東京都の某神社にて、3年ぶりにアオバズクを見ることができました。
5月上旬頃に東南アジア方面から日本に渡来し、その際によく鳴き声を聞くことができます。鳴き声はホッホーと2回連続で鳴くのが特徴。
採食生態については、夜行性で主にガの仲間、カミキリムシなど甲虫、セミが多く、コウモリやカエル、小鳥なども食べるとのことです。
この日は風が強く、ずっと太い幹に身を寄せていました。
営巣する木は樹洞がある大木で、毎年、同じ木(場所)に帰ってきます。
中でもクスノキの使用例が多く、その葉や幹には「樟脳」の効果で、防虫作用があると考えられるそうです。
この時期だと木のうろの中では雛が帰っている頃だと思われますので、無事に雛が巣立ち、来年も帰ってきてくれることを祈願して神社を後にしました。