと混じり20~50羽程度の群れを何度も見ました。

個人的にはこちらも久しぶりで嬉しかったです。

コガラ

ベニマシコ

斜面に日が当たり暖かくなると、警戒心も薄れ一所懸命採餌しています。

 

この他、ルリビタキ、カヤクグリ、ミソサザイとオシドリとウソ以外はほとんど確認できました。

しかしながら人が多いせいか、鳥は居るのですが姿をジックリ見る機会は少なかったように思います。

 

[確認した鳥]

カワウ、アオサギ、カイツブリ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オオバン、トビ、ミサゴ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ベニマシコ、カヤクグリ、ミソサザイ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、マヒワ、カワラヒワ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、スズメ、ガビチョウ


12/20(日)千葉・銚子(その4)

2015-12-26 | 野鳥 千葉探鳥地

最後に銚子で一番多く見られるカモメについて紹介しておきます。

セグロカモメ/Vega Gull(成鳥)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は青灰色、初列翼先端は黒色 

セグロカモメ(幼鳥・第1回冬羽)

オオセグロカモメ/Slaty-Backed Gull(成鳥冬羽)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面が濃い灰黒色、初列翼先端は黒色

オオセグロカモメ(第2回冬羽)

オオセグロカモメ(幼鳥・第1回冬羽)

セグロカモメとオオセグロカモメの幼鳥については、初列風切の濃淡で見分けます。

オオセグロカモメは「薄茶色」、セグロカモメは「濃茶色(黒に近い)」です。

ウミネコ/Black-Taild Gull 左が(成鳥)右が(幼鳥)

大きさは45cm、足は黄色、上面は濃青灰色、初列翼先端は黒色。

飛翔時に尾羽に黒帯があるので一目瞭然です。

カモメ/Common Gull(成鳥)

大きさは45cm、足は黄色、嘴も黄色で無斑、上面は濃青灰色、そして胸から頭にかけて胡麻塩状態。

真ん中の個体です。以外に見つからないのでぜひ探してみてください(^^)

 

[確認した鳥]

ウミウ、ヒメウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、オカヨシガモ、シノリガモ、トビ、ノスリ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ユリカモメ、ミツユビカモメ、カモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カナダカモメ、ホイグリンカモメ(タイミルセグロカモメ)、シロカモメ、ワシカモメ、コクガン、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジ、ビンズイ、メジロ、コゲラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス


12/20(日)千葉・銚子(その3)

2015-12-24 | 野鳥 千葉探鳥地

銚子で見ることができるカモメをもう少し紹介しておきます。

 

まずは大型のカモメから・・・

大型カモメの翼開長は140cmなので、ハシブトガラス(翼開長100cm弱)の1.5倍ほどの大きさと

思っていただけるとイメージしやすいと思います。(かなり大きいです。)

また、主に「足の色」「嘴の全体または先端の色」「上面の色」「初列翼先端の色」で判別します。

 

カナダカモメ/Thayer's Gull(成鳥冬羽)

・頭の形が蒲鉾型
・頭部のモヤモヤ斑
・淡い背中の色、及び初列風切のやや灰色がかっているところ。
・小さいくちばしと褐色の眼、短めの脚
・初列風切がかなり長くテール(白い尾羽)から白斑4つ分は突出しているところ等々もカナダカモメの特徴です。

カナダカモメ/Thayer's Gull(成鳥冬羽)

また、写真では残せませんでしたが、「初列風切の裏側(ミラー)が白い」のが決め手です。

 

ワシカモメ/Glaucous-wingged Gull(冬羽成鳥)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は灰色、初列翼先端は青灰色

 ワシカモメ/Glaucous-wingged Gull(幼鳥)

嘴は黒色、濃淡が無く、ベタっとした上面、黒みがかったピンクの脚

 

シロカモメ/Glaucous Gull(成鳥冬羽)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は白色(成鳥は淡青灰色)、初列翼先端は白色

シロカモメ/Glaucous Gull(第1回冬羽)

大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は白褐色、初列翼先端は白色

 

■銚子で見ることができるカモメの種類

・小型 ユリカモメ、ミツユビカモメ(少)、ズグロカモメ(少)、アカアシミツユビカモメ(希)
・中型 カモメ、ウミネコ、クロワカモメ(希)
・大型 セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ(少)、シロカモメ(少)、カナダカモメ(少) 等々

 

カモメ観察の楽しさは、これらの数少ないカモメを探し出すこと。

また年齢により色合いがまったく異なるカモメの年齢を推測すること。

有識者の方と一緒に観察すると、すぐに答合わせができ、楽しさも倍増ですよ!