銚子の続きです。
■カモメの成鳥になるまでの年齢
ユリカモメなどの小型カモメは2 - 3年、 カモメなど中型カモメは3年、 大型カモメは4 - 5年で成鳥になります。
下記は大型カモメの「セグロカモメ」ですが、幼鳥、第1回~成鳥までを紹介します。
セグロカモメ/Vega Gull(幼鳥)
初列翼先端の色は「黒色」、雨覆(肩羽)は鱗状。 幼鳥の嘴は黒色。
大きさは成鳥と変わりませんが・・・
セグロカモメ/Vega Gull(幼鳥)
セグロカモメ/Vega Gull(幼鳥→第1回冬羽)
①雨覆(肩羽)はイカリ状へ ②上面も白っぽくなり、③嘴は黒色とピンク色になる。
※写真の手前(右)はオオセグロカモメ(第1回冬羽)ですが、上記の変化点の差異をご確認ください。
セグロカモメ/Vega Gull(第2回冬羽)
雨覆(肩羽)は成鳥と同じ青灰色が見られる。
セグロカモメ/Vega Gull(第3回冬羽)
成鳥と同じ青灰色だが、雨覆、三列風切、尾羽に褐色部が残る。
また、嘴の上下に黒色が残っている。
セグロカモメ/Vega Gull(成鳥)
大きさは60cm以上、足はピンク色、上面は青灰色、初列翼先端は黒色
嘴に黒色は無い。 (成鳥は黒色が混じりません。)
同じセグロカモメでもこれだけ変化していきます。
識別ポイントさえおさえておけば簡単ですよ!