小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

9/21(祝)神奈川・秦野

2015-09-23 | 野鳥 神奈川探鳥地

お彼岸、少し早く家を出発し、お墓参り前に少し探鳥へ行ってきました。

ここ1-2年、秋の小鳥類をあまり見てなかったことに気付きました。

公園からの眺望。

エゾビタキ

到着してすぐに見つけることができました。

 

神奈川/エゾビタキ(2015.09.21)

 

 

コサメビタキ

写真には捕えられませんでしたが、サメビタキも居て3種勢揃いでラッキーでした。

 

キビタキ♀

ヤマガラ

エゴの実でしょうか? 何処かに備蓄しているようです。せっせと運んでいました。

モズ (高鳴きの最中)

 

気候も良く、蚊に刺されなくなったことが一番うれしい今日この頃です。

 

[確認した鳥]

トビ、ミサゴ、キジバト、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメ、ハクセキレイ、コジュケイ、コゲラ、コサメビタキ、エゾビタキ、サメビタキ、キビタキ、モズ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス


9/19(土)白樺峠

2015-09-22 | 野鳥 信越探鳥地

2年ぶりに「タカ渡り」ポイントである長野県/白樺峠へ行ってきました。

午前5時現地到着。

現地の天気ですが、昨日まで連日の雨模様も今日は晴天。

しかしタカが飛んでくる方向(北陸方面や東北方面)が雨模様なのが気になります。

標高は約1600mあり、朝夕の気温は低めです。この日は10℃以上ありましたが、5℃くらいまで下がる日もあるため、防寒着は必須です。

2時間もすればもう座る場所がないほどのギャラリーです。(後方で、各自椅子持参で観察されています。)

この日はハチクマ第1号が8:23に渡っていきました。

運が良ければ、朝一番に近隣で夜を明かしたと思われるタカがすぐ目の前で舞い上がり、「タカ柱」となる瞬間を見ることができます。この光景は圧巻です!

今年は9/15にサシバが3100羽以上、この日までに約6000羽が既に渡っていました。

(例年のサシバ総数 : 8500~9000羽)

やはりタカが渡ってくる方向の悪天候のせいでしょうか、この日のタカの数は少なかったです。以前は100~200羽単位の「タカ柱」が 10数回見ることができたことを覚えています。

広場には、奈川村と信州ワシタカ渡り研究グループの方々が建てた小屋が3軒、簡易トイレもあり、トラブルにならない様に管理してくれています。小屋の中には、タカの飛来数を表したグラフやガイドが貼ってあり、この資料はとても参考になります。

■この日の結果

サシバ : 282羽、ハチクマ : 361、総計738羽

※白樺峠のタカ渡り 2015年度速報

タカ以外にも周囲で色々な野鳥が見られます。

コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキなど小鳥類、ホシガラスも見ることができます。

この日は、ルリビタキ、メボソムシクイの声も聞かれ、翌日にはイスカの群れが通過したそうです。

 

今回、大阪からも友人が来ており、また神奈川支部の方数名にも現地でお会いすることができました。楽しかったです。ありがとうございました。

 

■研究グループの方と話した内容

①サシバ/ハチクマの渡りルートについて

・ハチクマは春ルートと秋ルートが違う

・サシバの秋のルートは南西諸島へ南下するが、春は南西諸島を北上するものと、大陸ルートと2種類ある。これも気候や風向きで最適ルート(安全)を考慮して選択しているものと考えられる。

②白樺峠の場所について

北アルプスを越えられないタカは迂回ルートをとります。その端が白樺峠で新潟・山形・長野北部方面のタカが集結するポイントである。

③白樺峠のタカの行き先は?

白樺峠を通過したタカは伊良湖方面には行かない。伊良湖方面を渡るタカは幼鳥が多く50%が幼鳥。しかし、成鳥になると最短ルートで飛ぶため白樺峠(内陸)を渡ると考えられる。

■過去のBlog(参考)

 2010.09.19 白樺峠

   2010.12.4 タカの渡り全国集会

 2012.09.22 白樺峠

 

[周辺で観察できた鳥]
サシバ、ハチクマ、ハイタカ、ツミ、ノスリ、オオタカ、トビ、アマツバメ、ハリオアマツバメ、イワツバメ、コガラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、コゲラ、カケス、ウグイス、キクイタダキ、メジロ、ルリビタキ(声)、メボソムシクイ(声)そして・・・ホシガラス


9/6(日)東京港野鳥公園

2015-09-21 | 野鳥 東京探鳥地

シギチと秋の渡りの小鳥の確認、また野鳥関連の会報掲載準備のため東京港野鳥公園へ行ってきました。

管理事務所

ここ野鳥公園は季節により色々な鳥が見られます。まずは、レンジャーの方に鳥情報を聞くことをおすすめします。

今回、私は会報のため、四季の鳥やこれまでのエピソードをお伺いしました。

レンジャーのAさん、Sさん、貴重なお話をありがとうございました。

 

さて、探鳥の成果ですが・・・

西淡水池

カワセミ

冬季にはオオバンやカモ類、最近ではアカゲラ、アカハラなど山野の鳥も見ることができるそうです。

東淡水池(東観察広場)

冬季にはサンカノゴイ、初夏にはヨシゴイやアカガシラサギなども見られるそうです。

キアシシギ

オグロシギ

潮入りの池

 

トウネンと思っていましたが・・・

この場所(東観察広場)でお会いした常連のバーダーの方にオジロトウネンだと教えていただきました。先入観や思い込みは禁物ですね。

オジロトウネン ※Yさん撮影画像

 

この東京港野鳥公園にもレンジャーの方以外にもトコロジストの方が居て、その方に鳥情報を聞くこともとても有効だと思います。

 

■参考

東京港野鳥公園のホームページ

 http://www.wildbirdpark.jp/index.html

東京港野鳥公園レンジャー・ブログ (確認した鳥をレンジャーの方が毎日更新)

 http://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/

東京港野鳥公園ボランティアガイド

 http://tokyokovg.seesaa.net/

 

■おまけ

園内では下記のようなリーフレットも配布しています。

『22種類のトンボ観察』

トンボ探しのコツやミニ図鑑で識別も可能!

トンボ素人でも楽しめますね。

 

[確認した鳥]

カワウ、カイツブリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、コサギ、ゴウサギ、バン、トウネン、オジロトウネン、ソリハシシギ、キアシシギ、オグロシギ、イソシギ、カワセミ、カルガモ、コガモ、ヒメアマツバメ、ツバメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、オナガ、ハシブトガラス、スズメ