【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

イスタンブール&イタリア放浪2015 『 歴史ある街々をてくてくと~うんめぃの旅 』

2015年01月10日 | 旅三昧!釣り三昧!
2015年正月明けよりイスタンブールからイタリアへの旅に出た。

イスタンブールでは想像以上に厳しい寒さを経験し、また滞在中に起こった自爆テロから100メートルほどのレストランで何も知らずに晩飯を食っていたりした。

イタリアではフィレンツェより地金チェーンの街であるAREZZO、そしてミラノと廻ってきた。

今回も撮影した画像をベースにココにメモを残しておこうと思う。



深夜関西空港発のトルコ航空がイスタンブールに降りたったのは、まだ夜が明けきらぬ朝5時半であった。空港よりタクシーに乗り、TAYLANに予約してもらっていたホテルに向かった。



ホテルはイスタンブール旧市街中心部にあり、部屋の窓からブルーモスクとアヤソフィアがすぐ前に見て取れた。



アヤソフィアのすぐ近くに面白い標識を見つけた。バビロンまでは何マイル?

イスタンブールに来たからにはラムのシシケバブを食べなければと入ったレストランで頼んだら、ピタと呼ばれるトルコのパンも一緒に出てきた。ちょうどナンを薄くしたような風合いである。とても美味い!シシケバブももちろん美味かった!





翌朝、雪舞う街をガラタ塔まで歩いた。途中渡るガラタ橋手前の岸壁の船でサバサンドを購入。6トルコリラ。4年振りだが変わらぬ美味さである。



こんな寒いのにガラタ橋の上では釣り人が鈴なりであった。以前はみんなアジを釣っていたのだが、この日はみんなイシモチのような20センチほどの魚を釣り上げていた。



折角なので、トプカピ宮殿に入ろうと伺うも休日。それではとアヤソフィアに入場した。

そもそもこのモスクはずっと昔、キリスト教のために建造された大聖堂がイスラム教に改宗されたものである。それ故、建物の中の壁画にはキリストの名残りがあるのだ。





アヤソフィアは西暦537年の東ローマ帝国の時代に造られたビサンティン建築の最高傑作であり、その後、オスマントルコ帝国の頃にイスラム教のモスクとなったとの事である。

ブルーモスクに雪が舞っている。

http://youtu.be/r0l3UVH1Ev4

トルコのこのEFESビールがとにかく美味いのだ!



トルコ料理ではこのグラタンも本当に美味かった。



雪によりイスタンブールからローマへのフライトが遅延した為、その日の仕事の一部を翌日に回さざる得なくなった。



フィレンツェの夜、パリからやってきたTOSHIと合流し、ロレンツォとイラリアに待望のフィオレンティーヌステーキを食べに連れて行ってもらった。



こいつがデカイ!デカいがうんめぃ!うんめぃ!

そしてかなりレアなのである。なんだか少しだけ肉食獣になった気分である。



サンタマリアノヴェラ教会の横を抜けて~





フィレンツェから各駅停車に乗って1時間の旅… AREZZOへ。そしてミラノへ。



思えば半年振りのミラノだった。

ミラノで1人でも気後れせずに行けるお気に入りのリストランテが2つある。



ボンゴレビアンコが美味かった。うんめぃ!



ポモドーロイバジルを辛くしてもらった。うんめぃ!

イタリアは其々の野菜が自信を持って主張しておりサラダが本当に美味いのだ!



ミラノにて長い付き合いとなるアンドレアがジギングに精通しており、次回は週末を重ねてミラノ入りし、彼が所有するクルーザーで釣りをしようと提案してくれた。

地中海ジギングである~!

なんだが俄然ヤル気になってきた!


帰路のフライトまでの時間、ミラノ市街をてくてくと歩いてきた。そして今、もう一度帰る前にドゥオモの中に入り、長椅子に腰掛け、カラダの灰汁を全て抜きつつ2015年を最高の1年とすべく気合をいれた。


なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり


TACK

10/1/2015
於: ミラノドゥオモ