【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

脂肪腫摘出手術・施行記

2008年11月11日 | 徒然日記
先日、3年前より出来ていた頚椎(首後ろ)にあった脂肪腫がエコーにより若干大きくなっている事を知り、昨日、京都第二日赤病院に入院し、人生初めてとなる手術を行った。

午後3時、手術室に呼び出される。どうしても全身麻酔が嫌だった俺は、今回は局部麻酔という事で、術中意識のあるままに首の脂肪腫を取ってもらう事となった。

手術台に俯けになり、青い布をすっぽりかぶせられ、血圧と心電図を取り付けられる。『オペ開始!』という若い女性主治医の一言にて、手術が開始された。

まず、とても痛い麻酔注射を数本首の瘤のところに打たれた。しかしこれはかなり痛かった。

そうこうしているうちに、首の後ろの感覚がないまま、メスが入ったようである。2人のドクターの声が聞こえてくる。

『これかなぁ?』
『癒着していてなかなか取れないなぁ・・・』
『ここがボトムでしょうかね?』

若い女性ドクターが先輩中年ドクターに聞きながら切っている。

『清水さん、大丈夫ですか?痛かったら言ってくださいね』

『痛いです』と俯けのオレ。

『じゃあもう少し麻酔を打ちましょう』

ハサミの音。ガリガリ引き剥がされている音。5分おきに膨らむ腕に巻いてある血圧計。心電図の音。たまにジーっとか電気で焼く音。

『左の方は取れましたね。右のほうがなかなか取れないですね。もう少し切開しましょう』

『すぐメスとハサミが切れなくなるなぁ・・・』とドクター。

『・・・・。』俯けのオレ。

手術は最終的に1時間半かかった。しかし痛いもんは痛い!!!

取り出した腫瘍を見せてほしかったが、病理にまわしたとのことで見せてもらえなかった。


手術はもう二度とごめんだ!!!!