草原と森林部の境界部にて
大型種を発見!
なんとフクロウでした。
今回、小雨交じりで天候も悪く周囲も薄暗いせいだと思いますが、また夜の間は雨で狩りができなかったのでしょうか。 この時間も関わらず、ジッと留まって姿を現してくれていました。
栃木/フクロウ(2015.0614)
フクロウ以外では、ハヤブサ、ノスリ、トビなどいつもになく多くの猛禽を草原で見かけました。
オオジシギなどが見つからないのは、そのためでしょうか。
モズ
数日前までオオモズが居たそうです。
今回、例年より3週間ほど訪れる時期が遅かったため、木々の緑も濃くなり、鳥の姿が見つけにくくなっていました。
早朝3時半には到着しましたが、あいにくの雨。小雨になる5:30近くまで待って探鳥開始しました。
気温は13℃ほどと寒くはなく、霧雨でしたがアオジ、カッコウ、オオジシギ等のさえずりが聞こえ期待も膨らみます。
アオジ
さえずりがあちらこちら聞かれるアオジ、この時期は緑の色合いも鮮やかです。
ビンズイ
ホオアカ
こちらもアオジ、ビンズイ同様に梢でさえずっているため距離はあるものの、観察し易い鳥です。
今回、珍しい場面に遭遇しました。 枯れ木にとまるカッコウを観察していると、
右側から大きな鳥の陰が・・・
(アップ画像)
猛禽(ハヤブサ)が梢にとまるカッコウへアタックを掛けようとした瞬間でした。
この後、カッコウはうまくハヤブサの攻撃をかわし、無事でした。
オオジシギの姿を探しますがなかなか見つけることができません。
その後、少し森林部と草原部の境界へと散策を続けていきます。
上空ではハチクマが舞い、カッコー、アオバト、アカハラが遠くでさえずっていました。
頭上で「ポポ、ポポ」と大きな鳴き声の方向には、高い木の梢でさえずる鳥を発見!
ツツドリ
戸隠山
この日は、サンショウクイ、キビタキ、アオジ以外では、クロジやコルリのさえずりも多く聞くことができました。また、アカゲラやキバシリもペアで行動している等々、このシーズンならではですね。
クロジ
長野・戸隠/クロジ(2015.05.23)
コルリ
長野・戸隠/コルリ①(2015.05.23)
長野・戸隠/コルリ②(2015.05.23)
帰路の途中の草原では、ヒバリ、ホオジロ、ホトトギスなど
渋滞を予見してお昼前には帰路につきました。
[確認した鳥]
カイツブリ、キンクロハジロ、カルガモ、キジバト、ハチクマ、トビ、アオバト、コゲラ、アカゲラ、ウグイス、センダイムシクイ、サンショウクイ、コサメビタキ、コルリ、キクイタダキ、キセキレイ、ツツドリ、カッコウ、ホトトギス、アオジ、クロジ、ノジコ、アカハラ、クロツグミ、ニュウナイスズメ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、キバシリ、キビタキ、オオルリ、ミソサザイ、カワラヒワ、イカル、ヒヨドリ、カケス、メジロ、ハシブトガラス
2年ぶりに行って参りました。
4:30到着ともうすかっり夜が明けていて、少し出遅れたスタートでした。
キビタキ、カッコウ、アオジ、ミソサザイ、ヒガラ、キクイタダキのさえずりがありらこちらで聞こえてきます。また、みどりが池もキンクロハジロ、カイツブリ、カルガモと珍しく賑やかでした。
ニュウナイスズメ
長野・戸隠/ニュウナイスズメ(2015.05.23)
水芭蕉と新緑の淡い緑はこの季節ならではですね。
サンショウクイ
今年はサンショウクイの数が多いようです。何度もサンショウクイを見ました。
キビタキ 芽吹いたばかりの時期は姿も確認し易いです。
ミソサザイ
木道を歩いていると、目全の杭に現れます。いつも、あちらこちらで楽しませてくれます。
コルリを探していると・・・
この場所ではすかっりお馴染みのアカゲラ。あちらこちらでドラミングも聞こえていました。
カタクリ
スプリング・エフェメラル。「春の儚い植物」 といった意味を持ち、一般的に『春の妖精』と意訳されているそうです。確かに何か惹かれる花ですね。
路肩にはまだ雪が残っています。
さえずりを頼りに、もう少し林の奥も散策してみようと思います。