小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

1/15(日)神奈川・谷本川/2017年度全国ガンカモ一斉調査(番外編)

2017-01-20 | 野鳥 神奈川探鳥地

ガンカモ調査の番外編とまして、調査中に確認した野鳥をご紹介します。

カワセミ

途中、4~5羽は確認しました。 この時も後からオスのカワセミが飛んできて、並んでとまっていました。

モズが一番多く観察できたかもしれません。

次いで、ジョウビタキ、アオジ、ホオジロ、カラ類・・・もたくさんいました。

イソシギ

セグロセキレイ

キセキレイ

青葉区役所を過ぎたところから急増、セキレイ類の2羽に1羽はキセキレイでした。

イソヒヨドリ 駅近くの市街地周辺で確認。 

セグロカモメ

イカルチドリ 

その他、川岸ではクイナ、 上空には猛禽類(ハイタカ)なども確認できました。

 

ということでカモ類以外にも、いろいろと観察できます。

ご興味のある方、来年はぜひご一緒にいかがですか(^^)/

 

 

[確認した鳥]

 

カワウ、コサギ、アオサギ、キジバト、トビ、ハイタカ、ノスリ、セグロカモメ、ユリカモメ、イソシギ、イカルチドリ、カワセミ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、オオバン、クイナ、カイツブリ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、イソヒヨドリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、アオジ、カワラヒワ、オオジュリン、エナガ、シジュウガラ、メジロ、ウグイス、モズ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、オナガ、ガビチョウ など

 

 


1/15(日)神奈川・谷本川/2017年度全国ガンカモ一斉調査

2017-01-19 | 野鳥 神奈川探鳥地

先週末、環境省の“全国ガンカモ一斉調査”を実施しました。

国道246号/東名高速・青葉インター、田園都市線/市が尾駅方面の風景

調査地は、神奈川県横浜市内を流れる谷本川(鶴見川の中・下流域)で、

恩田川と谷本川の合流地点から上流に鶴川駅までの約12kmを担当しました。

横浜市営地下鉄/川和駅の風景

マガモのペア

この川のカウント数ベスト3はコガモ、カルガモ、マガモで他の種類のカモはごく少数でした。

オナガガモ(奥)とコガモ(手前)

ハシビロガモ

 

ガンカモ一斉調査は、神奈川県下で約270箇所以上を100人以上で実施されています。

 

なお、この調査は昭和44年度以降毎年1月中旬に全国一斉に行われており、

今年度で48回目ということです。

日本のガンカモ調査のデーターからも、どの種か増加し、どの種が減少しているか分かります。

 

今回の結果は、合計約300羽でした。人の暮らしの近くにこんな多くのガンカモが暮らしています。

ご興味のある方、来年はぜひご一緒にいかがでしょうか!

 


#####  以下は2016年度の結果です。(参考)################

 

 

1)観察された種と数
 ※( )内は、H27年度調査の結果。以下同じ。

  カモ類 14種 13,903羽 (カモ類14種 10,324羽)前年比3579羽増
  ガン類 1 種 9羽 (ガン類 未観察)前年比9羽増
  ハクチョウ類 未観察 (ハクチョウ類 6羽)前年比6羽減

 <過去5年間の個体数の推移>
  ・平成26年度 15種 10,330羽
  ・平成25年度 14種 12,042羽
  ・平成24年度 14種 10,378羽
  ・平成23年度 16種 12,011羽
  ・平成22年度 14種 12,108羽

 

(2)個体数の多かった種
   スズガモ    2,891羽(142羽)
   カルガモ    1,892羽(1,859羽)
   キンクロハジロ 1,668羽(1,329羽)
   オシドリ    1,665羽(477羽)
   ヒドリガモ   1,643羽(2,036羽)
   コガモ     1,414羽(1,914羽)
   マガモ     1,295羽(788羽)
   ホシハジロ      723羽(598羽)
   オナガガモ      461羽(725羽)
   その他
   クロガモ92羽、ハシビロガモ62羽、カワアイサ40羽、オカヨシガモ32羽
   マガン9羽、ホオジロガモ1羽、カモ類種類不明24羽

 

(3)個体数の多かった調査地点(500羽以上)

   海の公園(横浜市金沢区)       1種  1,805羽(未観察)
   宮ヶ瀬湖(相模原市・清川村)     3種  1,212羽(4種   269羽)
   平潟湾(横浜市金沢区)        4種  1,013羽(3種 152羽)
   津久井湖(相模原市)         5種     527羽(4種 242羽)
   多摩川-殿町(川崎市川崎区)     4種       501羽(4種 647羽)

 

(4)主要河川及び湖沼の個体数
   多摩川(川崎市)         9種  1,829羽(9種 2,674羽)
   宮ケ瀬湖(清川村・相模原市)   3種    1,212羽(4種    269羽)
   相模川(相模原市~平塚市)    5種     776羽(8種  780羽)
   津久井湖(相模原市)       5種     527羽(4種  242羽)
   相模原沈澱池(相模原市)     8種     394羽(10種 260羽)
   相模湖(相模原市)        5種     380羽(4種  282羽)
   鶴見川(横浜市)       7種     322羽(7種  349羽)
   酒匂川(山北町~小田原市)  6種     306羽(7種  374羽)
   丹沢湖(山北町)         5種     277羽(4種  117羽)
   芦ノ湖(箱根町)       7種     164羽(6種  116羽)

 


1/8(日)神奈川・高麗山探鳥会(番外編)

2017-01-14 | 野鳥 神奈川探鳥地

探鳥会の帰りに少し寄り道です。 

この日は、昼から雨だったため車中から観察を行いました。

数羽が遠くに飛んでいくところは見えたのですが、探すこと20分、居ました!

久しぶりのタゲリでした。

 光沢の羽根

 反り返った長い冠羽が可愛いですね!

タゲリはヨーロッパや中央アジア・シベリア南部・モンゴル・中国東北地区などで繁殖し、

日本には冬鳥として渡来し、主に水田の刈跡や湿地・河岸などに生息。

 また、同じ場所に・・・

 ケリの家族がいました。

(関東では、神奈川や千葉に少数はいるのですが、出会えることろ少ないです。)

 天候が悪かったせいか、タゲリも姿を現しました。

ケリ、タゲリに誘われ、エサがあると思い近寄ってきたのでしょうか。

 

その他、田畑で採食していたのは、カワラヒワ、タヒバリ、ムクドリ、セキレイ類、サギ類を確認しました。

 

■補足

「湘南タゲリ米」として、タゲリの越冬地である市内の水田を守るため、地元の農家と協力してプロジェクトを行っています。

http://sannsuikai.eco.to/

ぜひ、みなさんにも少しでも興味を持っていただけたらいいのですが。

 

 


1/8(日)神奈川・高麗山探鳥会

2017-01-12 | 野鳥 神奈川探鳥地

 半年ぶりに日本野鳥の会/神奈川支部が主催します高麗山(こまやま)探鳥会へいってきました。

7:30 大磯 高来神社に集合、スタート前のこの地点ですでにシメやジョウビタキ、アオジ、シロハラ、ツグミ・・・と

様々な鳥が観察できました。

 とても愛想がいいジョウビタキ

 冬場は高麗山か花水川のどちらかを散策します。

 「初心者を忘れず、大切に、中心に」がモットーである、探鳥グループ通称“こまたん”の方々が案内してくださいます。

初心者の方から上級者の方まで、親切にいろいろと教えていただけます。 

初心者の方も安心して参加ができますよ!!

コゲラ、アオゲラ、ヤマガラ、メジロはもとより、初夏は、オオルリ、キビタキの夏鳥が、
秋はサシバ、エゾビタキ、コサメビタキ
冬期はルリビタキ、アオジ、クロジ、ウソ などが観察できます。

(5月~9月はアオバト観察会として、照ヶ崎海岸で開催されますのでご注意ください。)

 

この日は、北風が強く、鳥の影は少なかったですが、高来神社付近でクロジを含め多数の野鳥、

途中では、アオゲラ、ルリビタキ、ハイタカ・・・等々が確認できました。

 

探鳥会の詳細については、日本野鳥の会/神奈川のHPでご確認ください。

http://www.mmjp.or.jp/wbsj-k/

 

■TOPICS

この日は、探鳥会リーダーの方々に【ICレコーダーの楽しさ】を教えていただきました。

”声紋”で識別など、楽しみ方は色々です。

特に印象に残っていることは、ヤブサメの声が聞こえにくくなった方もICレコーダーを通して聞き取れる・・・ということです。

目的として、「記録」、「声紋などによる識別」、「難聴の方の補助機能」 など様々な可能性を知ったことが大きな収穫でした。

ぜひ、私も購入検討したいと考えています。(機能としてはPCM対応機種がお薦めだそうです。)

 

[確認した鳥]

キジバト、トビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、エナガ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ウグイス、シメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ など

 


12/24(土)東京・都市公園

2017-01-10 | 野鳥 東京探鳥地

こちらも年末の記録ですが、はじめてオジロビタキ♂を観察することができました。

オジロビタキ♂

日本で見ることができるオジロビタキは亜種オジロビタキ(TaigaFlycatcer)と亜種ニシオジロビタキ(Red-BreastedFlycather)に分類されるそうです。

日本鳥類目録第7版では検討中の種にニシオジロビタキがあり、今後オジロビタキとニシオジロビタキは別種として認識されるようになるとのことです。

 

 

 


識別点は下記のように言われています。

・亜種ニシオジロビタキのオスは喉の橙色の範囲が広く胸に達し、上尾筒は黒褐色。下嘴は淡色が多い。   

・亜種オジロビタキのオスは喉の橙色の範囲が狭く、胸に灰色の帯がある。上尾筒は黒色。下嘴は黒い。

 上記の場合、

下嘴が角度により淡色ですが、橙色の範囲が狭い等々、もう少し過去の個体との比較や、年齢による個体差を確認して比較する必要があるように思いますが「亜種オジロビタキ」に近いように思います。

 

ツグミ

その他、冬鳥ではアトリやシメ、シロハラ、トラツグミも確認されました。

 

遠くへ探鳥へ行かなくても、都市公園でもたくさんの冬鳥を見ることができますね。

特に池のカモ類、カルガモ以外は全て渡り鳥です。

近所の公園も散策したら面白いかもしれませんね。