【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2022師走 『 終わり良ければ全て良し〜の巻 』

2022年12月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
たぶん今年最後となる雑魚釣り釣行にきた。

本来は参加予定であったシミズ君が体調不良によりマツモト兄との2人釣行となった。

土曜日が気圧の谷間で日曜日は釣りに出れないであろう予報にて、土曜日に照準を絞り沖に出た。




朝の干潮が8時、この少し前に出港しこの日は椿沖水深130メートル界隈の瀬を目指した。

海は穏やかなのだが、穏やかすぎてジグがスカスカな感じ。

最初のうちは全く魚からの反応がない時間だったが、しばらくしてブリワラサの群れが船の下を通った。

マツモト兄が「ヒット!」と叫ぶと同時に僕のジグもフォールが止まり海面のラインが止まる。

急いで合わせるとドン!とロッドが弧を描いた。

青物らしい強い引きだがドラグが出るほどでもない。しかし途中から突然引きが強くなりドラグが出始めた。

重い… コレはブリだ!

そう思い慎重に格闘する。

そして水深130メートルより上がってきたのはワラサのダブロンであった。途中からもう1匹が食いついたのである。




コレは引くはずである。

その後、中層でゴマサバの群れに出会ったり、マツモト兄は毎度変わらずレンコダイを釣り上げていた。

途中、マツモト兄が深場用タックルを持ち込んでいたので折角なのでと水深220メートルまで船を進めるとマツモト兄は小さいながらもクロムツを狙い通りに釣り上げた。

雑魚釣り新魚種である。やはりこの海にもアカムツ、クロムツらがいるようである。

船の上でのカップラーメンが美味い季節となった。

午後2時頃からなんだか海の表情が変わってくる。海面にカジキの背鰭が見えた。

僕とマツモト兄は持参したライトキャスティングのタックルにルアーをセットした。

その後、船を操り潮目を目指す。マツモト兄に潮目の向こうにキャストしてと話すと早速… ガツン!

上がってきたのは狙いのサワラではなくマヒマヒであったが、やはりキャストに魚がヒットするのは最高に楽しい。僕のシンキングペンシルにもマヒマヒがヒットだ!

しばらくしてジギングタックルに持ち替えた僕に新たなアタリがやってきた。




上がってきたのは良型のマトウダイだ。最高の晩飯食材だ!

そしてその後、この日最大の魚がジグを回収中にやってきた。

ものすごい引きであった。マツモト兄にタモを頼み慎重に格闘する。

海面に魚が見えてきた。

「マグロだ!」

ヨコワと言うにはデカすぎるクロマグロである。

魚を時計回りに回転させながら少しずつ海面へ引き上げてタモに滑り込ませた。

やった!





この海ではクロマグロ記録である。

最後にサワラにスパンとジグを切られて栄光のスピンドルナロー250gは殉職してしまったが、充分すぎるこれまでの活躍であった。また買おうと思う。

暗くなるギリギリに帰港して魚の内蔵処理。この夜はマトウダイの薄造りを肝醤油で、そしてサバしゃぶを用意した。






マトウダイは卵を持っていたのでそれを湯掻いで醤油かけて食べたら最高に美味かった!

帰港した桟橋でマツモト兄が深海用タックルを船縁から海に落としてしまうハプニングが発生し、暗くて見えないので翌朝干潮の時間に桟橋に行くと3メートルほどの海底にタックルを発見!

ロープに竿立ての金具を縛って海底へUFOキャッチャーの要領である。

そして大切な深海用タックルを回収する事が出来た。良かったよかった!

日曜日は海況が悪いので朝から帰路に。

親しくしている豊中のKさんにワラサを持参すると、僕が欲しかった卓上七輪をプレゼントしてくれた。

嬉しい!

自宅への帰りにホームセンターへ立ち寄り、備長炭とトングと火消し箱を求めて、この夜自宅で早速使ってみたらとても良い感じ。コレはなかなか良い呑兵衛の為のキットである。

早速、雑魚釣り基地へ持ち込む事が決定となった。

終わり良ければ全て良し!


2022年雑魚釣り万歳!


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