「食客」の冒頭で、現在の料亭の総料理長ソングンが漁港へ行って、タラを一本釣りしてくれと漁師に頼むというストーリーがあります。
タラなんて網でも今の時期はかからないのに、一本釣りなんて無理だと言われても、ソングンは一本釣りにこだわります。
その日のお客さんに、故郷の季節の味を味わってほしいという思いからこだわったわけですが、このドラマには、何も高級食材でつくる宮廷料理だけが高級なのではなくて、お客様の心に響く料理を考えて最高の状態で提供して差し上げるのがご馳走という思想が流れているようです。
もう一つ、北朝鮮から来た食通の要人に、家庭料理をリクエストされて作るのですが、気に入ってもらえず、その原因を突き止めるというストーリーもありました。
結局原因は、使用した味噌が、外国人にも抵抗のないようにニオイを抑えたものになっていたのがお気に召さなかったという結論なんですが、これなんかも、ニオイを嫌う人に合わせて改良されたものが、必ずしも皆にとって嬉しいものではないということをしっかりと伝えてくれています。
私は、ニオイのしっかりした食材が好きなので、すごくうなづける部分です。
食育というのは、こうしたドラマをトレースしてもできるなあと思いました。
タラなんて網でも今の時期はかからないのに、一本釣りなんて無理だと言われても、ソングンは一本釣りにこだわります。
その日のお客さんに、故郷の季節の味を味わってほしいという思いからこだわったわけですが、このドラマには、何も高級食材でつくる宮廷料理だけが高級なのではなくて、お客様の心に響く料理を考えて最高の状態で提供して差し上げるのがご馳走という思想が流れているようです。
もう一つ、北朝鮮から来た食通の要人に、家庭料理をリクエストされて作るのですが、気に入ってもらえず、その原因を突き止めるというストーリーもありました。
結局原因は、使用した味噌が、外国人にも抵抗のないようにニオイを抑えたものになっていたのがお気に召さなかったという結論なんですが、これなんかも、ニオイを嫌う人に合わせて改良されたものが、必ずしも皆にとって嬉しいものではないということをしっかりと伝えてくれています。
私は、ニオイのしっかりした食材が好きなので、すごくうなづける部分です。
食育というのは、こうしたドラマをトレースしてもできるなあと思いました。
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