TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

「現代青年の心理学」他

2009-03-31 19:39:55 | 食育

6時半も過ぎると仕事はしんどくなってくるので、ちょっと休憩だ!!


 


昨日、10代の心理について研究のため、4冊の本を読んだ。もちろん細かくは読めないし、1冊は以前にも読んだもの。どれもほぼ、語られている幹の部分は同じだ。


 


●現代青年の心理学(岡田 努 著)


●母親が知らない娘の本音がわかる本(魚住絹代 著)


●10代のぜんぶ(中村恭子、原田曜平 著、博報堂生活総合研究所編)


●ハイロウズの掟(室井克英 著)


 


カテゴリー「食育」のところで、この文を書いているのだが、数週間前に読んだ「普通の家族がいちばん恐い」とも通じるところがあるので、食育カテゴリーにしてしまった。


 


★昔に比べて、とてつもなく膨大になった接触情報量


★核家族化や少子化によって減った子供時代にふれあう家族や友達の数


★また、核家族化や子供を産み育てることの意味の変化によって変わった母親の価値観


 


などなどの影響により、親の態度・価値観も、子供の態度・発達・価値観も大きく変化したという話。


 


食習慣の変化、食生活や、行事に対して母親が取る態度が、「普通の家族が~」で延々と書かれていたが・・・


■言葉では「伝統は守らないといけない。伝統行事も子供に経験させたい」みたいなことを言いつつ、実際には、ぜんぜん何もしていないという事実。


この話は、私にとっても耳が痛い。私だって聞かれたら「守らないといけない」とこたえるだろうが、実際、おせち料理なんて作りたくないし、好きなクワイさえあればいいというタイプなので・・・。


 


「考え方と行動の不一致」という問題をどう理解するかだ。「理想と現実」と置き換えてもいいかもしれない。


だって、「勉強は一生懸命すべきだ」とは思うけど、実際には「手抜きしてしまう」のが人間だから。そう考えると、「考えと行動の不一致」をとりたてて取り上げたこと自体が無意味なのかもしれない。人間はそういうものだから。


 


10代の方であるが、


■今の10代はだいたい3つのグループに分かれれる


 ?群れ志向群


 ?関係回避群


 ?個別関係群


?は友達が多いが関係が浅くお互いに傷付け合わないように気づかいながら群れている


?は極端に他人との付き合いが苦手(悪くすると引きこもり?)


?は昔ながらタイプというか、親友とは深く踏み込んで付き合うようなタイプ


なのだそうです。


 


で、とくに?を中心として、今の10代は、「人との関係を円滑に、快適に保つ」ために、その場しのぎで上手に会話しちゃうのが得意なのだそうです。ソツなく対応するけど、それが本心とは限らないってこと。ま、でも、年をとった人でもそういう人は結構いるね。


親との関係でも、同じことで、親と対峙すると親に喜んでもらおうとする。で、それが溜まって負担(ストレス)になって壊れちゃう場合もある。


 


私自身は?のタイプなので、?の人は信用できないと感じてしまう。「あの人はその場その場で上手に喋るけど、言ってることが一貫してないから信用できないわ」とよく言ってるもんね。


 


?と?のタイプが増えているということを、それらの本は言っているけど、本当にそうなのかな?


例えば、20年前に同じような調査をしていて、そてと比較しているわけではないので。


20年前も?や?の方が楽と思っていた人達がいて、でも、?が正しいみたいなムードが世の中を引っ張っていたから、?が多かったみたいな錯覚をするのかもしれない。


 


社会的に「よし」とされるものが一方向に向いていた時代と、価値観が多様化した現代。結局はその差がいろいろなところに現れてきているんだと思う。


 


「食育」というのは、心技体のうちの、まずは「体」をつくる基礎であるから、重要は重要。


「体」という側面から考えると、体育・食育の他に医学(医育)ももっと教育に取り入れるべきだと思う。


また、カラダとココロは深く結びついているので、「心育?」もいる。


そう考えると「食育」で教えるべきことが見えてくるような気がする。



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