日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<
百尺竿頭一歩を進む>&<
百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●(分野別問題)<29-3向け>模試でモれた問題を個別にお出ししています。
●漢検2熟語および広辞苑からなので為になると思います。
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<語選択問題(その9)>
1.敵をまちぶせして食い止めること。
2.恩にむくいて力をつくすこと。
3.非常に混雑すること。非常ににぎやかなこと。
4.すこし。ごくわずか。
5.きわめてさかんなこと。
<語群>
(こうおん、いんせい、ほうこう、りゅうたい、けんごう、とうねつ、ようやく、ようげき)
<語選択問題(その10)>
1.さすらうこと。さまようこと。
2.地面または水面が広々としているさま。
3.空がくもって暗いこと。
4.わがままで怠けること。
5.ゆったりとしているさま。ゆるやかに動くさま。
<語群>
(どんらん、ようよ、ばんきょう、ゆうよう、ほうらん、もうめい、ひょうとう、おうそう)
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=解答=
<語選択問題(その9)>
1.要扼:敵をまちぶせして食い止めること。*「要“搤”」でもOKかどうかは不詳(熟語見当たらず)
*デジタル大辞泉 要扼:敵を待ちうけて防ぎ止めること。「且其土 必ず―に拠り、攻守の形勢に便なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
2.報効:恩にむくいて力をつくすこと。 *「効」が書けるかどうか・・・
*デジタル大辞泉 報効:功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、 一日の―をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉
cf.:報公:真剣に公事につとめること。(他のホウコウ):奉公、奉行(ホウコウ・ぶぎょう)
3.閙熱(トウネツ):非常に混雑すること。非常ににぎやかなこと。
(漢検2)下つき:喧鬧(ケントウ)・熱鬧(ネットウ)
熱閙(ネットウ):広辞苑:人のこみあって騒がしいこと。
*大字源:ドウネツ・・・こみあって騒がしい。にぎやか。繁盛。
4.涓毫:すこし。ごくわずか。 (漢検2)「③わずか。すこし。「涓毫(ケンゴウ)」」
5.殷盛(インセイ):きわめてさかんなこと
<語選択問題(その10)>
1.漂蕩:①水にただよい動くこと ②さすらうこと。さまようこと。
2.万頃(バンケイ・バンキョウ):地面または水面が広々としているさま。
*漢検2もアリ:「バンキョウ」とも読む。「頃」は中国の面積の単位で・・・略。
3.濛溟(モウメイ):空がくもって暗いこと。溟濛。
*「溟濛」は漢検2にもアリ
4. (漢検2)放懶(ホウラン):(大字源:わがままで怠けること。放堕。)
5.容与;①ゆったりとのんびりしているさま ②ゆとりがあり、自由なさま
*デジタル大辞泉 容与:ゆったりとしているさま。ゆるやかに動くさま。「絳節(コウセツ)羽憧(ウドウ)その間に―たり」〈山中人饒舌・下〉 *絳節:(大字源)天子の使者の持つ赤色の旗。*羽憧(ウドウ):見当たらないが、文意からして「羽“幢”」の誤植ではないだろうか。しかも“ウトウ”と読むできではないだろうか・・・。「羽節(:天子から授かる使者のしるし)」という熟語はあるし・・・「羽“幢”」で、羽のついた幢(はた)という意味ではないか?
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