【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2015SW 『 サバ食い男の独り言 』

2015年09月22日 | 旅三昧!釣り三昧!


シルバーウィークを利用してMATSUMOTO兄とシンジ兄とで雑魚釣り合宿に行ってきた

今日はサバが如何に美味いかと云う事をココに独りごちてみる

そもそもサバには僕の知る限りは2種類あり、一つは真サバ、もう一つはゴマサバと呼ばれるものである

この2種類は見た目の違いは身体の模様だけであとは取り立てた違いは見当たらないのだが、不思議な事に真サバは冬が美味く、ゴマサバは夏が美味い魚なのである

傷みやすいサバはシメサバ、塩焼、味噌漬けという食べ方が一般的だが、僕の場合は新鮮が故に原則焼いたり、漬けたりという選択肢はない

先ずは刺身で食べてしまう

そして脂ののった新鮮なサバの刺身は侮るなかれ、そこらの知名度のある魚より断然美味かったりするのだ

サバの刺身を薄くスライスしたニンニクと箸でつまみ醤油に軽く付けて食すと本当に美味い

サバの脂がサッと醤油の小皿に広がったりするのだ

まあこうやってサバを生で食べれる事こそが釣り師の特権と云えるかもしれない

釣ったサバは、船上で暴れるカラダを押さえつつ即座に首をガチッと折ってしまうのである

そして海水を汲んだバケツにドボンと付けておくとそれが血抜き作業となるのだ

しばらくして活き締め血抜きが終わったサバは海水と氷の入ったクーラーボックスに移し保管する

その後、僕の場合、帰港したら直ぐに3枚おろしハラスの部分を腹骨ごと切り取ってしまうのである

生食のサバら青物は寄生虫が怖いというのは周知の事実である

そもそもサバを筆頭に、青魚に寄生するアニサキスは生きている間は内臓に生息しており、死ぬと身に移ると言われているのだが、釣って直ぐ活き締め血抜きしたサバを早々に3枚におろしハラスを取ってしまうので安心なのである

さてと話が長くなったが、そんなサバを楽しむ最も美味い食べ方とはどうであろうか?

僕は大きな声で『それはサバしゃぶ!』と断言したい

脂ののったサバを半分白くなるくらいにしゃぶしゃぶしてポン酢大根おろしネギ七味で食べる

最高なのである!


今回の雑魚釣り合宿では、アカヤガラとイトヨリのしゃぶしゃぶ







豚とサバのしゃぶしゃぶ





シイラのフライ

これらを晩飯にした

白浜沖17キロにある波浪ブイにてキメジを釣ってやろうとか、みなべ沖の浅場にてオオモンハタを釣ってやろうとか色々考えていたのだが、よく考えたら我々は雑魚釣り隊なのであり、やはり一般的に外道と呼ばれる魚を釣り上げるほうが本道なのであった

なかなか釣果が出ずにいるときにふと我に返って原点に戻したら、レンコダイやゴマサバがガツガツ釣れ始めた最終日の午後であった








などという事を帰路の大渋滞の中、マツモト兄の車の助手席にいて暇なので乱暴ながらも記しておく


我らが雑魚釣り隊万歳!