NPO法人鳥類調査の手伝いで富士山へ
草原環境、農耕地、亜高山、植林環境、樹海、火山灰砂礫地・・・とそれぞれの環境による鳥類分布をスポットセンサスで調査しました。
AM4:00調査スタート。周囲360°から色々な鳥のさえずりが聞こえてきます。
朝日に染まり、さえずるノビタキ
ホオアカ
ホオアカ以外にもアオジ、ノビタキ、ホオジロ、カッコウ、キジ、コヨシキリが周辺でさえずり、一番鳥の密度の高さを感じました。
遠くではオオジシギも・・・
紅富士
紅富士とはこの時期(冬場から春にかけて)、朝日夕日に残雪が紅色に染まることが語源とされているようです。つまり雪があれば紅富士ということらしいです。
一方、赤富士とは主に晩夏から初秋にかけて、山の地肌が朱色に染まる現象とのこと。葛飾北斎の絵は山肌が染まっているので赤富士ですね。
青木ヶ原の樹海(風穴)
キビタキ、オオルリ、ヒガラ、キクイタダキ、コルリがさえずり、ミソサザイやコサメビタキが目前で巣作りをしている様子をジックリと見ることができました。
風穴の中は気温差が5℃以上違うのが肌で体感できます。
本栖湖と南アルプス
手前に広がるのが樹海です。
渡りをするチョウといえば、このアサギマダラです。
暖かくなり北へ渡っていくのでしょうね。秋に日本本土から南西諸島・台湾まで渡ることもあるそうです。
アカモズ
火山灰砂礫地
遠くからメボソムシクイ、ビンズイ、ルリビタキのさえずりが聞こえてきます。
ビンズイ
天気にも鳥にも恵まれた一日でした!
[確認した鳥]
カワウ、キジ、アオサギ、キジバト、オオタカ、ノスリ、トビ、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、オオジシギ、コゲラ、アオゲラ、アカゲラ、ウグイス、センダイムシクイ、メボソムシクイ、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、キクイタダキ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒバリ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、オオルリ、コルリ、キビタキ、コサメビタキ、ノビタキ、ルリビタキ、アオジ、ホオアカ、ビンズイ、ノジコ、ホオジロ、クロツグミ、モズ、コムクドリ、ムクドリ、ツバメ、イワツバメ、アマツバメ、イカル、カワラヒワ、メジロ、ガビチョウ、ソウシチョウ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス